あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

レーダー照射問題、細く長く…

2019年01月05日 00時35分54秒 | 政治(安倍政権)
 ネット詐欺の手口をご存知だろうか。

 エロ画像を閲覧しようとしたら、高額な接続費を請求された。
 表示された電話番号に電話をすると、きちんと合法的なグレーゾーンの商売で。
 ちゃんと特定商取引法に沿った表示義務を果たしている等、こんこんと説得される。
 被害者は、「エロ画像を見ていた」という負い目もあり、詐欺だとわかっていても、誰にも相談できないわけだ。
 最初、高額だった支払額は、半額でまけてくれたりして、最終的には、交渉に疲れ、被害者は支払ってしまう…。実は、その半額こそが、詐欺グループがほしい額だったりするわけだが。

 もちろんこれはれっきとした詐欺で。もし仮に弁護士が身分を隠して相手の説明すべてに対し、きちんと反論ができ、言葉巧みに相手を特定できたならば相手を逮捕できる。

 この詐欺を仕掛けてきた事で有名なヤツが、森友関連問題であろう。
 詐欺犯は野党。で、「エロ画像を見ていた」という負い目を作り出そうとする役が、日本のマスコミであった。

 これは、いわゆる「悪魔の証明」を利用したゴネ得詐欺で。長引けば長引くほど政権にダメージを与え、野党が有利になる戦術…のはずであった。
 ネット詐欺もそうだが、これは自分ルールに相手を巻き込み、混戦に持ち込んで相手を疲弊させる戦術である。
 当然ながら実行犯は嘘をつき続ける事を強いられ、まともな精神のヤツでは実行できない。人間のクズだから実行できる。

 この泥沼戦術で勝つには、相手の正当な反論を怒涛の情報量で圧倒する必要があるのだが、的確に反論を続けられると、犯人は逆に追い込まれる事になる。ネット詐欺の連中なら、「こいつはかなわん」と思った段階でさっさと店じまいできるが、野党は店じまいができない。
 現在の野党の凋落は、森友関連問題でもって、逆に自分の信頼を失ったというのも、俺は大きな要因の1つではないかと思う。

 さて。最近の、慰安婦問題から始まる韓国の諸問題について。徴用工、レーダー照射。やり口はみんな同じで、ネットエロ画像詐欺である。
 中でも、今一番レーダー照射問題が熱い。

 レーダー照射問題は、日本政府がほぼ決定的といえる証拠の一部を動画で公開し、いくつか韓国政府の証言の矛盾点を指摘していた。
 これに対し、韓国側は即座に反論を試みたものの、はっきり言って感情的な日本へ向けたヘイトの繰り返しであり、約束していた「韓国側撮影の証拠動画」もアップしたものの、現場の動画はアップできず、日本政府の動画を改修して批判しただけのものであった。

 …あまりにも拙い。
 今回、日本は前述したようなネット詐欺の被害者側なわけで、俺はこの韓国の論を見て、反論に疲れて疲弊させられそうな予感を感じざるを得なかった。

 そこで、韓国側の反論をうけての、日本側の対応である。これが素晴らしい。

【日テレ】「目新しい根拠なし」 日本政府は“再反論”検討
https://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000144505.html

防衛省は今後、韓国側がレーダー照射の事実を認めない場合、証拠として記録したレーダーの波形を示すことも検討しています

 証拠その2である。フライトレコーダーなど、まだ確たる証拠はあるだろうに。
 今回公開するのは、韓国兵器のレーダーの波形。ちなみに、レーダーの情報については国家機密である。

【時事】海自機、周波数証拠は「機密」 =駆逐艦撮影中にレーダー照射-防衛省
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018122900193&g=soc

 ある程度、自衛隊のP1哨戒機の性能を公開する事になってしまうのだが、ダメージはレーダーの波形を公開されてしまう韓国の方が大きい。当然、レーダーの波形なんぞ、公開されてしまえば無効化などの電波妨害で電子戦上非常に不利になってしまい、変更を余儀なくされる為、莫大な損失となる。

 今回の日本の情報の出し方は、韓国得意の「泥沼戦」を想定し、「反論のネタを切らさない」戦術である。
 そして、むしろ長期戦となれば有利になるように展開している。
 情報戦において、常に質より量で圧倒しようとする韓国に対し、日本は証拠を小分けにして1回の情報量を減らし、よって検証量も減らしてレビュアー側の負担を減らしている。
 さらに韓国の反論の酷さを再反論において喧伝した上、次の韓国の反論手口を狭めている。
 次も日本が同じことをすれば、韓国はさらに追い詰められる事になるだろう。
 とすれば、韓国はここをなあなあで手打ちにする方向を模索する可能性が高い。

 日本が次に絶対にやってはいけないことは、なあなあで終了させる事である。
 俺は、さっさとエロ画像ネット詐欺団の居所をつきとめて警察に踏み込ませる方針を好み、韓国へも早期の経済制裁を望んでいるわけだが…。

 日本がなあなあで済ませるつもりがないのであれば、この方針も悪くはないと思っている。

 これは面白い。この件について、日本政府には、ちと足りていなかったエンターテイメント精神を発揮してもらって、継続して視聴者に興味を引き続けてもらいたいと思う。

 韓国の反論は、根深い日本人に対する差別意識が見えている。
 アレが強調され、誰からもドン引きされるような状況になればいいと。マジで思っている。

 少なくとも、嫁の実家に帰った時、義母がかなり嫌韓気味になっていたのには、ちょっと新鮮な驚きがあった。

 いい傾向である。

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