朱と群青

日々の思いを、時々趣味の絵をアップしながら書き綴っています。

教室で描いた人物画その2

2020年12月05日 | 

 水彩画教室に通っています。早いもので2年を過ぎました。講師はおおらかで教室の雰囲気はとても明るいです。

 難を言えば、絵を描く時間が短い事。正味2時間となっていますので、机上にモチーフを幾つか並べて周りを囲んで描き始めるときは既に20分以上は経っています。私はいつも時間が足らずに、デッサンのみで終わるのがしばしばです。

 今回の人物を描いた時の作品の完成するまでを3ステップで写真を撮っています。

 デッサン(教室で描いて、講師の指導を受けています)。私は本人に似ていない事を気にしていましたが、「似顔絵ではないからね、雰囲気が伝われば十分!」と言われました。デルさんのホーズも顔の表情も硬く、そのままの表現がなかなか厳しい。素人さんだから仕方ないか。お互いに素人なのだから!

 

家に帰ってから写真を見て着彩。

写真はいけないよ、と言われそうだがこの状況下では仕方ありません。

 

 私の絵は写実的です。先ずは人物をキッチリと観察して表現することに努め、デフォルメするのはその後と思っていますが、顔は例外で、似せようとすると段々深みに入ります。

 今回の絵はデッサンでは表情が硬く暗かったので、生き生き顔にデフォルメ。実際は目と口をいじった程度ですが。

 後日、作品としては画面が物足りないので、別のフロアに置いてあった観葉植物の鉢を追加しました。無いものを画面の中に描き入れるのは大丈夫なのか?。でも、大家の画家さんも普通にやっているから、許せるだろうと勝手に思っています。気にしていた厳しい顔も、何とか優しい顔になりました。

 

 

 

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我が家の小さな庭も秋色

この土地へ移り住んでから、もう二十数年になります。

 庭は狭く、それでも当初は意気込んで芝生を貼ったり、植栽も植木屋にたのんで、知人からはいい庭が出来ましたねと言われたものですが、その後の手入れも悪く、また、木が思いも寄らず大木になったりして撤去する羽目になり、現状に至ります。そんなどうという事もない庭ですが、今は秋色です。

 

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