山形県長井市にあるアヤメ園の花もいよいよ最後という時期に再び訪れました。
まあ、いろいろ理由があるんですが、楽しいこともいろいろあったけど、さすがに花の撮影という意味では、季節の終わりというのは構図を選ぶのが厳しかったですね。
花の撮影はシーズン初めが鉄則というのを実感。
シーズン初めの日記はこちらに:アヤメまつり
まあ、シーズン終わりの枯れた花をじっくり撮る路線もありですが、それには自分自身がもう少し枯れてないと、うまくないかもしれません。(^^;
そのアヤメ園ではシーズン最後のイベントが行われていて、見損なったのですが、山形舞妓さんがお二人招待されていて踊りを披露されていたようです。そのイベントが終わった後に通りかかって、記念写真撮影だけ便乗してきました。
なぜに山形に舞妓さんが・・・と思う方がいらっしゃるかもしれませんが、基本的に山形は京文化が浸透している地域なのです。戦国時代でも最上氏の名前は有名だと思いますが、庄内というのは船旅により京にとても近い場所だったようなのです。その辺の事情はあまり知らないので、これ以上書くとぼろが出そうですが・・・(笑)
遠くから海外から来たと言ったら、気前よく写真入りの名刺みたいなものをくれたひめ乃さん、可愛い人でした。舞いを見れなかったのが残念でした。(^^;
そのアヤメ園でお茶席が仕立ててありまして、おいしそうなお菓子に惹かれてお茶を戴いてきました。
生菓子は七夕にちなんで天の川を表したもののようです。この柔らかな形や線ときらきらの入り具合がなかなか素敵でした。最近大きな話題になったはやぶさの帰還の記憶にもつながる何とも言えぬ感慨を覚えました。
おいしかったので2杯目もお願いしてしましたが、新緑のもみじをあしらった茶碗でした。
あやめ園は流水式日本庭園もあり水の流れもまた味わいの一つでしょうね。