光と風の世界3

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大盛り上がり岡山スチューデント・ジャズ・コンサート

2011-04-19 | BFJO2011

感想をうまく書けない気がする岡山ルネスホールでのワンビル・スチューデント・ジャズ・コンサート 2011.4.09のメモです。

いろんな感動がありました。

まず、最初のバンドは山陽女子中学高等学校

トロンボーンのソロをたくさんやった人はとても音がきれい、メリハリもあってリズムも良くて、最高でした。ブラスの音の響き、トロンボーンの響きの良さを久しぶりに楽しめたのです。

他にもTpの高一の子も、ロングソロをしっかりこなして、こちらもいい音でした。

Soul Bossa Novaのホーンのノリは特にTbは圧巻の出来でした。音の飾りも良かった。

BFJO吉村組のメンバーもこのソロなどにはかなりの刺激になったようでした。

全体のバランスも凄く良くて、まあ聞き惚れてしまいます。ジブリの曲でオーボエのソロがありましたが、それも素晴らしかった。

そのようにいい演奏の出来るクラブ顧問の川野先生はすごく人当たりが良くて、おしゃべり上手でした。

二つ目は、岡山一宮高校、おしゃべりプラスダンディさではまけてない八木先生

ここのMCやったクラ担当の女の子の声は可愛かったですね。愛嬌のある、女優さんでこんな声がいたなあなんて考えてたんですが、思い出せませんでした。あの声だけで商売できそうなんて、そんな感じがするくらいでした。緊張で少し心拍数上がってたみたいですが、初々しくて良かったと言っておきます。

演奏曲は、どれもこれも、素晴らしくて何をどう褒めたらいいのか、一度、その一宮高校の演奏を聞いてごらんなさい、とお勧めするばかりです。先生の話によると新3年生は10人ほどで25人くらいは新2年生、つい先月までは1年生だったそうで、その子達があんな演奏が出来るんだなあと、驚かされました。個々の音の美しさは特筆ものです。クラのアンサンブルでの響きも吹奏楽ならではの醍醐味でした。低音系も締まりが良く、心地良い余韻に浸れました。

最後のビルボードマーチでの低音とリズムパートの歯切れの良さにメロディーが重層的につながっての演奏は最高に盛り上がりました。拍手も長く続きました。

そして、3番目に高砂高校ジャズバンド部Big Friendly Jazz Orchestraが演奏し、前の2バンドが約30分づつだったところを、倍近い時間かけて2倍の曲数をやりました・・・

人数は半分以下なのに、音量はでかかったです。ルネスホールのキャパを少しオーバーするような音量でした。耳の中でビビりが生じてました。でも、元気なのは良し。(笑)

素晴らしい吹奏楽の後で、音質的にはちょっと・・・というのがありましたが、聴いてるうちにそんなことも忘れて、精度の高いソロなどに没頭して聴いていました。共演者のレベルが高いから集中できたのか、ホールの響きが良くて集中できたのか、控室とホールの距離が近い臨場感がなせる技なのか、なぜか吉村組の集中度は最高でいい演奏が続きました。

ジュニアバンドも、レギュラーに負けない演奏でした。

TsのT君のソロも板についてきました。マイクの使い方は毎回彼が一番うまくて、テナーの響きを客席にしっかり届けることが出来ていました。ソロマイクは近づくに限るです。

ハーマンミュートのTpはもっと近づいた方がいいバランスになるはず。

サックスがその場で立って演奏する時ってのは、見た目だけでなく音の聞かせどころなはずだから、そこは頑張って少し音量を上げる配慮をすると、なお良くなるでしょう。

ルネスホールの観客は拍手が豊かで、長く拍手してくれる感じです。また良かったというところでは、歓声や指笛でさらに景気づけをしてくれますから、演奏者としても気持ち良く演奏を出来るのでしょうね。

