朱と群青

日々の思いを、時々趣味の絵をアップしながら書き綴っています。

温かい絵を描きたい

2012年04月01日 | 

 

数年前の3月まだ肌寒い気候の頃、イタリア旅行をした時にローマの街を歩いていて偶然に出くわした風景。

”イタリアの八百屋さん”です。

夕闇が迫る頃古い石造りの街並みを歩いていて、其処だけ温かい光があって色彩豊富な野菜や果物が

豊富に並べられて、日本の八百屋さんとは違ったお洒落な雰囲気が漂っていました。

ミモザの花が咲く頃で、店の前にも一抱えほどのミモザの花があり、この風景を帰国してから是非絵に描きたい

その時思ったのです。

写真の下絵は描きましたが、長いこと放置していて、今年はこの絵を少し大きな絵に描きなおしてみようと

思っています。

今まで廃船とか造船所、引き上げられた船などをテーマに描いていましたが、昨年の震災の悲惨な記録ビデオで

船が街の中を流され、大きな貨物船が街の中に取り残されている風景を見たとき、廃船など描けなくなりました。

今回は未経験のテーマで、絵の中に今までのような深い情景といったものが表わされるか疑問ですが、人間の

生活の温かな情景を表現してみようと思っています。

 

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