農水省ソースが、日刊ゲンダイみたいな煽り記事のように読めてしまう状況に、俺は嫌悪感を抱いたよ。
【アベノミクス】日本政府「我が国は輸入が止まっても国産食料だけで自給出来る」提示した食事が衝撃的と話題に(画像あり)★4
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1561918269/-100
まあ日刊ゲンダイみたいな憶測をさも真実のように書いているわけではないから、まだマシと言えばマシなのかもしれないが…。それでも、エビデンスがある事実のみで記事を構成しつつ、総論として真実を語らないあたり、よりタチが悪いとも言えると思う。
ウチでよく主張する、「嘘は言っていないが本当の事も言っていない」というやつである。
日本の食料自給率が低いのは事実である。
なぜ自給率が低いのか?と言うと、自給率の計算方法がカロリーベースであるからだ。コストベースであると、食料自給率はもっと高い。
カロリーが高い、輸入率の高いものと言えば、肉類や小麦なんかがそれに該当するわけだけど。これらが何故、自給率が低いのかと言えば、端的に言えば、外国から購入した方が安いからであって、日本国内にそれらを栽培、飼育するような技術がないのか?と言えば、ご存知の通り高付加価値商品の生産という意味で、安価を目指していないだけである。
つまり、ガチで肉類や穀物類の輸入が止まれば、日本は安価を目指し、国内でのそれらの生産が始まる。自給率は上がるのである。
今は、それらを積極的に生産していない。ご存知のように生産調整すらやっていて、せっかく生産したものを廃棄すらしているのだ。
農水省の想定は、今突然全世界から日本が輸入を止められて、全てを国産に切り替えねばならなかった1年目という想定である。
なんという…現実感のなさか。
現在の主な輸入国から日本がハブられる可能性は無きに等しいが、実際にハブられたとした場合、日本は輸入先を他の国に切り替えるだろう。だから、想定としては、ほぼありえない。
あるいは、B級映画にあった「日本以外全部沈没」みたいな状況で、日本1国を除いて全世界が滅んだとすれば。「外国から輸入しているから」とか、妙な遠慮をするシガラミがなくなるわけで、食料自給率の問題はほぼ解消するであろう。
▲日本以外全部沈没
需要が高まった食品から順番に、自給率が低かった食品がそのままの自給率を継続できるわけがなく、供給量が増えていく。
現在、足りてないのは、ごくごく単純に「需要」なのだ。
むしろ鰻とか、日本しかなくなったらちゃんと生産調整がとれて資源が回復し、長期で見れば安くなるのではないか?
だから。
俺は農水省の提示する日本の自給率の低さへの危機感の煽り方が理解できない。
その危機感の煽り方に、意味はあるのか?
無論、ちょっと大げさな物言いをして、危機感を煽る事に意味がないとは言わない。必要な事例はいくらでもあるだろう。
しかし、農水省のその煽りは、俺はむしろ有害だと思う。
まるで、「外国に依存している日本は、もっと外国に配慮し、我慢をしなければならない」と啓蒙しているように見える。「こんな貧しい生活に戻ってもいいのか?」と。
これは啓蒙とは言わない。恫喝であろう。
依存というものは、唯一無二のものを、他国に頼っている事を言う。
そうそう。このG20を機会に、日本は本格的に韓国への経済制裁を始めるようじゃないか。
【木走正水】史上初めて日本政府が韓国に対して経済制裁措置を決定〜7月4日よりフッ化ポリイミドなど半導体材料の対韓輸出を規制
https://blogos.com/article/388135/
政治的にはとっくに友好国ではなくなった韓国は、経済的にも名実ともに友好国ではなくなった。日本のホワイト国リストから外れたんだからな。
この措置は、韓国にとって大きな痛手となるであろう。こーゆーのを「依存」というのである。
食糧生産を、日本が外国に依存しているって?冗談じゃない。
日本は、国際的なバランスを鑑みた上で、食料自給率を低く抑える事で、輸入する余地を残し、他国との関係を円滑にしようとしているだけだ。
加えて、高付加価値な農業技術も保持し、万一に備えて食糧生産を国内へとシフトさせる事ができるようにしているのである。
