前佐賀県議会議員 井上ゆうすけのブログ

こんにちわ!日本共産党の前佐賀県議会議員の井上ゆうすけです。 日常の活動などをみなさんにお知らせしていきます。

飛べないヘリ

2014-08-06 09:04:41 | 日記
今日はヒロシマに原爆が投下され69年目の日です。
この1年間で新たな原爆死亡者は5507人の方が亡くなられ、合計で29万2325人になりました。

1日も早く「人道的影響」のある核兵器を世界からなくさなければなりません。



昨日は、佐賀市のメイトプラザで「オスプレイの佐賀空港配備を考える」学習会に参加しました。

このオスプレイの配備をどのように見ればいいのか?わかりやすくお話しされました。
講師は、日本平和委員会理事の小泉親司さん。

オスプレイ配備は、安倍内閣の集団的自衛権行使容認など暴走政治の一環であり「佐賀空港を米軍の出撃拠点」とするものと指摘しました。

オスプレイに反対する理由として5つをあげ、日米安保条約の害悪を広げる危険をはらんでいることを訴えられました。

様々な約束が決められた日米合意の違反も当たり前のように行われています。

その中で「学校や病院を含む人口密集地の上は飛ばない」と約束したにもかかわらず調査では517件中315件(60%)も違反が行われています。
この違反に対して、日本政府もアメリカに何も文句を言いません。

本当にアメリカいいなりです。

もし、配備が進み「原発の上は飛ばない」と約束されても守られる保障はどこにもありません。

オスプレイは、日本の航空法で定められているオートローテーション機能が整備されていません。

日本の法律に反したオスプレイを日本の自衛隊が1700億円を使い購入しても今のままでは飛ぶことすらできないのが現状です。

また「沖縄の負担軽減」と言われますが、オスプレイの訓練するためのヘリパッドは沖縄に整備されており訓練は沖縄で行われています。
オスプレイの佐賀空港配備は、日本全土に米軍の訓練が拡大されるものです。


領土問題の解決や平和は軍事力の強化で前進することはありません。

安倍首相は、中国や韓国とまず話し合いの場を持つことが大切ではないでしょうか。