6月12日(日)山形で行われた守屋純子さんの編曲・作曲作品のみを演奏プログラムとした貴重な演奏会が行われました。スノーモンスタージャズオーケストラの第6回演奏会
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場所は今山形の旬なホット・スポットのシベールアリーナです。
シベールというのは世間ではラスクの販売で極めて大きな実績をあげてるそうですが、私は知りませんでした。
シベールアリーナの独特なつくりは建築デザイン的に面白そうなアイデアが詰まってるようでした。色づかいもおしゃれです。
併設のレストランのイタリアンも人気のようですが、今回は時間なく涙を呑んでパス。
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開場15分頃に入ってみたところ、客席は7割がた埋ってるように見えました。客の出足好調。ステージ前に掘られたような客席に3列ありましたが、そこはガラガラ。皆さんはステージがよく見える上の方に座る傾向があるようです。
一瞬迷いましたが、ちょうど客席中央に2席の空間を見つけて入れてもらいました。
<左の写真は客席中央から>
コンサート中撮影禁止なので、人のいないステージを一枚
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第一部は守屋さんアレンジ曲が並びました。
I love you,
Cheek to cheek(vocal)
Lupin the third(vocal)
Wind farm,
All blues
wind farmは青森の風力発電の設備を見たことから曲想を得たそうですが、何か物悲し
いものを感じました。きっと寂しい季節に見られたのでしょうね。
最初は客席中央に二席開いていたので、そこに入れてもらったですけど、ベースが微妙に右から聞こえたのとサックスの広がり感が今一に感じたので、休憩の間に前から三列目に座ってみたところ、ステージから凄く落ち込んで見えた場所は通路が高かっただけで、ステージの関係としては普通の席と言うことが判明。<左の写真は前の席から>
最初に違和感を感じたのは、それ以外の席がステージより高いという急傾斜の構造のためだったようです。それで、2部は前の席で聴くことにしました。中央付近が開いていたのもラッキーでした。
第2部
すべて守屋作曲作品が並びました。そして演奏でも守屋さん自身がピアノを担当されました。
Highway
Mebius ss金剛一哉
Farewell ts小泉俊幸
This Is For Sammy
Over The Rainbow -Piano Solo-ショパン調で
A Thousand Craines
Groovin' Forward
アンコール曲Chick KoreaのSpain
どれもいい曲です。それぞれいいところ沢山でしたが、暗くてメモも大変だったので、もう少し忘れてますが、Fairwellのソロを決めてくれた小泉さんのテナーが情感たっぷりで、感動しました。もう少しで・・・ヤバかったです。
Groovin' Forwardのプチネタ これは先にタイトルが決まったそうですね。Big Bandやってると事故はいつも起きるんです(と断言調でした)でも、そんなときでも前向きに進もうっていう、人生もそうです。という意味を込めてつくられたそうです。
アンコールで演奏してくれたSpainは手拍子も多く大盛り上がりました。守屋さん
のピアノは激しく躍動感溢れてこの日の一番の感動を覚えました。このSpainは守
屋さんのCDのどれかに入っているのでしょうか?
演奏中の写真はあまり撮られてないようでしたが、このステージはシンプルで控
え目ながらも照明が心地良く、曲とも合っていたので、もっと記録記念写真を撮られるとよいなと思いました。
特にソロ演奏のシーンは客席前寄りで撮るのが、私的お勧めです。
前の席は音が大きいと最初は気乗りしていなかった連れの人も、帰り道では、前の席は音
が良かったとの感想で幸いでした。