猫好き司会者日記


16歳の息子、公園猫ロコとの日々の暮らしを綴っています。

インタビューに応えるということ。

2011-11-09 03:59:58 | Weblog
披露宴の出席者に突然マイクを向けて、言葉をもらうという
いわゆる「突撃インタビュー」というのがありますが

私は「本当の突撃」にしてしまうのはお薦めしていません。

サプライズは楽しいですが、当てられた方はタイヘンです。

「普段からめちゃくちゃ面白いヤツだから大丈夫間違いない」と
思っていても

100人ぐらいの人前で、ほとんど知らない人の前で、
披露宴という場で「笑いをとる」のは大変な事です。

スベった時の心の傷は「普段おもしろい」と言われている方の方が
深いと思われます。

うまいフォローができなかったとしたら司会者としてもかなり
落ち込みます(^^;)

意外とノーマークだった伯父様なんかが大爆笑をとったりすると
さらに肩身が狭くなると想像します。

そんなわけで当日、1時間ほど前に声掛けをします。

それでも充分なサプライズだと思います。

すると、

その間にヒジョーにナイスなコメントを用意してくれます。

事前にお声掛けに行ったときに、司会者としてもその方のキャラとか
どの程度突っ込んでも大丈夫そうとか、手ごたえを知ることができるので

初対面とは思えない楽しいやり取りができたりします。

「いきなり行って困っている姿を見てみたい」なんていう新郎も時々
いらっしゃいますが、会場のみんながそれを見ていて楽しいかどうか、

「一生に一度の披露宴」というプレッシャーで、なんとなく無難な
パンチのないやりとりで終わってしまうより

ドンと笑いをとって気持ちよく帰途について頂けるよう、司会者としても
最大限の引き出しを開けまくり、みんなが「あー、おもしろかった」と思える
インタビューシーンを作りたいと思うのです。