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【アベノミクス】日本政府「我が国は輸入が止まっても国産食料だけで自給出来る」提示した食事が衝撃的と話題に(画像あり)★4
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1561918269/-100
まあ日刊ゲンダイみたいな憶測をさも真実のように書いているわけではないから、まだマシと言えばマシなのかもしれないが…。それでも、エビデンスがある事実のみで記事を構成しつつ、総論として真実を語らないあたり、よりタチが悪いとも言えると思う。
ウチでよく主張する、「嘘は言っていないが本当の事も言っていない」というやつである。
日本の食料自給率が低いのは事実である。
なぜ自給率が低いのか?と言うと、自給率の計算方法がカロリーベースであるからだ。コストベースであると、食料自給率はもっと高い。
カロリーが高い、輸入率の高いものと言えば、肉類や小麦なんかがそれに該当するわけだけど。これらが何故、自給率が低いのかと言えば、端的に言えば、外国から購入した方が安いからであって、日本国内にそれらを栽培、飼育するような技術がないのか?と言えば、ご存知の通り高付加価値商品の生産という意味で、安価を目指していないだけである。
つまり、ガチで肉類や穀物類の輸入が止まれば、日本は安価を目指し、国内でのそれらの生産が始まる。自給率は上がるのである。
今は、それらを積極的に生産していない。ご存知のように生産調整すらやっていて、せっかく生産したものを廃棄すらしているのだ。
農水省の想定は、今突然全世界から日本が輸入を止められて、全てを国産に切り替えねばならなかった1年目という想定である。
なんという…現実感のなさか。
現在の主な輸入国から日本がハブられる可能性は無きに等しいが、実際にハブられたとした場合、日本は輸入先を他の国に切り替えるだろう。だから、想定としては、ほぼありえない。
あるいは、B級映画にあった「日本以外全部沈没」みたいな状況で、日本1国を除いて全世界が滅んだとすれば。「外国から輸入しているから」とか、妙な遠慮をするシガラミがなくなるわけで、食料自給率の問題はほぼ解消するであろう。
▲日本以外全部沈没
需要が高まった食品から順番に、自給率が低かった食品がそのままの自給率を継続できるわけがなく、供給量が増えていく。
現在、足りてないのは、ごくごく単純に「需要」なのだ。
むしろ鰻とか、日本しかなくなったらちゃんと生産調整がとれて資源が回復し、長期で見れば安くなるのではないか?
だから。
俺は農水省の提示する日本の自給率の低さへの危機感の煽り方が理解できない。
その危機感の煽り方に、意味はあるのか?
無論、ちょっと大げさな物言いをして、危機感を煽る事に意味がないとは言わない。必要な事例はいくらでもあるだろう。
しかし、農水省のその煽りは、俺はむしろ有害だと思う。
まるで、「外国に依存している日本は、もっと外国に配慮し、我慢をしなければならない」と啓蒙しているように見える。「こんな貧しい生活に戻ってもいいのか?」と。
これは啓蒙とは言わない。恫喝であろう。
依存というものは、唯一無二のものを、他国に頼っている事を言う。
そうそう。このG20を機会に、日本は本格的に韓国への経済制裁を始めるようじゃないか。
【木走正水】史上初めて日本政府が韓国に対して経済制裁措置を決定〜7月4日よりフッ化ポリイミドなど半導体材料の対韓輸出を規制
https://blogos.com/article/388135/
政治的にはとっくに友好国ではなくなった韓国は、経済的にも名実ともに友好国ではなくなった。日本のホワイト国リストから外れたんだからな。
この措置は、韓国にとって大きな痛手となるであろう。こーゆーのを「依存」というのである。
食糧生産を、日本が外国に依存しているって?冗談じゃない。
日本は、国際的なバランスを鑑みた上で、食料自給率を低く抑える事で、輸入する余地を残し、他国との関係を円滑にしようとしているだけだ。
加えて、高付加価値な農業技術も保持し、万一に備えて食糧生産を国内へとシフトさせる事ができるようにしているのである。
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