一昨日の続きです。
〇災害廃棄物処理等の進捗状況についてご報告いたします
棚塩地区・請戸地区に設置の災害廃棄物仮置場造成工事の進捗状況でございますが、棚塩地区については、3ブロック全てにおいて造成工事が完了し、「家庭で発生する片づけごみ」の仮置場として使用しております。また、請戸地区についても、7ブロックが完了しており、6月1日より新たに3ブロックの造成工事が始まり、「建物解体廃棄物、自然木・廃材、布類、廃プラ、漁網、被災車両等」の仮置場として使用することとなります。
次に、仮設焼却施設整備の進捗状況でございますが、棚塩地区に建設され、5月25日に火入れ式を行い、6月には性能検査を兼ねた試験運転、7月からは本格稼働を行う予定で進めております。1日に300トンの可燃物の処理が可能で総計16万3千トンの処理を予定しております。
次に、津波被災地の災害廃棄物の選別、収集、運搬業務の進捗状況でございますが、棚塩・請戸地区の農地部分を引き続き行い、本年度は宅地部分の収集運搬業務を開始いたしました。これらは請戸地区の仮置場に選別・搬入されます。この業務は、平成27年度で完了する予定となっております。
次に、被災家屋の解体・撤去の進捗状況でございますが、今年度第1回目の発注の70件については、6月17日に業者が決定し、11月末の完了に向け解体工事を行う予定でございます。
次に、「環境省による被災家屋の解体申請の受付け状況について」でございますが、平成26年度は受付済件数が607件、棟数で2,391棟となっております。平成27年4月の実績は43件149棟となっております。
次に、現在、帰還困難区域を除く地域において、ゴミステーションに出されている一般家庭からの可燃及び不燃の片付けごみを回収しており、粗大ごみ・廃家電につきましては、5月よりコールセンター方式で受付を行い、個別回収が始まっております。
今日は、ここまで。