あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

橋下VS在特会・桜井(キレ芸対決)

2014年10月21日 21時43分41秒 | 政治(国内・その他)
 橋下と、在特会の桜井氏の対談の件。拙ブログでもツッコミを入れておこうと思う。



 なんというか、不毛な対談だったなぁ。完全なる期待はずれであった。

【産経】「お前なぁ」「お前って言うな」 怒号飛び交い、詰め寄る場面も 面談は10分弱で終了
http://www.sankei.com/west/news/141020/wst1410200051-n1.html

 売り言葉に買い言葉というか。お互い紳士的とは程遠い対談で、もっとお互い紳士的に話が推移すると思っていたのだが。

 嫁さんが言っていた事で、俺も同感だったのだが、橋下を引っ張りだした段階で、桜井氏の優位は間違いなかったのだから、あれだけ憎悪剥き出しで橋下が向かってきているのだから、在特会側は「橋下が悪者に見えるように」動くべきであった。

 ああ。在特会へったくそだなぁ…。あくまでヒールなんだな。あの連中。

 Doronpa氏、これまでの弁舌から頭が悪いわけないのだけど。…ダメな10分間であった。尤も、橋下も褒められたものではなく、この対談、誰の得にもならなかった。

 …なんの為にやったんだろうね。これ。

 さて。ここまでがあの対談の純粋な感想である。こっから先、俺の邪推である。

 なんであんなアホな対談になったんだろうな?あれ。

 橋下が、在特会との対談を約束したインタビューを見るに、あの段階ではまだ、彼は在特会とまともに話をする気があったと思われる。
 でもって、対談の推移を見るに、先に在特会側が暴言を吐いて挑発しているのだから、俺が前述しているように、橋下側も、いや橋下側こそが、「桜井氏が悪者に見えるように」動くことができたはず。

 なのに彼は、桜井氏の挑発に簡単に乗ってしまい、そのままプロレスにしてしまった。要するに橋下は、アホだったのか、それか自分の意思で対談をぶっ壊したのである。

 俺は多少橋下を買っている。主義思想はともかく、奴はアホではない。ならば俺は、奴は自分の意思で、あの対談をぶっ壊したのだと思う。な。ほらすっごい邪推っぽい。

 さて。そーすると、なんで橋下は、桜井氏が挑発した事をいい事に、対談をぶっ壊したんだろう。自ら下品さをアピールしてまでして。桜井氏と同じ土俵に乗ってまでしてさ。あーゆーのは、腸が煮えくり返ってても自重すんのが、真に喧嘩に強い人のあり方である。

 そりゃー、もちろんあの議論を冷静に続けるのには都合が悪かったからだ。

 このタイミングで、維新の会は、自らの公認候補に元在特会メンバーがいる事を発表している。

【朝日】元在特会メンバーを公認 大阪維新「間違いを反省」
http://www.asahi.com/articles/ASGBN44M4GBNPTIL007.html

 なんと、橋下VS在特会の対談の当日の記事である。

 橋下の主義思想とは別に、維新の会の支持者には、ある程度在特会の主張が傾聴に値すると考えうる人が、かなりいるのではないかと思う。生活保護有期制の話とか、慰安婦問題に対する見解とか、在特会と維新の会は、自民・公明・共産にはない、共闘可能なモノが結構ある。元在特会メンバーが、国政に影響力を行使する為に、維新の会を選択してもなんら不思議はない。

 思うに、ここを突っ込まれるのは、橋下にとって致命的な急所だったのではないだろうか。

 で、橋下は、まともに議論せずに終わらせる手段として、上記のような対談の方向性にしたのではないだろうかと思う。

 尤も、これは俺の推測であり、邪推で、居酒屋トークである。

 植草一秀氏の「これは財務省の陰謀だ」よりゃー、ちぃとはマシな主張ではないかなと、一応自賛しておこうかな。


P.S.
 ってなエントリを書いた後、以下のような記事が出た。

【大阪】橋下氏、ヘイトスピーチをやめることと引き換えに、在特会側が批判する特別永住者制度の問題点を検討していく意向★4
http://daily.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1413876405/-100

 はっはっは。こりゃーなんか在特会と維新の会で裏でなんかあったように思えてならないんだけどな。
 なんであれだけヘイトしてた在特会の意向を聞いてんの?橋下氏。
 ちょっと俺の邪推が補完されちゃったというか、もしかしたら図星だったの?って感じるのは、考えすぎなのかね?

 しかし橋下って奴は、NO!→YESの流れが多いような…。

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