私がごく偶に和服の相談するリサイクル呉服屋さんのSさん
お会いするた度に勉強になります。
着丈を伸ばす相談をしたあと、Sさんは包んでいったタトウ紙をたたみ
何気に風呂敷を4ツ折りにして斜めに2回たたみ縦にも両方から
最後は和装バッグのようにたたみ、引き出しにそのまま仕舞えそうです。
何気になさる身のこなしにうっとりです。
私の好きな、いせ辰の「鎌わぬ」の風呂敷でした。
これをサッサと畳んでお返し戴きました。
所作の美しい事にうっとりです。
前回はこの風呂敷でタトウ紙を包んでいただきましたが
私は少し小さくて無理くり4ツに結んで行きましたら、帰りには
SさんがA点とB点を結び輪を作り、その輪をC点をくぐらせD点を結ぶ
テクニックを見せてくれました。
少し小さい風呂敷で大物を包むテクで、それはそれはお見事です。
そのお店は呉服店ですが、
リサイクルの良い物しか扱わない貴重なお店
シミのあるようなものや、シワや穴のあるようなものがありません。
呉服屋に並んでいる新品と見まごうものばかり
ですから新品ほどお値段も高くなく、リサイクル店のようにベラボウに安くなく
身元のハッキリした難の無い上物だけ扱うお店。
楽しくて時間を忘れそうな楽しいお店です。
今日も勉強になりました。