昨日は、地元の肥前町をはじめ玄海町、唐津市内と災害現場を調査し、住民からの聞き取り、県や市へ災害状況を伝え早急な対応を求めました。
●はじめに、肥前市民センターで災害状況を聞き、各現場へ向かいました。肥前町星賀や長崎県鷹島の住民の生活道路となっている星賀港線で地盤が沈下し、現在も動きがある状態です。県は、全面通行止めし住民は迂回ルート(約3〜4㌔)を使用しての生活を強いられ、早期復旧が強く望まれます。
●肥前町の京泊では、自宅横の倉庫と車二台が巻き込まれる土砂崩れが発生。家の方は「今回で3回目の土砂崩れ。何年も前から市には土砂災害の予防をいっているけど『災害がないと動けない』と繰り返し言われている」と話します。「土砂崩れの際には倉庫で作業していて間一髪だった。今回は災害があったから動いてくれるかな」呟きながら訴えられました。その場で、土木事務所に連絡、後に市の災害連絡情報室にも電話し早急な対応を求めました。
●玄海町では、国道204号(浜野浦棚田付近)で土砂崩れがあり片側交互通行になっていましたが、現場作業員の方の話では土砂の撤去が終わり次第通常の通行になるようです。
●有浦川の流れる、玄海町有浦地区では、床上浸水や床下浸水などの被害が報告されています。早速現地に入ると、玄海原発の作業員宿舎が浸水(床上20センチ)し、となりにあるみどり児童館も床上5センチほど浸水があり、対応が始まっていました。近くに住む方は「有浦小の時から、あの場所(運動場で現在は宿舎が建設)は遊水池として活用されていた。その場所に町にも相談せず、嵩上げもなしに建設したのが間違いだった」と繰り返し指摘してこられ「ここに来てくれた議員はゆうすけくん、あんただけばい。町長も全然動いてくれん」と話します。
●災害の現場を回っていると、「八幡町で土砂崩れがあっている。なんとかしてほしい」と携帯がなりました。
その方は県議選の際に訪問した方のお宅でした。こちらも市の連絡室に電話をし、夕方には「崩落した2箇所を市で対応します」と担当課から返事がありました。
●上場地域では「稲刈りをしないといけないけど長雨で稲刈りもできん。稲が倒れてしまって困っている」と数多く声が寄せられました。
みなさんの周りでも、大雨による災害やお困りごとがあればお気軽にお寄せください。議員団が連携して対応します。