考える英語 (英作で英会話上達!)

身の回りの事から、社会情勢まで、幅広い事柄を、自分の知っている簡単な英語で表現していきます。英会話教室をやっております。

英作『新年の抱負1(やせる)』答と考え方

2016-01-11 17:57:24 | 英作 解答
『New Year's resolution』

1. やせる

⇒ ダイエットするとよく言うが、英語ではa balanced diet(バランスのよい食事)、a healthy diet(健康的な食事)などのように厳密には『食事』をさす。

英英辞典(Longman)では、a way of eating in which you only eat certain foods, in order to lose weight, or to improve your health. (減量又は健康のための食事の仕方)とある。同辞典に例文として、

・No cake, thanks. I'm on a diet. とある。 (痩せるために)食事を制限している、ということ。

・to go on a diet で、ダイエットをする(食事をコントロールしている)ということ。


『やせる』であるが、lose を使うと、

・I need to lose some weight.

・I want to lose 10 kg. 10キロやせたい。

等言える。lose のさらなる使い方に関しては、既出の英作問題

『花見10』に類例あり。

スリムは 英語で slim である。thin(細い), in a way that is attractive (きれいな細さである:Oxford Advanced Learner's dictionary)とある。slim down として、

・I want to slim down. やせたい。

・I want to slim down to 70 kilos. 70キロまで痩せたい。

ダイエットや美容関連のページを見ると、表現的に興味深い。


・How to get thinner thighs. どうすれば太ももが痩せるか。

・How to get skinny legs and thighs. どうすれば太ももや脚がやせるか。

・How to slim down legs fast. 早く脚やせする方法。

・How to slim down your face and stomach. 顔とお腹を引き締める方法。


やせる反対の『太る』は、

・gain weight.

・put on weight.

である。

・I've been putting on some weight. 太ってきた。

・I am getting fat. 太ってきた。 

・I am getting heavier. 重たくなってきた。



『やせる』ということは、食べ過ぎ(eat too much)なので、

・I won't eat too much this year. I am so heavy.

・I will never eat any chocolate this year, because I am so heavy.


『やせる』ということは、具体的な行動としては『運動すること』でもあるので、

・I will run everyday, because I am so heavy.

・I will walk everyday, because I am so fat.

ジーンズを使って

・I want to wear smaller jeans this year. 今年は細いジーンズをはけるようになりたい。 等も面白い。

チョコレートや、ジーンズなど、太る、痩せることを連想させるキーワードを入れることも効果的だろう。効果的なキーワードの活用は、少ない語彙を補うだけでなく、よりビジュアルで人間的な味のあるコミュニケーションとなるだろう。


以上。








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英作問題 『新年の抱負』

2016-01-10 14:59:05 | 英作 問題
『New Year's resolution』

1. やせる

2. 体を鍛える

3. 読書習慣を身に付ける

4. 社交的になる

5. 英語をものにする

6. 仕事とプライベートの両立を心がける

7. おしゃれになる

8. 自分の時間を大切にする。

9. 先延ばしにしない

10. 三日坊主をやめる

11. 金銭感覚を身に付ける。
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英作『ノロウィルス(希釈液による消毒)』答と考え方

2016-01-10 13:00:22 | 英作 解答
『Norovirus』


12. 次亜塩素酸ナトリウム(bleach=漂白剤)を希釈して日用品等の消毒液とする。

⇒ 今回のポイントは『希釈する』である。

これも日本語に圧倒されずに、意味を考えることが大事である。冷静に日本語を観察すればよい。

『希釈』とは何か? → 『薄めること』 → 『水を入れること』 である。

『水を入れる』とは英語でどういうか? おなじみの have を使う。

・Have some water in the bleach.

have は『もつ』だけではない。色々なものに使える。


put を使うと

・Put water in the bleach.

need (必要だ)も使える。

・We need some water in the bleach.

add(付け加える)を使うと

・Add water to the bleach.


『日用品等の消毒液とする』

少々複雑な日本語は、日本語から日本語へ翻訳する必要がある。

『日用品』とは自分の身の回りの物である。things around you.

『消毒液とする』→ 『きれいにする』と考えて clean

まとめると

・Have some water in the bleach and use it to clean things around you.

『日用品』は英作技法の『抽象と具体』の法則を適用して具体的に考えると、tables, chairs, a toilet, door handles (knobs → ドアノブ)等になるだろう。日用品といいつつも、具体的に消毒対象物を考えると、保菌者が触れる箇所を優先的に消毒する必要から、以上のようになるだろう。

専門用語では、希釈するという英語は、dilute (ダイルート)を使う。

・dilute bleach with water.

以上。





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新年のご挨拶

2016-01-03 00:28:18 | 英語学習

当ブログをご覧頂いている皆さま

新年あけましておめでとうございます。

当英作ブログも既に開始以来一年を経過しております。色々妙なテーマで書いておりますが、言いたいことはただ一つ『考える』ということに尽きます。

考えることにより、自分の中に埋もれた英語の知識が活性化する。内に埋もれた知識に生命の息吹を与える。それが考えるという効用です。

何より考えることにより、自分に自信を取り戻すということです。英会話というと、誰しもネイティブに気兼ねして、自分が知っていることも言えずに終わり、自信をどんどん失う、そんな状況にあります。私自身がそうでありました。

日本人は謙虚です。それは美徳であり、誇りに思うことです。しかし行き過ぎた謙虚は自己否定となり、自ら内に持てる宝物を打ち捨てるようなものです。

学ぶとは何か。考える必要があります。

英語を学ぶ人たちは、多くは真面目な方々です。努力家です。語学は何が難しいかというと、知識を身に付ければいいというだけではないからです。インプットとアウトプットの高度なバランスが要求されるものが語学です。逆に言うと、そのバランスが崩れているから、なかなか我々の語学は上達しないということです。私自身バランスとは縁遠い人間です。偏りが激しい、だからバランスの重要性がわかるとも言えます。

さて新年です。学習者の皆様にとってどのような一年となるでしょう。

実は、新年一月末より、自分の理想と志しを形にするべく、ささやかながら英会話教室を開くことになりました。ただ今準備の真っ最中です。ほぼ見切り発車のようなスタートですが、一人でも多くの方に早く英語が話せるようになってほしい、その願いから、既に洋書を用いた独自の教授法でTOEICや英会話を教えている妻(ブログ『洋書で英会話』があり)と一緒に、理想とする英語の教育を実現させたいと思っております。

皆さまご存知のように、教育とは英語でeducation です。元々古代ギリシャ語の エデゥカーレ が語源でありますが、e + duce という組み合わせで、 e が『外に』+ duce が導く、ということで、『外に導く』→ 生徒自身の中に生来ある知識を外に導き出す、という意味です。可能性や英知などを内より引き出すことが、教育の第一義だと言えましょう。現行行われているように知識を押し付けるといった教育では、内にあるものは引き出されません。考えることにより初めて英知は引き出されます。ここに英会話上達のヒントが隠されています。

新しいスクールに関しては、ただいま自らホームページ等を作成中であり、後日お知らせ致します。単にペラペラになることだけを目的とせず、多くの本を読み思索を深め、英語の上達と共に視野を広げ、人間的な成長も期する、そのような教育、そのようなスクールを目指して参ります。

今年も、一人でも多くの英語学習者が、『考えること』に目覚め、多くの洋書を読み、外国語学習の王道を歩まれますようにお祈り申し上げます。本年もどうぞ宜しくお願い致します。






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