60代の男のつぶやき

60代の男の行きつ戻りつ日記。バツイチオヤジの日常を過ごしていますが、なんて事のない日常を丁寧に楽しみながらの日記です。

野村万作萬斎狂言公演@仙台

2013年01月25日 | 日記

狂言デビューで出かけてきました。

仕事を1時間だけ早引けして早めに駐車場に車を入れて

立ち食い蕎麦なのに機械打ちで茹で上げのお店でかけそばで

腹ごしらえしていきます。

街中の公演を見る時はたいがいこの店です。

1.5杯のかけそばです。340円で美味しいお蕎麦。

お腹の準備をしたら、一番町を散策して三越のフードコートで

お菓子の下見。

ギフトにお菓子を使いたいので、ずらりと並んだ老舗をハシゴです。

戴いたら嬉しいお菓子が沢山でした。

横丁も覗いて、ぶらついたら開場時間で会場に急ぎました。

会場についたらなんと人間国宝の万作さんが体調不良とのこと

狂言でも2幕と言うのでしょうか2席というのでしょうか2話?

「千鳥」が萬斎さんとほかの方、「六地蔵」が万作さんと他の方の予定が

両方を萬斎さんがダブルヘッダーでやりました。

万作さんはお風邪を召されたようで、声が出なくて狂言は声が出ないと無理とのこと

2話をこなした萬斎さんも大変でしたでしょう。

萬斎さんのファンが多いので不満はあまり無いでしょうが、

人間国宝の万作さんも観てみたかった感じもします。

ご覧のとおり3階席の一番後ろです。

舞台が小さいのですが人の動きがよく見えて良かったです。

親父が競馬で使っていた双眼鏡を持参したので、

役者の表情やら、着物の柄ゆきやら、裃の柄を愉しみました。

なんとタンポポの柄が表の裃で、裏が大きな蕪と大胆な柄

家紋づくしの袴やら双眼鏡が活躍しました。

「後見」と言う道具やお支度を黒子のような、手伝う係りの方の

黒紋付に袴のキリッとした姿に見とれて

是非にも真似たいものだと思いました。

演劇等のようなカーテンコールはないので、終わりが少し寂しい感じがしましたが

なんとも楽しい夕べでした。

やはり、和服のご婦人が多数お見受けしました。

さすがに男性はいらっしゃいませんでしが、

今回は仕事帰りで普段着でしたから、次回は着物で出かけたいものです。

コメント
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