蝶鳥徒然2

自宅周辺で昆虫や鳥達などの自然を撮影

虫の目レンズ改造

2023-09-09 10:54:18 | 撮影機材

猛暑や台風でしばらく家に籠って工作の日々。

海野さんのホームページに虫の目レンズの改良記事があったので久しぶりに、昔組んだレンズ群を引っ張り出して小型化を狙って3つのレンズの間隔を調整してみた。

マスターレンズが50mm引き伸ばしレンズ逆づけで、中間が旧オリンパスのベローズマクロ20mmの逆付け、先端はタムロンのCマウント2.2mmの組み合わせ。距離リングがあるのは先端のタムロンだけで後は最短で接続してあり、ヘリコイドを入れられない・・絞りは全てのレンズに付いている。

とりあえず試し撮りしてみたが一番使いたい部分にピントが合わないのでもう少し接近したところにピントがくるようにレンズ間の調整が必要とわかった。光軸もテープ止めで仮組みしているので少し傾いているが最終的に組む時に合わせ込む予定。どうも中間に入れた20mmマクロはオイルが固まって絞りが動かなくなったので一旦分解掃除して組み直した結果、何か悪さをしているかもしれない(不安)。手元にある、ほとんど使っていないマイクロフォーサーズの30mmマクロをもう一度再検討するかもしれない。

外観は以下。ファインダーが回転するので接写用に愛用しているパナのGX8を使用。

中間レンズは接写リングの中に固定してある。

テスト撮影結果。光軸のズレがあり歪みも均一で無い。一番使う接写の距離でまだピントが出ていない。小雨の中の撮影で先端レンズに雨粒が付いている・・と色々問題あるが、しばらく調整や組み替えなどで楽しめそう。


テレコン1.4X購入と改造

2023-08-28 17:41:00 | 撮影機材

100−400mmズームを使っていて鳥の撮影ではもう少し拡大したいので以前から迷っていた純正の1.4Xテレコンを購入した。以前海野さんのホームページで60mmマクロに中間リングを間に入れて使う方法が載っていたので自己責任で改造してみた。問題はテレコンの中央に出っ張っているレンズが主レンズにぶつかってしまうので、そのスペース分、中間リングの16mmを間に入れてやるとちょうどいい感じなので、これを使うことにした。テレコンの中央に出っ張っているレンズ鏡筒はそのままでは中間リングの内径より0.5ミリ程大きくて入らないのでどちらかを削る必要がある。価格の関係で失敗しても懐のダメージが少ないように安価な中間リングの内径をリューターで削ることにした。カットアンドトライで削ってなんとか入るようにした。

1.4倍テレコン。中央のレンズ鏡筒が接写リングの内筒にぶつかる。手持ちに3つのメーカーのものがあったがいずれも同じサイズで一番削りやすい形状(テーパー状)のFOTGAを加工した。

内筒を広げる加工をした16mmの中間リング

60mmマクロにテレコンと共につけた状態

この状態でレンズ無限遠でレンズ先端から10cmほどの距離以内が合焦範囲なので小型の昆虫には使えると思うので涼しくなったら使ってみる予定。画質に関しては多分設計範囲外なので落ちると思うが拡大撮影したい場合は十分と思う。当分は望遠ズームに付けっぱなしになりそう。


自作LEDストロボテスト・・60mmマクロと虫の目レンズに使用して

2023-01-22 16:28:05 | 撮影機材

所用で撮影をお休みしていたが、夕方薄暗くなって庭でLEDストロボのテストをしてみた。

オリンパスの60mmマクロのフードに取り付けて撮影。特に問題はないようだ。

思い出して虫の目レンズに付けてみた。外が薄暗いので背景が暗かったが補正かけてこの程度まで。どうもファインダー画面のコントラストが悪いのでもう一度分解点検が必要なようだ・・・

ストロボ光量をもう少しあげた方が汎用性はあるので方法を思いついたら再度改造。


ストロボ改造・庭でテスト撮影

2023-01-20 13:27:07 | 撮影機材

昨日改造した自作LEDストロボに散乱板風の樹脂シート(ファイルの白色のもの)を切って被せて庭でテスト撮影。

日陰の水仙

日陰のヒヤシンス

日向の花

5mmほどのエリカの花を拡大撮影。

撮影はテスト撮影は手持ちで旧シグマの150mmマクロを付けたOMD-EM1。機材撮影は全てTG-6。

ストロボを発光しないと手持ちでは全てブレてしまうが、ストロボ使用で連写すれば使える。


手製LEDストロボ改造

2023-01-19 20:42:46 | 撮影機材

以前作ったパワーLEDを使った接写用ストロボは機能的には良かったけれど使い勝手が悪かったので少し改造した。

改造点はストロボ本体から自在クリップを2本取り付けて発光部をその先端に付けていたが自在部分が長くてふらつくので込み入った所では使いにくかった。今回は発光部を本体に自在クリップで取り付けるのではなくレンズフードにつけられるように改造した。本体から発光部まではケーブルだけで接続し、発光部は自在クリップを半分に切ってレンズフードから立ち上がるように改造。レンズフードにはマジックテープで固定することにした。

レンズ側から見ると

フードへの固定。自在クリップが10φだったので木のブロックに10φの穴を開けてその中に差し込んで接着した。

フードへの取り付けはレンズフードにベルクロテープを接着し、木のブロックの裏にもベルクロの逆側を接着して固定。

レンズフードの径が150mmマクロと60mmマクロでかなり違うが、菓子のガムのプラケースを切り取って、そのたわみを使って

フードに強引に合わせて使うこととした。

以前に比べてかなり使い勝手は良くなった気がする。撮影は近日中に行う予定。オリンパスのOMD-EM1mk2の機械シャッター側の低速での連写ではマクロの範囲では連続して発光できる。特に虫の目レンズでは暗いので必須となりそう。