朱と群青

日々の思いを、時々趣味の絵をアップしながら書き綴っています。

情熱が失せる前に

2019年11月30日 | 日本画

2年ほど前家内が脳梗塞で倒れて以来、私は日々「主夫」に専念しています。

私が未だ現役時代に、単身赴任が永かった(15年)ので自炊も慣れていて、そのため三度の食事の準備にも特に苦も感じていません。料理のカロリー計算も、食品交換表の実践も大丈夫です。家内はおいしいと言って毎回喜んで食べてくれています。

その他、洗濯、掃除、ゴミ出し、食材の買い出し等々、主婦(主夫)の仕事はやってもやってもきりがありません。

そのなかで、日本画を描くという目標がついて回ります。

未熟な技量に加え、まだ十分には達成できていない目標が頭にこびりついています。もう私も後期高齢者に突入し、その情熱が薄れてきつつあります。また体力も日々低下していることを実感する毎日です。

しかし来年また、中央の公募展に作品を応募することを決めました。

今回それとは別に、数年前の作品に手を加え、「もうこの絵は表には出ないのに」と思いつつも加筆しました。情熱が失せる前にやっておくことが沢山あります。

スペインの「トレドの眺望」です。

日本画(F-100号)紙本 岩絵具

 

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