行政報告は最後まで行いたいと思いますので、ブログ更新します。
昨日の続きです。
〇浪江町ADR集団申立てについて、ご報告いたします。
原子力損害賠償紛争解決センター いわゆるADRセンター、町、東京電力の三者により継続的に協議を進めており、ADRセンターは、あらためて東京電力に対して、和解案に対する具体的な検討と応諾等を求め、働きかけを強めております。
町といたしましては、今後も、東京電力に対するADRセンターの対応を注視し、また、国に対しては引き続き和解案の尊重、遵守、さらに、原賠審の指針に添うよう強く要請しつつ、その動きを見極めながら行動して参りたいと思います。
〇浪江町内の除染の進捗状況について、ご報告いたします。
農業用水路の追加除染等の影響で工期を延長していた「浪江町除染等工事(その2)」の対象行政区である、「高瀬行政区」、「立野下行政区」の進捗状況ですが、5月末に除染作業が完了しており、現在、一部手直し作業等が残っておりますが、引き渡し、完了報告を行っている状況となっております。
また、「平成25年度浪江町除染等工事(その3)」でございますが、対象となる幾世橋3行政区、藤橋行政区、北棚塩行政区、西台行政区につきましては、現在仮置場の造成と宅地除染や農地の除草等の除染工事を平行しておこなっている状況であります。
次に、仮置場の確保状況でございます。本年度に施工開始される「浪江町除染等工事(その4)」の対象となる「牛渡・樋渡行政区」、「苅宿行政区」の仮置場が確保されました。このほか、「立野上・中」、「加倉」、「小野田」、「田尻」行政区につきましても、それぞれ仮置場の周辺住民または、地権者への説明を行っており、ご理解を得たうえで順次、仮置場の地権者契約を行う予定となっております。このほかまだ確保されていない行政区につきましても引き続き仮置場の確保にむけ関係行政区長と相談しながら進めてまいります。
今後とも、対象住民の皆様へ丁寧な説明をし、「仮置場の確保」及び「除染作業」へのご理解、ご協力をお願いしたいと考えております。
今日は、ここまで。