クロスバイクで元気

念願叶った定年退職の身は、先立つ物は細く時間は太くの狭間。
歩いて、自転車に乗って感じたことを、気ままに書き続けます。

夢を見ました。飛行機が低空飛行して、不時着して。

2015年12月19日 19時13分10秒 | 日記
離陸したばかりの飛行機が、高度を下げます。
飛行機の窓からは、どこかの学校の校庭と、校庭の端に建つ校舎が近づいてきます。
子供たちが、校舎や校庭の隅に何人もいますが、恐らくは大きな爆音を発しているこちらの飛行機には皆無関心で、見向きもしません。

飛行機は、やや高度を上げたようです。
あっという間に学校を過ぎ、今度は何枚も並ぶ田んぼの上を飛びます。
田んぼの畦道には姉さん被りをした大勢のご婦人が座っており、彼女たち全員が飛行機の方を見てにっこりと微笑んでいます。
まもなく飛行機は田んぼに物音ひとつせず不時着しました。

以上は、今朝起きる前に見た夢。
怖いなと思う気持ちはありませんでした。
むしろ心地よい空中旅行。

なんなんでしょうね、このような夢は私の深層心理とどのように結びついているのでしょうね。
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武藤美桜さんの「朝」と「からかい」が発する実在感

2015年12月19日 18時56分01秒 | 美術展
「愛工デザイン展2016」、「平成27年度名古屋市立工芸高等学校デザイン科卒業制作展」、「第23回未来の芸術家たち展(東邦高校美術科・商業科グラフィックデザインコース卒業制作)」と題した名古屋市内の3つの高校の展覧会が愛知県美術館8階ギャラリーで開催されています。
若い人の実直な力強い表現力は、観ていて気持ちがいいものです。

たくさんの作品の中で、私が最も心を動かされたのは東邦高校の武藤美桜さんの「朝」と「からかい」と題した2枚の絵画。

「朝」は、若い女性が横向きに立った姿で、台所で朝食の準備中なんでしょうね、せわし気な時を過ごしています。
右手には卵焼き用の小さな四角いフライパンを持っています。
台所にはこの女性が食べていくためのあらゆる道具、材料が所狭しと置かれています。

「からかい」は、長い椅子に座った3人半の子供たち。
左から女の子、男の子、女の子、最後は半身だけ描かれた女の子。
何故か子供たちは、泣きそうな、悲しそうな、一つスィッチが入れば大崩れしそうな一歩手前でじっと我慢しているようです。

2枚の絵画に籠められた画家の思いは、絵の中の登場人物の表情と姿の実在感にいかんなく現れています。
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