あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

酔拳使いの快刀乱麻

2009年08月20日 22時55分20秒 | 政治(国内・その他)
 酔拳の使い手、中川昭一氏が、自身の公式サイトにて民主党のマニフェストを保守の視点からメッタ切りにしている。

 【中川昭一オフィシャルHP】日本が危ない―民主党の政権公約 「毒の入ったヤミ鍋だ」

 (前略)以上、述べた様に民主党の政権公約は意味不明、あいまい、弱者切捨て、お粗末、まやかし、矛盾のオンパレード。しかも、まだまだたくさんあって書ききれない。(書く方も読む方もそんなに暇ではない-民主党はそれを狙って隠しているのか?)民主党の言動を見ていると、自民党とあまり変わりない様に見せて政治と政策は(極左も含めた)一部が支配し、その他大勢は政策にも全く関与できない駒にすぎず、恐ろしい北朝鮮労働党の様な政党に見えてならない。(後略)



 氏は、「まだまだ言い足らないが、読む方も書く方もヒマではない」と言って筆を置いているが、的確すぎるツッコミ所で民主党的には大変痛いところを突かれている。
 これをなぁ。一部でもテレビで流せばいいんだよ。あのヘタクソ過ぎる民主党のネガティブキャンペーンCM(俺が見た事があるのはプロポーズ編)じゃあ、かえって悪印象だよ。

 と言っても、このエントリで酒氏がやっているような、日教組叩きや労働組合叩きをテレビでは流せないんだろうな。後、民主党が、実は外国人勢力であって、決して日本人の益になるような事ができないという事実も、テレビでは流せないんだろう。
 基本、テレビでは労働者階級と在日外国人は弱者と定義されており、それらと敵対する勢力は全力でスルーされるからだ。
 すると、残るネガティブキャンペーンネタは、「財源のはっきりしない無責任政党」ぐらいしかなく、あんなCMになってしまうわけだ。

 そもそも民主党の政策は、可処分所得(自由に使える金)を増やして個人消費を高めるものである。で、その財源は何かと言うと、可処分所得なのである。
 つまり、誰かの財布の紐は緩むかもしれないが、誰かの財布の紐は締まるわけで。これで経済効果なんてあるわけない。
 本来、不況時は国債を刷って、日本全体の9割もの富を溜め込んでいるご老人方に購入していただき、その金を財源にして景気対策をすればいいのだ。
 なんせ、かつて日本がプライマリーバランスで黒字化したのはバブル絶頂期だけなのだから。

 それを、国の全負債をあたかもいつか全額返さねばならないかの如く報道しまくるマスコミは気が狂っているとしか思えない。
 歴史上、借金を全額返済した事のある国は存在しない。通例として、借金はこれまでも借金で返されてきたのだ。
 海外からの借り入れがほとんどない今の日本国債の状況で日本が借金漬けで終了するわけはない。

 最近の不況で、何度も国債の札割れ(国債の買い手がつかない)を起こしている中国や韓国や、そろそろヤバいアメリカの方が、よほど国家壊滅の危機に瀕していると言えよう。

 でもなぁ。CMにするには「可処分所得が云々」とかでは説明が長すぎるし。ここらを的確に宣伝できれば、民主党がどれだけ愚かな政策を掲げているか一目瞭然なのにな。

 ま、俺の駄文はいいや。
 上記リンク先から、中川断酒の快刀乱麻を、とくとご覧あれ。

 いやあ。今年は安倍元総理も靖国参拝してたし、重責を担う立場になると、とたんに動けなくなるな。日本政治の世界は。

 それもこれも、政党内に無視できない規模で膿がまぎれているからな。
 某社○党みたいに、純粋に膿だけで形成されているなら忌避のしようもあるけど、ウンコとカレーが均一に混ざっているような状態じゃあな…。
 政権交代は必要ないんだけど、今回の選挙、膿がある程度排出されるような結果になればいいな。むしろ政界再編はやってほしい。