いい演奏が出来る条件は、ホールの物理的な音響特性も重要でしょうけれど、それ以上に聴衆の反応の良さが鍵でしょう。

そして、気持ちが盛り上がった後の余韻は、恒例となった感があるホール外でのお見送り演奏で、一気に放たれました。今回はSANYO GIRLSの生徒さんが大盛り上がりに一役買ってくれたようです。そのさよなら演奏を下に紹介しておきます。

途中で、市電も警笛で演奏に参加したかのよう・・・

道を走る車も徐行して演奏を聴いていたようです。

踊りをリードしたおばさんはもうこのコンサートの常連さんですね。(笑)

すごく盛り上げて頂きました。

次は秋口の9月3日(土)に、吉村組の引退コンサートが、このルネスホールで行われる予定だそうです。

土曜は行けないわぁ、って声が聞こえるような気がするけど・・・すみません。

もう決まってるようです。

岡山の方はもちろん、それ以外の方も、素晴らしい演奏が繰り広げられるこのルネスホールで、またお会いしましょう。

コンサートの写真は、少し前の記事に載せてるので、初めての方は探してみてください。


岡山ルネス:ワンビル・スチューデント・ジャズコンサートのレポ

2011-04-10 | BFJO2011

2011.4.09(sat)  岡山後楽園は桜満開

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岡山のルネスホールにて高砂高校ジャズバンド部が出演

これで、新井組のデビューコンサートから数えて9回目?

(そのデビュー戦では新井組は二日連続でのステージでしたから、BFJOのルネスホール演奏としては10ステージ目、ややこしいです(笑))

そのルネスホールでの演奏、吉村組はどうであったでしょう。

聞かれた方の感想をぜひコメントにどうぞ。

同時に出演された2校の演奏も素晴らしかった。特に音色は素敵ですね。個々の音色に加えて低音までの重厚感あふれるハーモニーがルネスホールを包んで、心地良かったです。

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最初はSANYO GIRLSがバンド名?の山陽女子中学校高校学校吹奏楽部

倉敷の芸文館で松田組の4月のやはり桜満開時に共演したようです。

入学したての初々しい中一生なども含めたメンバーだそうでしたが、なかなかのハーモニーに加えてところどころのソロなかでもTpやTbのソロは光ってましたね。あと、サックスのソロも味のある音を出してました。高砂にスカウトしたい(笑)

演奏曲は

1. LOVE(Bert Kaempfert & Milt Gabler)/編曲 黒川さやか

2. MOON RIVER(H.Mancini)/編曲 櫛田てつ之扶

3. Soul Bossanova(Quincy Jones)/編曲 明光院正人

4. アニジャズ・ジブリ(久石譲)/編曲 川野聖

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決めポーズも見事。テンキュー

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それから、2番手はルネスで何度も共演してる岡山一宮高等学校吹奏楽部

ここの演奏はいつも楽しみ。

今回は懐かしいAmerican Graffiti Seriesの#16, #18などもあって、非常に楽しい選曲とそれを活かした演奏でした。新3年生がわずか10人、残りは2年で全部で35人ほどという編成しか組めないそうですが、そんなことを感じさせないしっかりした演奏で拍手も多かったです。

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演奏曲は

1. FANFARE AND HYMN OF CELEBRATION (祝典のファンファーレと讃歌)作曲P. Lavender

2. オールディーズ・メドレー

3. ガーシュイン・メドレー

4. 第三の男 編曲 真島俊夫

5. THE BILLBOAD MARCH 作曲J.N.KLOHR

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3番手に、高砂高等学校ジャズバンド部Big Friendly Jazz Orchestra登場

