あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

本日の安倍晋三叩き13

2013年02月23日 21時27分17秒 | 政治(安倍政権)
【拙】本日の安倍晋三叩き12
http://blog.goo.ne.jp/jpakiyo/e/d56bde6c9bc097d9e98422f6b94d43dd

【変態】社説:視点 安倍政権と自助 頑張れない人どうする
http://mainichi.jp/opinion/news/20130222k0000m070114000c.html

 最近、アベノミクスを憂慮する主張が、日経・毎日・読売と連日エントリされているが、これも、そんな安倍否定エントリの1つ。
 まあ「国内にもっとしっかり投資しましょう」という思惑が基本概念である「アベノミクス」とは、また違う部分の安倍政権に対する憂慮表明なんだけどね。

 ちょっと曖昧に言葉を濁した社説だが、要するに生活保護の縮小や公務員の給与カット等、税金で食っている人への供給を絞る方針に対する注文である。マルクス主義全開のアベノミクスとは真逆の部分。
 で、そう見せかけておいて、変態の社説は「『頑張れない人』に対する安倍政権の態度」を非難しているので、公務員の給与カットでなく、だいたい生活保護のカットへの非難ではないかと思う。

 うん。変態の主張はわかる。

「安倍総理は頑張った人が報われる社会を目指しているが、頑張れない人への救済へしわ寄せるのは間違っている」

 と言いたいわけだ。…アホかと。

 今、どういう状況かと言うと。

「頑張ってもデフレで収入が思うように得られず、なのに生活保護者は頑張っている人へしわ寄せが行こうとも生活水準を維持している」

 という状態なのである。年金の問題もそうだが、現役世代を虐めすぎだ。
 復興国債の償還期間を近年に限定するとかもそうだった。あんなもん、100万年後まで借り換え続けてもまるで問題なかろう。
 日テレでやってた安倍総裁と野田総理の討論は絶望的だったぞ…。









 あくまで現役世代をいじめつづけ、既に金持ちの人や固定収入がある人だけを優遇し続けてたからな。所得税を支払っている大半の現役世代を苦しめ続けてたもんな。

 変態の主張は、野田の主張と完全に一致する。

 安倍総理じゃないけどさ。びっくりするわ。崩れ落ちそうになるわ。
 今、明らかに日本は景気回復してるやん。まだ、安倍総理なんもやってないやん。100日のハネムーンとか、鳩山を擁護する為に張ってたマスコミのキャンペーン期間すら、まだ終わってない。それが何なのよ。この叩きっぷりはよ。市場の反応が反マスコミ的でなければと思うと、ぞっとするわ。

 俺は、大阪の景気が悪くなろうとも、大阪の役所職員の給与カットとか生活保護の不正受給是正は悪いことではないと言い切った。どんなにクソだろうとも、大阪で橋下が支持されるのは理解できるとも言った事がある。

 何故に、お前ら安倍政権を褒められないんだろう。社説の内容が、タイトルの「頑張れない人はどうすんねん」をマトモに論じられないからか、矛先が違う誘導事例を紹介してて結論が意味不明になってるやんけ。なんて一貫性がない。本当に社説か。

 あ。社是だからか。そうだっけ。

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約束の日 安倍晋三試論


え?中韓ってTPPに日本が参加すんの期待してんの?

2013年02月23日 21時20分26秒 | 政治(安倍政権)
【時事】中韓、円安誘導に懸念表明=TPP交渉参加に期待-WTO対日審査
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date1&k=2013022000120

 なかなか面白い記事があったので紹介する。
 小さな記事で、記事の内容は概ね記事タイトルそのままである。
 ちょっと、2つの意味に取れる文章で、昨今の新聞記事の質が落ちたなぁという感じなのだが。

中国と韓国が安倍政権の経済政策「アベノミクス」が円安誘導を意図したものではないかとの懸念を表明した。また環太平洋連携協定(TPP)をめぐり、日本の加盟交渉参加への期待感が示された。

 この文面だと、

1.中国と韓国が、「日本は円安誘導しているニダアル!日本はTPPに参加するみたいで我々も期待しているニダアル!」と言った。

2.中国と韓国が「日本は円安誘導しているニダアル!」と言った。その他今回の審査では日本のTPP参加に期待する話題が出た。

 の2つの意味にとれる。
 2つ目の意味だと、WTOは日本のTPP参加を望んでおり、中韓が日本の為替操作を非難したが大した反響はなかった…みたいな感じになるのかな。これだと「WTOはなんで日本のTPPに関心があって、日本のTPP参加に期待しているのだろう?中の人はだれなん?」という至極当然の疑問が浮上し、WTOの中の人について調べたい欲求にかられるのだけど。

 それより問題は1つめの意味だった場合であろう。

「中韓が嫌がることが、日本の国益にかなっている」

 とは常々言われてきた事だが…。よもやTPPにもその余波がくるとは思いもよらなかった。
 日本のマスコミに多数存在する、保守系のTPP推進論者が言うには、「TPPは新しい貿易の枠組みで、そこに中国など日本の国益に沿わない国を参加させず、日本はその枠組に加わる事が、安保面での日本の安定に寄与する」という話ではなかったかな?

 つまり、「TPP交渉参加」は「中韓の嫌がる事」だったはずなのである。日本国内の保守系識者の言い分によると。

 それがねぇ。なんで「TPPに日本が組み込まれることに期待感」とか中韓が言い出すのかね。
 正直、ちょっと嬉しいニュースだったね。思わず頬がゆるむほどの。というか微笑ましいニュースというか。
 ニュースタイトルを見て、俺は「お。中韓がTPP歓迎とかマジ?いやーTPP嫌がる理由がまた1つ増えたわー。愉快愉快」とか思ってたので、本文読んでガッカリだったよ。
 きっと、WTOで話し合われた内容の1つがTPPだっただけなんだろうな。
 ま、WTOがTPPを歓迎するのはありそうな話だしなー。

 それにしても時事は劣化激しすぎるやろ。
 故意のミスリードを狙って曖昧な記述にしたり、肝心な情報を隠して拡大解釈したりはよくある話だが、「2通りの意味に取れる記事」とか愚の骨頂だぞ。「もはやブロガーレベルかよ」とツッコミを入れてしまったよ。心の中で。

 字数制限があるとはいえ、ちょっと酷いんでない?

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