釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

11月30日 新しい相棒

2018年11月30日 | 日記




17年間乗り続け、頑張ってくれた相棒「ノア」と、お別れした。

見送るときは、ちょっと切ない気持ちになった。



色々な思い出がある。

長崎、大分、熊本、鹿児島と釣りで走り回った。

宮崎県内は、毎週のように走り回った。

都井岬や油津、南郷は、ほぼ全部の磯に上がったと思っている。

福岡で釣春秋の集まりがあって、その足で何人かの釣り仲間と甑島に走ったこともあった。

五島列島に男女群島、宇治群島等々雨にも負けず、時化にも負けずに行っていた。

いま振り返れば、無茶して来た思い出が多いかな。

熊本市内から天草までが、遠く感じたこと。

佐多岬には、暴走族まがいの走りで通ったことがあった。

捕まっていたら、どうなっていただろうか。


家族旅行も色々行った。

山口の萩に行って、夏みかんアイスを食べた。

島根に行って、出雲大社にお参りした。

九州各地は、妻とドライブで走り回った。

思い出せば、次々と出てくる思い出。

孫達とも、遊園地に行って遊んだ。

新しい「ノア」でも、孫と遊びに行くつもり。








新しい「ノア」は、車体の色は白。

新しい機能が、色々付いている。

これから、覚えていかなくちゃ。

新しい相棒と、頑張って行こう。

11月29日 凪ぎか…?

