あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

マイルドインフレーション 夏休みの終わり

2012年12月17日 22時01分08秒 | 政治(野田政権)
 大阪では無双の強さだったね維新。

 実に予想通り。俺周辺でも「維新信者」は多かった。
 実際、大阪でのアレの実績は大したもんなんだよなぁ。俺も、今の時期が好景気なのであれば、普通にアレでOKだと思う。特に石原都知事と組むことで、双方の問題点がうまく緩和され、いい具合に化学変化していたように思う。

 石原・橋下双方ともに、暴走列車だからね。喧嘩して妥協してで、丁度よさげだった。惜しいね。実際、安倍総裁になって、確実に景気は回復できるだろう。俺は最早確信したわけだが。
 景気回復後、満を持して、維新の会が国政に出れば…!じっくり大阪府政で力をためとけば…!明確な自民党の対抗馬に成長できた可能性がある。
 今みたいなワケのわからん烏合の衆にならなかった可能性があった。

 左派・自民党と右派・維新の会。
 見てみたかった気がするけど…。既に石原は歳を取りすぎている。今のタイミングしかなかっただろうな。まさにラストチャンスだったのだろう。

 ところで。
 俺が何故、日本の景気回復を確信したかというと。
 かの有名な高橋是清のデフレ脱却路線と同じ現象が発生しているからだ。レールに乗ったっぽい。

矢野浩一さんによるリフレーション政策メモ
http://togetter.com/li/322150

矢野浩一
@koiti_yano

通常の「高橋財政」の評価は、
(1)財政政策と、(2)金輸出再禁止や
日銀引受を含めた金融緩和によりデフレから脱却した、
というのがよくある理解だと思いますが、
「昭和恐慌の研究」第5章、第6章の結論はそれとは少し異なります。



昭和恐慌の研究



昭和恐慌の研究」第5章、第6章では、
「日銀引受が始まる以前(つまり貨幣成長が始まるよりも前)に、
日本経済はデフレから脱却し、マイルドインフレーションに移行している」(←ここが重要です)
ことをデータ・実証で示しています。

では何がデフレ脱却を実現したかというと
「政策レジームの変更」と「インフレ期待の変化」だということになります。
つまり、サージェントの「四大インフレーションの終焉」の逆のケースだということになります。


 実際、安倍総裁はインタゲに舵を切ると宣言し、既に実現可能な政策として立案している。すると、安倍総理誕生前から円安と株高が進行し始めた。直前の超無能民主党政権も手伝っているものの…同じなんだよね。

 野田元総理のおっしゃる通り。時計の針は、確かに戻った。麻生政権退陣まで。
 そして、そこに立っているのは麻生財務相(かもしれない)なのである。
 ※個人的に麻生元総理は外相希望。

 麻生元総理は、高橋是清と同じ場所に、同じ立場に、同じ状況に、同じ意思でもって立っているのだ。

 やっと、麻生政権の時の麻生氏の弁「日本の経済再生の処方は全治3年」に戻った。
 恐らく3年後、今の「麻生財政」を評価する時期がやってくる。
 それが、実に愉しみだ。

 日本の政治空白、4年間の夏休みは、あと半年を残し、ようやく終わった。

P.S.

【衆院選速報】加藤紘一・自民元幹事長の落選確実に 山形3区
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20121217/plt1212170028003-n1.htm

 自民党もようやく一二を争うガンが消えましたな。
 こいつの敗戦が、今回の選挙の真っ当さを表しているように思えるよ。

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