あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

四面楚歌な日本

2012年08月16日 23時19分07秒 | 特定亜細亜
 外交というものが、如何に「不断の努力(日頃から途切れる事なく続けられる努力)」が必要なのか、よーくわかる今日この頃。
 諸外国にやさしいはずの民主党政権のはずだが、なぜ、今この瞬間にこれほど周辺諸国がキチガイじみた行動を、日本に対してい起こしているのだろう。

【時事】北方領土に揚陸艦派遣=対日参戦を記念-ロシア艦隊(8/15)
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2012081500009

【韓国・中央日報】李大統領、独島上陸に続き天皇に謝罪要求…日本「悪影響、数年続く」(8/15)
http://japanese.joins.com/article/558/157558.html?servcode=A00§code=A10

【変態】尖閣逮捕:宗主国様メディアも大々的に報道(8/16)
http://mainichi.jp/select/news/20120816k0000e030155000c.html

 なんと3方面同時侵略(いや実は4方面なんだけど。詳しくは後述)である。既に敵国による実効支配下におかれている北方領土、竹島はともかく、深刻なのは尖閣諸島の問題だと思うが。

 ねぇ。なんでだと思う?
 よく言われるのが、「自民党だって、こんな事態が発生したら対応策は同じだろ?」である。実際、尖閣逮捕での48時間以内強制送還については、実質的にやっている対応は小泉政権と同じである。

 そこを突かれるとね…。途端に解説が面倒になるんだが。
 要するに自民党が与党張ってる時、こんな3方面同時侵攻が発生したか?って話なのである。竹島にせよ尖閣にせよ、まあ北方領土については俺もあまり調べてはいないのでよくわからないのだが、反日活動については日中韓政府の間で暗黙の了解が常にあった。
 まあそれが良かったとは言わないけど。少なくともこんな大事が3連チャンで発生する事はなかったのよ。

 外交ってのは、ぴしっと思った通りの結果にはならない。しがらみや軋轢があって、思うようにならないものだ。で、日々様々な努力によって積み上げがなされ、徐々に自国に有利なように展開していくのが、「外交」というものだ。

 日本は今、その努力を怠っているにすぎない。
 つーか学生時代に「安保反対」を叫んだアホな安保闘争世代の連中がイキナリ政権トップをとってしまったからねぇ。これまでの自民党の積み上げた実績が気に入らなかったのだろうよ。
 自民党が長年かけて構築した官僚のコントロール方法を完全に放棄してイチから政治をやろうとして失敗したのと、まったく同じ現象が、外交でも発生しているのだ。

 で、民主党はもう、どんなに長くても来年9月までの命。もうすぐ余命1年を切ってしまうのである。最悪今年9月に衆院選挙の可能性もある。

 現在の情勢では、次の選挙でまず間違いなく自民党が第1党に返り咲く。そうなれば、今のようなへなへなな対応にはまずならない。しかも自民党は野党時代、保守に先鋭化している。
 尖閣が中共の言う「極右の石原率いる東京」に購入されてしまっては、今のような舐めた行動がとれなくなる。竹島の韓国側も、心情は似たようなものだろう。
#個人的な夢として、尖閣は自衛隊の駐留がいいなぁ。海上保安庁に守護させるもんじゃないよ。

 要するに最後のチャンスかもしれないのだよ今。だからこそ、この時期に厄介事が集中うする。

 で、この3カ国から非友好的シグナルを出されて危機感を募らせている今の日本は、手を差し伸べられるとやっぱりへなへなで「ありがとうございますぅ~(´Д⊂」って言ってしまいそうな状況なわけだが、そこを狙ってアメリカも日本に襲いかかってきている。

【変態】「護ってやるから、メタンハイドレート共同開発させろや」
http://mainichi.jp/select/news/20120816k0000m030096000c.html

 ああジャイアン。
 今日本は、アメリカ、中国の2大強国から狙われる「弱った虎」なのである。
 日清戦争で負けて弱体化した清朝みたいなもんだ。列強が尽く清を食い物にした、アレに似ている。日本はとてつもない危機に瀕しているのだ。

 それもこれも、全部民主党のせいだ。

 最近の中国や韓国の増長は、中国や韓国が突然凶悪になったわけではない。
 なんかそのへん、妙に誤解してそうな人が多いような気がするんだよなぁ。つーかそのへんの保守ブロガーですら、中国や韓国叩きがメインだ。ウチも、どっちかといえば民主党よりも韓国を叩いているような気がする。
 再確認。諸外国のせいじゃないだろ現状。元凶は民主党だ。

 共産党とかが唱える「平和主義」が、どれだけ平和を損なっているのか、ちゃんと理解するべきだと思うよ。いいかげん。

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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2012-08-17 08:39:27
小沢一派が離党してからの民主の政策は、確実に変わった。親中韓から親米へ。アメリカがジャイアンなのは確かだろう。しかしそれは、アメリカの国力が強大だから好き勝手に出来るだけで、本質的に国家とはそういうものだ。
安全保障はタダではない。アメリカに蹂躙されるのが嫌なら中国と組むか?ロシアか?自主防衛か?どれも非現実的、危険な選択だ。
今、我が国は、アメリカの後押しで軍備強化し始めている。戦後の、敗戦国としてのレジュームが少しずつ変化を始めている。今後、我が国は、アメリカと、その他の自由主義国と共同で、南沙諸島、アジア圏の安全保障を担うことになる。敗戦国として蹂躙されっぱなしだった歴史から卒業する時が来ているのだ。
野田政権は、その礎を築き始めている。
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