Quelque chose?

医療と向き合いながら、毎日少しずつ何かを。

メモ:梅毒の治療

2019-07-05 | 医学・医療・健康
時々、いろいろな分野の研修会や講演会に出席して、時々メモを取ったりする。
そのメモを片付けるため、内容の一部をここに覚え書きとして書いておくことにする。
私の(ときどき眠くなりながら書いた)メモは間違っているかもしれないので、要確認だけれども。

梅毒について
・梅毒トレポネーマが侵入してできる初期硬結、硬性下疳(潰瘍)はとにかく「硬い」のが特徴。初期症状は中毒疹様に見えることがある。
・口腔内粘膜疹はアフタ様だが硬く、疼痛がある。
・咽頭梅毒は、両側軟口蓋に乳白色にbutterfly appearanceとして見られる。
・口腔内梅毒は感染源として重要。
・症状(初期硬結や硬性下疳)はあるがRPRやTPHAで陰性の場合、PCRを試みる。
・治療効果の判定:RPRが治療前の半分になったら、治療終了可と判断できる。
・老健施設などで偶然梅毒検査+だった場合、3−4週間あけて再検し、数値上昇がなければ陳旧性梅毒として問題ない。