Quelque chose?

医療と向き合いながら、毎日少しずつ何かを。

モニカ・アドリアーノ

2019-07-24 | グルメ
町田駅を出てすぐの、レンガ通り。
 
前から入ってみたかった「モニカ・アドリアーノ」に空席があったので、今日の町田ランチはここに。
 
 
こじんまりした空間だけど、実は3階建て。フロアごとにイメージが違う内装。今日は3階に案内されましたが、白いロフト風のフロアにカラフルなテーブル。
ちなみに、お客さんは見る限りほとんど女性のよう。女子会やママ友ランチっぽい方々が多い。
 
ちょっと時間が遅めだったのでランチメニューはいくつか売り切れ。「ポークジンジャープレート」にしてみた。
 
 
どのメニューにも野菜がたくさん添えられ、小鉢がついてくる。今日は夏野菜のラタトゥイユ風かな。ポークジンジャーはまあまあ。野菜にはサウザンドレッシング。ヨーグルトが地味にかわいい。
これで税込980円。
 
メニューが豊富でコスパ良く、カフェにも飲みにも使えて女性向け。ただし、だいたい混んでいるので予約推奨。また、上階移動には階段昇降必須なので、脚が悪かったりする場合は1階指定がいいかも。
あと、スタッフさんによってはもうちょっと声かけしていただいたらどうかなという場面も。「いらっしゃいませ」とか「少々お待ち下さい」とかね。
 
ごちそうさまでした。

「だましの手口」

2019-07-23 | 本・映画・テレビ
ちょっと古い本だけど、だいぶ前にKindleに入れていたのを思い出し、読み返してみた。

いわゆる「振り込め詐欺」とかオウム・統一教会などのカルト宗教、霊感商法など、もう今では古典的(?)となったものから先物取引・有名人のCMに至るまで、さまざまな「騙し」の手口と対応方法までを、具体的な例とともに説明している一冊。
著者は1960年徳島県生まれの社会心理学者で、当時、静岡県立大学准教授。
2009年発売の本なのでもうかれこれ10年経っており、その間に、ここに挙げてあるような詐欺や騙しについてはかなり知れ渡っているはず・・なのだが、相変わらず、今日でも振り込め詐欺の被害が毎日のように報告されているわけだから、まだまだこういう本を読み返すのには意味があるだろう。

騙す側がもちろん悪いわけであるが、わかっていても引っかかってしまうのは、被害者側にさまざまな心理的機構が働くからでもあって、
例えば「後悔回避」(自分の行動を正当化する)とか、返報性(何かしてもらったらお返しをしなければという心理)など、そうだよなあ、あるある・・と思わされる。

個人的にツボだったのは、「有名人の影響力」という章。
専門職であったり、有名大学の教授という肩書があっても話が怪しいことがある・・・という箇所で、

"専門職に就いているからといって、それだけでうっかり信じてはいけない"とか、

”XX大学の教授という肩書は、ある特定の専門家であることを明かしているように思えますが、ちょっと学者世界に身を沈めていると、それがじつに危ない判断であることに気づかされます。"
"教授は無資格でなれます。立派に大学院を出て、しかるべき論文を書いて、学位をとってでないとなれないとお思いの方、それは、誤りとはいいませんが、そうでない方もたくさんおられます。"

というところ。そう、そうなんですよね。「医師」とか「教授」だからと言って、変な「医学」本を書いたり、テレビなどに出て専門外の領域についてわけわからんことを言う方もおられるようですし。しかもこれからは「実務家教員」(以下自粛

もちろん、最近流行っている(?)騙しのテクニックを知っておくことは大事だと思えるが、著者は"人は手口をちょっと知っているぐらいの事前の知識では、手慣れた詐欺師に太刀打ちできないのです。"という。それも事実だろう。
とは言え、我々にできる対策として、著者は"悪徳商法、詐欺やマインド・コントロールに見られる心理操作の仕掛け"について、インターネットなどを利用してできる限りマスターしていくことが第一だと述べている。そして、自分の弱点をつかんでおくこと、自分だったらどんなパターンで騙されるかシミュレーションしておくことなども勧めている。
ボケツッコミも練習として良いらしい・・・あ、これは自分はわりとやっているかもしれない(汗)

今は新書版は古書店などにしかないかもしれないが、図書館を探せばありそう。Kindle版で手に入れることはできるようである。

 


フィリピン発“飲むとうふ”のタピオカドリンク「タピオカタホ」、おとうふ工房いしかわ直営店…

2019-07-20 | 日記
毎日何かと話題になるタピオカ。
今度は、
 
豆腐とタピオカに甘味をプラスした豆腐ドリンク
 
…だそうです。
 
 
豆腐、と言えば身体に良いような気になるし、「北海道産ユキピリカ大豆は、通常の大豆の1.5倍のイソフラボンを含む」のだそうだけど、それにタピオカとシロップがプラス。
 
うーむ、なぜみんなそんなにタピオカが好きなのか。
…って言ったりするのはもうオバさんの証拠なのだけど(汗)。
 
(我々の世代だと、田んぼで見かけたカエルのたまごとかの記憶も…。あ、なんでもないです)
 
タピオカって高糖質・高カロリーなはず。もう「糖質制限」のブーム(?)が去ったのか? それとも、タピオカに関してのみ、ダイエットは気にしないのか?
 
もし習慣的にタピオカスイーツを皆が本当に食べてるのなら、
「若年期にタピオカを常習的に喫食していた場合の、後年の体組成とインスリン感受性の関係」とか、ちょっと追跡してみたい気もする。
 
とは言え、タピオカを買っても写真撮ってインスタに上げて、あとはポイ捨てというケースが多いらしく、それはまた別の大きな問題。売る側にも考えてもらいたい。
 
 

母乳と味嗜好

2019-07-19 | 医学・医療・健康
Association of Infant Feeding Patterns with Taste Preferences in European Children and Adolescents: A Retrospective Latent Profile Analysis.
Sina E et al. 
Nutrients. 2019 May 9;11(5). pii: E1040. doi: 10.3390/nu11051040.

欧州の子供達を対象として、乳児期の食習慣と、味嗜好との関連について調べた研究。

5526人の欧州各国の小児(6-16歳)を対象として、家庭での嗜好調査:甘味、脂肪、苦味、そしていくつかの食品についての嗜好性をアンケートで調査した。加えて、母親からは母乳のみ、人工乳のみ、あるいは混合栄養であった期間、および離乳食開始年齢について報告してもらい、ロジスティック回帰分析と潜在クラス分析を用いて、味嗜好との関連について解析した。

その結果、

予想に反し、乳児期の食習慣と、6-16歳における味の嗜好との間に、明らかな関連はみられなかったと報告されている。

赤ちゃんのときに飲んだのが母乳でも人工乳でも、その後の好みに変わりなし、という結論。


ホテルの「アメニティグッズ」が大ピンチ最大手・資生堂の撤退で品薄に…

2019-07-18 | 日記
ホテルのアメニティに、こんな事情があったとは…
 
 
もちろん香りや質の良いアメニティがあれば気分も上がるし、ホテルステイの醍醐味もあるけれど、ないと絶対に困るかと言えば、そうでもない。持って行くか、買えばいいのだから。
 
盗難というか、いろいろホテル備品を持って行ってしまう宿泊客も多いようだし、ホテルでの物品提供のあり方は変わっていかざるを得ないのかもしれない。
個人的には、アメニティはフロント等で販売すればいいのではと思うけれど。その方が、選べていいかもしれないし。低アレルギー製品もチョイスできたらいいですね。