2018年11月29日 | 日記
昼前に、海を見に行ったときの状況は、沖に白波が見えていた。

しかし、朝の内は、凪だったようだ。



船着き場に行ってみたが、誰も船を出していない。

天気予報の「強風注意報」に、出船を中止したようだった。

私も、その中の一人なのだが…。


11時前に海を見に行った時は、沖合には白波が出ていた。

北東の風が吹いているのだろうと、推測する。

油津港では、カマス釣りの釣り人が出ていた。

「釣れますか?」

「釣れんね。餌取りだけやね」

「鰺子は釣れませんか?」

「鰺子も釣れんね」

どうやら苦戦中の様子。

横一列に並んでいる釣り人を見回しても、誰もウキが反応していない様子。


スカリに入れていた、鰺子達は今のところ元気な様子だ。

日曜には船を出して、生き餌でヒラメなどを狙いたいと思っている。

ジグでは、1キロ超から2キロ超のヒラメが上がっている。

餌では「どうだろうか」と、挑戦してみた。

結果から言うと、ニベとサメに終始した。

生き餌に噛み跡が付いていたことがある。

「ヒラメ40」と言うように、ジッと待つことが肝心。

待って、待って、針掛かりしないことも、多々あるのがヒラメ釣りなのだろう。

焦らずに、行くしかないようだ。

日曜に釣果があると嬉しいけど、頑張りましょう。

11月28日 雨の一日

2018年11月28日 | 日記


朝は曇り空だったが、やがて雨が降り出した。

激しく降るわけではなかったが、そぼ降る雨は冷たい。

海は、北東の風が強く吹いて、白波が立っていた。



明日の予約を頂いているお客様も「時化てますね」と、連絡が来た。

「期待していただけに残念ですね」

前回は、カンパチの連発を楽しまれただけに、残念な天気になってしまった。

口惜しい気持ちは、充分に伝わる。

最近は、鰤の魚信も出始めているだけに…。

でも、ドンだけ悔やんでも、天気には勝てないのが現実。

ここは安全第一で、次に期待するしかない。


アタリの数が、多いわけではない。

釣り仲間から「鰤が出始めているよ」との連絡は受けている。

直ぐに、直感を信じてポイントを目指したが、鰤のアタリは来なかった。

時期的には、これから上り調子になっていく…と、期待はしているけど…。


明日は天気回復で、晴れになる予報。

しかし、海上には「強風注意報」が出ている。

北風が強く吹くのだろう。

知り合いの老漁師さんは「北風が吹けば、魚の食いも良くなっどがな」

と、良く話しを聞くけど、適度な北風の話なのだろう。

最近のように、突風の北風は波が立つばかりで、釣りにならない。

週末から、又、天気が崩れるみたい。

土曜日は、どうしても外せない用事か有るが、日曜日は穏やかな釣り日和になる事を願いたい。

11月27日 綺麗になりました

2018年11月27日 | 日記


今日は、今まで遅れていたドック上げの日。

船底の汚れや、フジツボ等を削ぎ落とし、高圧洗浄した。

上げるのが遅れた分、フジツボもしっかり着いていた



妻も手伝ってくれて、船底塗料を塗っていく。

一度塗って、乾いてから2度塗り。





時折、落とし損ねたフジツボを落として行く。

船縁の汚れた部分は、激落ち君等を使って落としていく。

錆の出ている部分は、特殊な洗剤で落としていく。

吹きかけるだけで、綺麗に落ちていく。


エンジンオイル、機械オイルも取り替えた。

オイルは真っ黒に成っていた。



「エンジンの命」のオイルは、半年毎に取り替えていたが、今回は少し遅れてしまった。

しかし、此で一安心。



綺麗になった船を見ていると、やはり気持ちが良い。

塗料塗りをいつも手伝ってくれる妻に感謝。

途中には、船仲間達が様子を見に来てくれた。

「頑張ってますか」

「頑張っているよ」

この時は、チョット手を休めたりして、天気のお話し等。


全ての作業が完了。

船をおろして、沖へと船を走らせた。

気持ち良い位のスピードがでる。

沖波止を回ると、ウネリが入っていた。

仲間達も「ウネリが出ているよ」と、話していた。

明日は、厳しいかな…。

11月26日 時化出す前に

2018年11月26日 | 日記


「今日は、出られないと思っていました」

「悩んだところですが、午前中はやれると思いました」

「ウネリが出ますかね」

「多分、午後は時化て来るかも知れませんが、時化出す前に頑張りましょう」




竹本さんと、不安半分の気持ちながらも、ポイント目指して船を出した。

朝の内は、海も以外と凪いでいる。

風も、弱いながらも北西が吹いている。

ポイントに入ると、先客の船が居る。

その船の邪魔にならないように、離れたところのポイントに入る。

潮は下り潮だが、潮色は青みがあって良い感じだ。

ベイト反応も、途中にベイト柱があって、良さそうに感じた。

「流してみましょう」

竹本さんが、ジグを落としていく。

良い感じで、ラインが出ていく。

潮の流れは0.5ノット前後と、やや緩く感じる。


ベイト柱の有るところを流してみるが、アタリが出てこない。

今日の狙いは、今が時期の青物。

「鰤が欲しいですね」

と、頑張ってジグをしゃくるが、反応がない。

場所によっては、海底から20メートル位はベイト柱が立ち上がっているのだが…。

ヒットしてきたのは、エソだけと寂しい状況。

「場所を変えましょう」

沈み瀬の、斜面になった処を攻められる場所に、移動する。

「浮き上がった、ベイト反応がありますよ」

魚探で、ベイト反応が蛇行している様子を見ていた。

「来た!来ました!」

移動して、風が北東に変わってきただけに、早くアタリが欲しかった。



「小さい気がするけど、何だろう」

竿先が小刻みに震えている。

「鯖かな」

最初は、そんな軽いアタリに感じていた。

海面近くまで、上がってきたところで抵抗が始まった。

急に右に、左に、真下にと走り回る。

「ハガツオです」

大きなハガツオが上がってきた。



3キロクラスの大きさだ。

船に上げると、バタバタ暴れて血が飛んでくる。

海水で洗って、急いで血抜きしてバケツに入れる。


「何とか、ボーズは無くなりました」

竹本さんが、良い笑顔になっている。

もう一枚、欲しいところだ。


二流し目に入り、斜面になるところを流していく。



「乗った!」

ベイト反応が浮き上がっているところで、アタリが来た。

直感的に「此は大きい!」と、竹本さん。

ドラッグ音が鳴り、ラインが引き出される。

大きな瀬の周りを、走っている感じがする。

「頑張って!」

ラインが沖に出ながら、獲物が海面近くを急激な走りを見せてきた。

ラインの出具合を調節する。

すると、獲物の走りが一段と、強烈になった。

「おあっ…」

竿先から、獲物の反応が消えた。

ラインとリーダーの結び目アタリ出来られている。

「あー…口惜しい…」

もう少しで捕れたかも知れないだけに、私も口惜しい。


獲物とのやり取りに気を取られていたが、気が付くと北東の風が強くなっていた。

ウネリも段々と高くなってきた。

「口惜しい!」気持ちは、大いにある。

しかし、帰りましょうか。

予報通り、午後からは風が強まり、ウネリが出てきた。

「口惜しい」思いを残して、帰港した。