蝶鳥徒然2

自宅周辺で昆虫や鳥達などの自然を撮影

アンプ改造・・途中経過

2024-07-19 09:59:20 | 日記

真空管アンプの改造で直熱3極管のVT-52と傍熱3極管の6G A4それぞれ個性があってどちらに組み直すか思案中。2台独立して作れば良いのだがすでに手持ちのトランス類は使い切っていて、唯一出力トランスだけが市川製と旧タンゴのものがあるだけなのでとりあえず方チャンネルずつで同居させてボリュームで音量を左右で切り替えながら聴き比べて見ている。

この状態で聴き比べるとかなり違う雰囲気の音なのでますます悩ましいところ。直熱管VT-52の音は本当に柔らかく伸びやかで豊な雰囲気が出る。傍熱管の6G A4の方は現代風の輪郭がくっきり鮮やかで低域もキレが良い感じとなる。こちらは6V6などの5極管やビーム管とも3極管接続で使えるようにしてあり、左右の音量も独立していて、前段の3極管も差し替えて試すことができるが、今回やってみて直熱管の音質との違い程大きな差は出ないことがわかった。あとは好みの問題なので最終的にVT-52に落ち着くことになりそう。となると戦争中の頃の真空管のVT-52がいつまで使えるかが問題。その場合は似たような球の45とか2A3とかを予備に購入しておくか今のうちに6GA4に組み替えてしまうかといったところで・・・いずれにしても真空管アンプは真空管の寿命が尽きたところで終わりなので、まあ私の年齢からすればどちらでも良いかと思った次第。しばらく色々と考えて調べてなかなか楽しめたので、この夏にはもう落ち着かせるつもり・・で予備の部品も含め色々と溜め込んでいた部品などは持ち込みごみとして処分予定。

 


真空管のVT52シングルアンプを改造して6GA4シングルアンプに

2024-07-07 09:12:07 | 日記

このところ風邪でダウンして撮影はお休み中。

少し良くなったところで以前から気になっていた 直熱3極管VT52のシングルアンプを元々使っていた傍熱管の6GA4シングルアンプに戻してみた。どちらにも戻せるように構成は12AX7を前段に1本ずつ使って終段を含めた3段構成にした。以前はシンプルに前段は12AX7の2分の1ずつ使った2段構成で、負帰還も多少かけられるようにスイッチでオンオフをしていたが今回もそのままとした。

最近購入した葉加瀬太郎のNH&KのCDでバイオリンとチェロとピアノトリオの音を出してみたところ、やはり(老化した耳ではあるが)音の輪郭がはっきりとして、特にチェロの音が前に出てきてとても満足な音になった。

この構成で終段の球を6V6などのGTビーム管や5極管でも差し替えて使えるように真空管ソケットの接続を3極管接続で使えるように接続してあるのでそのまま差し替えができ、手持ちが1ペアしか無い6GA4でも安心して使えるようになった。あまり評価の高くない球だが6V6はストックが10本ほどあるので当面安心。

外観

横にVT-52を置いて。VT52は巨大?

6V6を置いて

6GA4と6V6の外観比べ。3極管と5極管でプレートの大きさが違う

前段は2段構成にしたので、同じピン配置の双3極管の12AX7,12XU7,12AT7に交換できるので色々と音色を試してみたいと思う。今は終段のバイアスが最適値になっていないので使う球が決まったら最適値にしようと思っている。

追記 7/9 

直熱3極管VT-52の柔らかい?音と今回の傍熱3極管6GA4の音はかなり違い、現代的な輪郭のはっきりした音に変わった。ここから先は好みの問題なので気が変わったら真空管ソケットの交換と配線4本変更と抵抗2本追加で直熱管に戻せるが、思案中。6GA4シングルアンプは以前作って置いてあるVertical FETのアンプに近い音になった。出力トランスも古いTANGOのU-808に交換できるが、聴感上はあまり大きな違いはなかった。

このところの作りかえで感じたことは・・大きく音が変わるのはやはり、同じ3極管でも、直熱管と傍熱管の違いは大きいようだ。出力トランスや部品も変えてみたが老化した耳ではあまり差が感じられなかった。古いジャズを聴く時はVT-52を活かしておくほうがいいのかと思うが、しばらく聴き込んで気が変わったら着手するつもり・・・ということでアンプ作りは毎回泥沼の様相となるのでお勧めしない!この辺りの結論はやはりいつも同じ・・・


Ovationのアコースティックベースの改造

2024-04-30 18:13:07 | 日記

雨と先日抜いた親知らずの痛みでここ3日は大人しくしていた。今日は前から思っていたOvationのアコースティクベースの改造をしてみた。

このベースのボディの背面が丸いので肩からストラップで掛けると天井に向く傾向があり、ヘッド落ちもひどいのでネットで見つけた米国で売っている背面を平らにするパーツを手作りしてみた。

練習用なので、とりあえずA4のチューブファイルを分解して金属部分を取り外し、片面も背表紙も切り離して、片面の厚紙部分で作ってみた

ベース本体への取り付けはベルクロテープを使い現物合わせでベース本体に取り付けた。

ベース弦はダダリオのブラックのナイロンコーティング弦に交換したが、この弦はとても感触が良く音も静かな音に変わる。

普段使っているTUNEのエレキベースもこの弦に交換した。

Ovationの方はZOOMのAC-2でPIEZOマイクを選択してUpright BassやMoldに切り替えてベースアンプに入れて使っている。

腰痛で重いTUNEのベースを持ち運ぶのが辛い場合、練習場所に電車で行く時はこの改造したOvationで使えそう。

まだ仮組なので微調整して塗装したりして仕上げたいと思う。

 


自宅で

2024-02-02 14:38:50 | 日記

所用で撮影はお休み。

室内の花を撮影。ここ数年は12月にシクラメンの鉢を買って毎年5月頃までたくさん花をつけてくれる環境を見つけて楽しんでいる。

玄関の中に夕方から朝8時過ぎまで入れておいて、それ以外は玄関の外の日が当たる所に置くようにしてから、毎年元気に花をたくさんつけてくれるようになった。

もう一つは小型の胡蝶蘭。昨年は2本花がついた鉢を買って楽しんだが、今年は1本だけ花がついた。

支柱で支えない自然の状態ではどのように花が付くのか知りたくて支柱は使わずに伸ばしておいたら水平に伸びて花が順番に咲いて全て咲いた。

きっと着生した樹上でこのように咲くのだろうと想像するのも楽しい。来年はもう少し花を増やしたいので育て方を調べてみる予定。

以前はシンビジュームやデンドロビュームなどいくつか置いていたが毎年咲かすことに失敗して今は胡蝶蘭だけ。