クロスバイクで元気

念願叶った定年退職の身は、先立つ物は細く時間は太くの狭間。
歩いて、自転車に乗って感じたことを、気ままに書き続けます。

修験道と梵字を勉強するぞぉ

2012年12月01日 19時16分54秒 | 円空さん
今日は、先だって憧れのS.M女史からご教示いただいた “ 修験道 ”と “ 像背面の梵字 ” をキーワードをたよりに、近くの図書館から本を4冊借りてきました。
「 山岳修験への招待 」 、 「 目からウロコの修験道 」 、 「 やさしい梵字仏 」 、 「 印と梵字ご利益・功徳事典 」 の4冊です。

もう今夜は、焼酎が私の脳みそをあっちこっちに散りばめてしまったので、一夜おいて明日から頑張って精読です。

私の目的は唯一つ、円空さんの思想、行動規範を知るのに、超特急で勉強することです。
まずは基礎をみっちりと、ボケに侵食され始めた頭に叩きこむことです。

(写真は、清須市栄寿院の円空さんが彫った善財童子です)


「 修験者円空さんが彫り出した神さま仏さま 」
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『 “ 人間とは、何か ” を、知りたかった 』 と、堀尾一郎さんは自らの画家人生のテーマを語ります

2012年12月01日 17時09分58秒 | 美術展
『 “ 人間とは、何か ” を、知りたかった。自分を含む人間を知りたかった。 』 と、堀尾一郎さんは自らの画家人生のテーマを語ります。

そして、今、67才の画家が分かったことが3つ。

1つは、人間は食べることなくしては生きていけない。
生きるために、食べ物の調理の仕方、保管技術を学び、実行してきた。

2つは、人間は自分の生まれた環境を選択することができない。
男か女か、いつの時代に生れるか、そしてどの国、町に生まれるか、いずれも、生まれ出てから初めて知ることで、選ぶことはできない。
それは自らの生れ育った環境を、受け入れる、慈しむことにつながる。

3つ目は、人間は食べてさえいれば、生きていけるのか。
いや違う、そこには、人と人との愛、交流があってこそ、人間は生きていける。更には人生を豊かにする音楽、絵画、.......があってこそ。

そうやって分かってきたことを、自らの作品創りに反映し、活動してきたといいます。

今、三岸節子記念美術館で開催されている 「 美しきまちトレビーゾ ~堀尾一郎風景画と交流の軌跡~ 」 。
今日は、画家によるスケッチ紀行報告会とギャラリートークが行われました。

堀尾さんのお話に繰り返し出てきたフレーズ。
『 画家は、目の前に見たものを自由に描き出すことができる。自分の心が感じたままに描き出すことができる。 』

そして、最後には、次の言葉で締めくくられました。
『 皆さんも、絵を見るとき、画家が自由に描いたものを、自由に見てください。そうすれば、絵によって得られる楽しみが広がります。 』

スケッチ紀行報告会では、最初に挨拶された一宮市長の谷一夫さん。
『 堀尾さんの作品を拝見したら、私が見た風景とは全然違う。画家の感性と私とは、どうしてこんなに違うのでしょう。 』 と、にこやかに話されていました。

堀尾さんの作品は、現地で描いたスケッチ、そして日本に戻ってからの水彩画、油絵、ガラス絵と多岐にわたっています。
色遣いに始まり、ものの形、配置など、自由さが溢れる心をゆったりとさせる作品が並んでいます。

会の進行途中には美しい女性によるオカリナ演奏やフルート演奏もあり、もの静かに時が流れます。

トレビーゾ市は、イタリア北部ベネト州トレビーゾ県の県都で、人口8万人、面積55平方キロメーターの運河が走る美しい街だそうです。
2005年の “ 愛・地球博 ” での 「 一市町村一国フレンドシップ事業 」 で、一宮市の交流相手国のひとつであったイタリア。
その縁で、2007年からトレビーゾ市と一宮市とは、官民あげて交流が始まっています。
一宮市では、この12月の市議会で、姉妹都市提携が審議されます。
展示会場の一角には、両国の小学生による絵手紙も展示され、一宮市始まって以来の海外の都市との提携、姉妹都市誕生に期待が膨らみます。
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