梅の花を昨日整理していて、東北でも有名な桜の名所、赤湯の烏帽子山の桜を思い出しました。
一目千本と言われるほど、狭い丘陵地の高低差を利用して植栽されているので、歩きに歩いてようやく千本見えたーというようなことはありません。いながらにして数多くの桜を見ることが出来るのが、この桜の山の特徴と言えるでしょう。
ここにいくと、可愛いさくらちゃんが迎えてくれるのです。~毎回楽しみ(^^)
今年は桜開花日当てクイズなどやるそうでして、何か当るそうですよ。
そこに過去15年の開花時期が出ていましたので、グラフにしてみました。
まずは
開花の花の量を縦軸にしたものをどうぞ、年によって見ごろはかなり変わることが分かります。
昨年は遅い方でしたので、連休に入って満開になったため、私もばっちり楽しむことが出来ました。
満開の最盛期は短くて1週間前後ですから、年によっては月曜日から見ごろになって金曜には散り始めるというような、平日サラリーマンには間に合わないほど忙しい東北の桜なのですが、そのため咲く時期にぴったり行けると、ものすごくたわわに咲きそろった桜を見ることが出来るのです。
今年は雪が多かったから、もしかすると遅いパターンで昨年同様4/30ごろに満開なのかもしれません。
上のグラフの頂点付近、つまり満開前後の見ごろがいつごろかを別の形でグラフ化してみました。人によっては咲き始めの蕾の膨らんだ時期がピンクの濃い桜が見れて好きな方もいるでしょうし、散り際のはらはらと舞う桜吹雪が好きな人もいるでしょうし、黄緑色の葉と花を同時に見れる葉桜が好みの方もいるでしょう。
ちなみに私はどれも好きです。(笑)
1年違うだけで1週間、あるいは最大10日もずれるので、去年のことはあてにならないようです。今年は今年の予想を調べながら花見の計画をするのが良さそうです。(笑)
それで、あることに気がついて下のグラフを作ってみました。
開花時期が遅いと、花の見ごろが短かくなる傾向がありそうです。
これは経験的にも言えることですし、全国的な地方別傾向でも言えることでしょう。
早く咲き出すとだらだら咲いて、見ごろは長いけれど、枝が目立つことになります。
玉なりに花がつく、小枝が見えなくなるような咲き方は、雪国の桜ならではの魅力で、いいものです。
上のグラフでは4/29に5分咲きを迎えたのが一番遅い記録ですが、その時には葉桜になるまで僅か5日という、刹那の桜だったようです。
一番上のグラフで確かめると、平成8年(1997)の記録でした。
さて、ことしはどうなりますやら・・・
もうしばらく、桜開花までの時間は、過去の写真を楽しむのも一興です。
2011-5-01 朝桜ー烏帽子山千本桜
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2010-4-30 烏帽子山千本桜
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2011-5-03 満開の桜と山岳展望イン米沢
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2011-5-15 米沢の桜2011その2
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2010-5-02 米沢桜満喫
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2008-4-30 陽光連休ー御衣黄の巻 (黄緑色の不思議な桜)