人数は少ないですが、音圧は一段と上がりましたので、ビデオのボリュームを絞る必要がありました。自分の耳のボリュームは絞れないので、耳の中が残響だらけ・・・

迫力あることはいいことです。ルネスホールでは過剰な音量だったかもしれませんが、広い会場でのパフォーマンスを考えれば、まだまだ先があるでしょう。P4094252e

1曲目から刺激的な曲が飛びだしました。2曲目も力の入る好演でした。

1. Well Git It

MC

2. Day By Day

MC

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3. Crunch Time

4. One More For The Count

MC

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ジュニアバンドで上の2曲

5. Good Morning to All

MC

6. Check Your Swing

7. Chattanooga Choo Choo

MC

Good Morning to All では桃の仮面を使った趣向を凝らしての盛り上げ作戦が大当たり

ちょうどその日が誕生日だった一宮校の生徒さんにも嬉しい記念日になったことでしょう。

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8. Blue Bossa

MC

9. Not yet Over The Hill

MC

10. Cousin Jeff

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アンコールの拍手がありまして

・1曲追加されたのは

Encore. Off The Hook

お見送り演奏でホールの外でSing Sing Singを演奏してまたひとしきり賑わいました。

BFJOの演奏は1週間前とは見違えるような、良く集中できてたような気がします。

東京や大阪からこのコンサートだけを目当てに来られた方も見かけましたが、満足されていたようです。

個人的には、前回も書きましたが、Blue Bossaはハイテンション過ぎるなぁと、音量を抑え目にして、ボサノバの軽いリズムでのグルーブを出す方向にして欲しいなと思ったのでした。

でも、その会場でのこの曲の受けはかなり良かったです。拍手が熱かった。ボサノバとかいう次元ではなくて、熱気が湧く演奏、フリージャズみたいな多田誠司さんのソロを聴いた時に体の芯から熱くなるような、そんな感じがこのBlue Bossa の演奏に感じましたが・・・

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続きはこちらのページに追加しました。

大盛り上がりのフィナーレ

岡山ルネス ワンビルスチューデント・ジャズ・コンサート

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ちょっと気になる Jr Band

2011-04-09 | BFJO2011

高砂高校ジャズバンド部 Big Friendly Jazz Orchestra 2011の吉村組は3年生中心です。

もうひとつのバンド、2年生中心のジュニアバンドもなかなかいい味を出しています。3年生も交じってるので助かってるところもありますが、リードパートやソロは必ず2年生以下が出ることにしてるようです。

先週の震災チャリティライブの際のジュニアバンドの演奏がこれ


4/2(土)高砂高校ジャズバンド部 チャリティコンサート

2011-04-03 | BFJO2011

◆高砂高校ジャズバンド部 チャリティーコンサート

   ~今、私たちにできること~

P4024089e 東北大震災への応援をしようと高砂高校生徒会による募金活動が企画され、会場や音響さんの協力を得て、ジャズバンド部によるチャリティーコンサートが開催されました。

    4月2日(土) 

  11:00-12:00 13:00-14:00


   グリーンプラザベフ

(イトヨなどのショッピングセンターの屋外広場・山陽電鉄別府駅下車 南へ徒歩5分)

音響担当はSVS:Stone Video & Soundの石塚さん

2時間にわたるコンサートの前後の時間も含めて、生徒会の皆さんにより募金の呼びかけがなされていました。

桜の花が2,3輪開き出した播州の晴れた空に、時折うす雲が陰りを作るような過ごし易い陽気の中で、ジャズバンド部の迫力ある演奏が披露されました。

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新曲でフリつきの演奏も登場しました。

久しぶりに秋山先輩も応援参加

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第2部の演奏曲

1. Well Git It
2. Not Yet Over The Hill
3. Crunch Time Jr Band (sound of video-cam)

4. One More For The Count Jr Band
5. Check Your Swing
6. Off The Hook
7. Blue Bossa Ts 秋山先輩
8. Good Morning To All Ts 秋山先輩
9. You Dig!
10. Day By Day

Encore
x1. Cousin Jeff

x2. Sing Sing Sing

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演奏の感想は、いろいろありますが・・・

レギュラーになって8か月目に入った吉村組

個人ごとにテクニック・音量・ソロの工夫など進歩が頼もしく力強いです。

一方でパート間のバランス、全体のバランス、スイングなどニュアンスへのこだわり、高砂伝統の中間の厚みなども期待したいところなのです。

下は新しくフリ付きで演奏された"Check Your Swing"の最後の"決め"ポーズ

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