クロスバイクで元気

念願叶った定年退職の身は、先立つ物は細く時間は太くの狭間。
歩いて、自転車に乗って感じたことを、気ままに書き続けます。

井上雅子さんが描く人物像の両手、両脚には、いいしれぬ表情が込められています

2016年03月26日 19時38分15秒 | 美術展
大きな紙(A1(594×841mm)ぐらいの大きさでしょうか、いやもっと大きかったかもしれません)に井上雅子さんが描く多数の人物イラスト。
3つの展示壁面に次から次へと、一部は部分的に重ねられ、斜めに展示されているイラストもあります。

男性も女性も、緊張感のあるポーズで、両手、両脚にいいしれぬ表情が込められています。
複数の画材で控えめに塗られた彩色感も素敵です。
目と指からは、描かれた人物の力強いメッセージが聞こえてきそうです。

「井上雅子イラスト展」は、明日27日(日)まで名古屋市民ギャラリー栄で開催中です。

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2 コメント

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私も同感 (かわ)
2016-03-26 21:12:28
私は、24日に拝見しましたが、同感です。
線が、人間の動作や皮膚の質感を表していまして。
そして、思いのままに気持ちを描いているようです。
乗っている線は、次の部品につながって描かれていたように思います。

写真に収めた勝手ですね。
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コメント、ありがとうございます ()
2016-03-26 22:42:58
かわさん、コメントを書いていただいてありがとうございます。
井上雅子さんが描く人物は、本当に素敵でした。かわさんの“井上さんの作品”に対する表現も、的を得たうまい言い方をされますね。
他の来場者が井上さんと話をしているのを聞いていましたが、井上さんは今回が最後の個展のようで、それだけが残念なのですが。
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