昨日の続きです。
〇避難行動要支援者名簿の登録申請書の回収状況について、ご報告いたします。
この名簿は災害緊急時等に、自ら避難することが困難な方も円滑かつ迅速な避難を行えるよう、支援を要する理由、避難支援者情報等を把握するとともに、緊急時に避難の支援、安否の確認を行う事を主な目的としております。ただし、本町では住民の避難生活が続いていることから、避難先の関係機関などとも連携を図るため、全世帯を対象に名簿への登録をお願いしております。
送付世帯数は9,368件で、5月末時点での回収数は1,812件であり、回収率は19.3%であります。
〇応急仮設住宅について、ご報告いたします。
5月末日現在、仮設住宅は、建設戸数2,893戸に対して、入居戸数が1,942戸、入居者数は3,558名、入居率は67.1%となっております。
借上げ住宅の状況につきましては、会津地方が87戸201名、中通りが1,666戸3,494名、浜通り1,133戸2,094名、合計2,886戸5,789名となっております。
また、5月15日より、住宅再建や復興公営住宅に入居された町民の方を対象とした、桑折駅前仮設住宅のエアコン、カーテン、照明器具等の無償引渡しの申込み受付けを行い、5月29日締切り日時点で、97件の申込みがありました。引渡しは、取外し完了後、順次、行っております。
〇町民交流事業について、ご報告いたします。
3月14日、安達文化ホールを会場に、仮設・借り上げ住宅自治会を中心とした実行委員会の主催により「3.11復興のつどい」を開催し、各自治会活動発表、浪江町芸能祭、タブレット講習会などを行いました。
今回は、静岡県御殿場市、国立大学法人弘前大学等の団体からも支援・協力を受け、復興のつどいを大いに盛り上げていただきました。
次に、復興支援員についてですが、今年度も1府9県に26名を配置し、全国に避難している町民への訪問活動を中心とした、町民一人ひとりに寄り添った繊細な支援を行っていきます。
また、5月23日には、福島市内に町民交流施設、あつまっぺ交流館をオープンしました。
さらに、新たな借上げ住宅自治会「浪江ネットワークひたちなか・東海」が立ち上がり、避難先である茨城県ひたちなか市と東海村でのコミュニティの維持に努めていただいております。
今日は、ここまで。