猫好き司会者日記


16歳の息子、公園猫ロコとの日々の暮らしを綴っています。

恐怖体験。

2006-09-28 23:55:18 | Weblog
事務所の近くの細い路地。

ごくたまに車で通る事がある。車一台がやっと通るほどの道で
そこは一方通行だと思っていた。

そんな中。

その路地を入っていったら、向こう側から車が入ってきた。

車はスピードを落とさない。

「え?え?」と、思っていると、私の車の鼻先ぎりぎりで止まった。

私が「ここ一方通行じゃなかったですかねー」と車から顔を出して
声をかけると、運転席の人の顔が恐ろしい形相になった。

ヤバイ・・・。にっこり笑って言ったつもりなんだけど、相手は
どうやら普通の人ではなかったらしい・・・。

車を降りろというので、とりあえず他の車の邪魔にならないところに
車を移動させようと、ハザードをつけて車を動かしたら、

「ぐぉらぁぁぁあ逃げるのかぁぁぁ!!」とすんごい勢いで車から
降りてこちらに向かってきた。

ヤバイ・・・

外に出たらきっと胸ぐら摑まれると思い、窓を開けて最大限の笑顔で

「ごめんなさいっ。私の勘違いだったかもですね」と言った。

その男性は車の中に真っ黒のドーベルマンを乗せていた。

恐ろしい巻き舌で「一方通行だと~~ふざけるな」という内容を
全て巻き舌で怒鳴り続けている。大音量。

道行く人は振り返り、お店の中にいた人たちは外に出てきた。

でも、怒鳴られている間、私は意外と冷静だった。それよりご近所の人を
お騒がせしてる事がとても嫌だった。

その興奮している男性をじっとみていると、その人は唇がプルプル震えていて
相当平常心を失っているなーと思った。


すると、最後に「ふざけやがって、警察呼ぶぞ」と言った。

「え?え?警察呼んでいいの~~~??」一筋の光!

「あ、もしそれで気持ちが治まるんでしたら、警察お呼びしますけど・・」
と言って、携帯に手をかけた。

すると、「そんな暇はない」と言ってブツブツ言いながら去って行った。

そのあと、事務所に戻ってから、急に震えがきた。

「こーわーすーぎーるーーーーーーー(涙)」

その後事務所に来たS嬢に泣きついた。

もういや。こわすぎ。


でもそこが一方通行だったかどうかは今度確認しなきゃなのだ。