【覚書】欧州首脳陣、ユーロ圏の失業率が史上最高で茫然
http://blog.goo.ne.jp/kitaryunosuke/e/2f48a6de3fa4d5c53214d582ee655820
久しぶりに、覚書さんとこから。ユーロ圈ネタ。
ご存知の通り…かどうかはわかんないけど、ユーロ圈は崩壊の危機に瀕しているといっても過言ではないと思う。
今、日本のクソマスコミの報道では、円安デメリットに関するものが花盛りだが、基本的に通貨安はメリットの方が大きい。外国の商品が高ければ自国内に雇用が発生するからである。
ユーロ圈はなにゆえ、このような意味不明な失業率になっているかと言うと、ユーロ圏で失業率が恐ろしく低いドイツとかと通貨が共通であるため、為替安ボーナスがないからだ。
通常、これだけでも大ピンチで、各国は景気を下支えする為に財政出動を余儀無くされるはずなのだが、やはり通貨が共通の為、各国に自由な通貨発行権がない。そうなると、できるだけ歳出を削減して赤字幅の圧縮を図るぐらいしかなく、より景気は悪化していく。
この記事でも紹介されている通り、この状況は日本の橋本政権以降に酷似している。ユーロ圈がやってるコレは、明らかに「デフレ促進策」である。
この記事を見て、俺は
「ああ、日本ってのはものすごい国だったんだな…」
と思った。
日本は、このデフレ促進策を15年も続けてきたのである。
せっかく三大ハードカレンシーの1つである強い「円」という通貨を持ちながら、やれるのに財政出動を故意に抑えつけ、円はずっと独歩高…。
そして、この状況にあるにも関わらず、GDPを拡大し続けてきたのだ。
民主党政権でむちゃくちゃにされてしまったけどな。
その日本の前例が、ユーロ圈に「やりゃーできるんじゃねーの?」と幻想を抱かせてて、その結果がコレなんじゃないのか?と思う。
デフレ時にデフレ促進策を打って、GDPを拡大するとか普通できねーよ。
この記事は、日本だからこそ可能だったことをやろうとした「普通の国」が、どんな末路を辿ろうとしているのかが、見て取れるような気がする。
ソードアート・オンライン (12) アリシゼーション・ライジング (電撃文庫)
http://blog.goo.ne.jp/kitaryunosuke/e/2f48a6de3fa4d5c53214d582ee655820
久しぶりに、覚書さんとこから。ユーロ圈ネタ。
ご存知の通り…かどうかはわかんないけど、ユーロ圈は崩壊の危機に瀕しているといっても過言ではないと思う。
今、日本のクソマスコミの報道では、円安デメリットに関するものが花盛りだが、基本的に通貨安はメリットの方が大きい。外国の商品が高ければ自国内に雇用が発生するからである。
ユーロ圈はなにゆえ、このような意味不明な失業率になっているかと言うと、ユーロ圏で失業率が恐ろしく低いドイツとかと通貨が共通であるため、為替安ボーナスがないからだ。
通常、これだけでも大ピンチで、各国は景気を下支えする為に財政出動を余儀無くされるはずなのだが、やはり通貨が共通の為、各国に自由な通貨発行権がない。そうなると、できるだけ歳出を削減して赤字幅の圧縮を図るぐらいしかなく、より景気は悪化していく。
"The authorities keep saying there is going to be a recovery in the second half of 2013, but do they really believe their own story any longer?" said Marchel Alexandrovich, an analyst at Jefferies. "The risk is a Japanese-style situation where there is just no growth and debt dynamics get worse."
「当局は、2013年下半期には回復するし、とか言い張ってるけどさ、あいつら自分が喋ってる内容をほんとに信じてるわけ?」
「日本みたいな、成長ゼロで債務ダイナミクスだけ悪化するって状況になっちゃうぞ」
ジェフリーズのアナリスト、マルセル・アレクサンドロヴィチ氏はそう言いました。
「当局は、2013年下半期には回復するし、とか言い張ってるけどさ、あいつら自分が喋ってる内容をほんとに信じてるわけ?」
「日本みたいな、成長ゼロで債務ダイナミクスだけ悪化するって状況になっちゃうぞ」
ジェフリーズのアナリスト、マルセル・アレクサンドロヴィチ氏はそう言いました。
この記事でも紹介されている通り、この状況は日本の橋本政権以降に酷似している。ユーロ圈がやってるコレは、明らかに「デフレ促進策」である。
この記事を見て、俺は
「ああ、日本ってのはものすごい国だったんだな…」
と思った。
日本は、このデフレ促進策を15年も続けてきたのである。
せっかく三大ハードカレンシーの1つである強い「円」という通貨を持ちながら、やれるのに財政出動を故意に抑えつけ、円はずっと独歩高…。
そして、この状況にあるにも関わらず、GDPを拡大し続けてきたのだ。
民主党政権でむちゃくちゃにされてしまったけどな。
その日本の前例が、ユーロ圈に「やりゃーできるんじゃねーの?」と幻想を抱かせてて、その結果がコレなんじゃないのか?と思う。
デフレ時にデフレ促進策を打って、GDPを拡大するとか普通できねーよ。
この記事は、日本だからこそ可能だったことをやろうとした「普通の国」が、どんな末路を辿ろうとしているのかが、見て取れるような気がする。
ソードアート・オンライン (12) アリシゼーション・ライジング (電撃文庫)