画家が生み出した作品ごとに、画家の思いが画家の言葉で添えられているのは、鑑賞者にとってありがたいことです。
具象であれ抽象であれ、画家が感じ伝えたかったものは何か、言葉で案内をいただけるのは、より画家の心の中に入り込むことができ、楽しく嬉しいことです。
今、三岸節子記念美術館で開催中の「生誕百十年記念 私は燃えつづける 三岸節子展」、今日は担当学芸員である毛受英彦さんによるギャラリートーク・作品解説がありました。
美術館の1階、2階に展示された油彩画、素描画など、全101点について、三岸節子さんの生い立ち、境遇などと共に画家の言葉(、そこには常に画家の意志が強く込められている)を紹介しながら、毛受さんは画家が大きく羽ばたく道のりを丁寧にお話しされます。
普段常設展で拝見している馴染みの絵画も、他館あるいは個人の方が所蔵している絵画も、画家の美への憧憬、執着が滲み出ており、絵画から発散される生命力の心地よい強さに浸ってきました。
びっくりしたのは、二十歳の自画像。
着物が左前で描かれていますが、これは鏡を見て描いたからだとか。
とすると、左右の目も右左反対ですから、他人が見る彼女の顔とは、イメージがちょっと違っているんでしょうね。
でも彼女本人が見る顔は、やはり鏡に映った顔が多いでしょうから、画家本人が親しんでいた顔を表現したともいえますね。
具象であれ抽象であれ、画家が感じ伝えたかったものは何か、言葉で案内をいただけるのは、より画家の心の中に入り込むことができ、楽しく嬉しいことです。
今、三岸節子記念美術館で開催中の「生誕百十年記念 私は燃えつづける 三岸節子展」、今日は担当学芸員である毛受英彦さんによるギャラリートーク・作品解説がありました。
美術館の1階、2階に展示された油彩画、素描画など、全101点について、三岸節子さんの生い立ち、境遇などと共に画家の言葉(、そこには常に画家の意志が強く込められている)を紹介しながら、毛受さんは画家が大きく羽ばたく道のりを丁寧にお話しされます。
普段常設展で拝見している馴染みの絵画も、他館あるいは個人の方が所蔵している絵画も、画家の美への憧憬、執着が滲み出ており、絵画から発散される生命力の心地よい強さに浸ってきました。
びっくりしたのは、二十歳の自画像。
着物が左前で描かれていますが、これは鏡を見て描いたからだとか。
とすると、左右の目も右左反対ですから、他人が見る彼女の顔とは、イメージがちょっと違っているんでしょうね。
でも彼女本人が見る顔は、やはり鏡に映った顔が多いでしょうから、画家本人が親しんでいた顔を表現したともいえますね。
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