「おはよう御座います。今日は、息子を連れてきました」
「おはよう御座います。今日は、頑張ろうね」
海風に吹かれて、7歳の息子さんとの、釣りの一時。
昼からは、南よりの風が吹いてくる予報。
それまでの勝負と、船を走らせる。
息子さんの來生くんも船尾に座って、朝の冷たい風が気持ち良さそうにしている。
朝の内は、西の風が緩く吹いて、海上は凪。
潮行きは、0.5ノット前後で緩く北東に流れていく。
息子さんと一緒の、気分転換の釣行。
ポイントに入ると、お父さんの手解きを受けながら、竿を出していく。
春口さんも、息子さんに釣りを手解きするのに、苦心されている。
最初のアタリが来た。
最初の走りが力強く感じたが、途中から素直に上がってくる。
ニベが、上がってきた。
「僕は、ニベは嫌い」
息子さんの厳しい言葉に、思わず苦笑い。
「お父さん、アタリ来た?」
「まだ、来ないよ。来たら、竿を持ってみる」
「うん、僕が竿を持つよ」
親子のこんな会話。
父親としては、楽しい一時に感じる。
次のアタリが来た。
春口さんが、しっかりとアワセを入れる。
「来たよ」
來生くんに声を掛け、竿を握らせる。
來生くんが、一生懸命にリールを蒔く。
「竿も、僕が持つよ」
「そうだね。頑張って」
お父さんが、後ろから優しく支える。
今度も、ニベが上がってきた。
釣果写真は、お父さんにお任せ。
それまで吹いていた、西風が徐々に南西の風に変わってきた。
「余り、長くは出来ないかな」
そんな時、春口さんに大きなアタリが来た。
青物と思われる、力強い走りを見せている。
「僕にも、握らせて」
息子さんにせがまれるが、その引きの強さに竿を渡せない。
「ちょっと、待ってね」
お父さんの周りで、來生くんも応援。
少しずつ浮き始めても、直ぐに海底めがけて走り出す。
それを繰り返していたとき「あっ…」
ラインが切れた。
「瀬に当たったかな」
「逃げたね」
お父さんの横で、來生くんが海中を眺めていた。
この後は、南西から南東に風が変わった。
波も出始めた事もあり、帰港した。
「おはよう御座います。今日は、頑張ろうね」
海風に吹かれて、7歳の息子さんとの、釣りの一時。
昼からは、南よりの風が吹いてくる予報。
それまでの勝負と、船を走らせる。
息子さんの來生くんも船尾に座って、朝の冷たい風が気持ち良さそうにしている。
朝の内は、西の風が緩く吹いて、海上は凪。
潮行きは、0.5ノット前後で緩く北東に流れていく。
息子さんと一緒の、気分転換の釣行。
ポイントに入ると、お父さんの手解きを受けながら、竿を出していく。
春口さんも、息子さんに釣りを手解きするのに、苦心されている。
最初のアタリが来た。
最初の走りが力強く感じたが、途中から素直に上がってくる。
ニベが、上がってきた。
「僕は、ニベは嫌い」
息子さんの厳しい言葉に、思わず苦笑い。
「お父さん、アタリ来た?」
「まだ、来ないよ。来たら、竿を持ってみる」
「うん、僕が竿を持つよ」
親子のこんな会話。
父親としては、楽しい一時に感じる。
次のアタリが来た。
春口さんが、しっかりとアワセを入れる。
「来たよ」
來生くんに声を掛け、竿を握らせる。
來生くんが、一生懸命にリールを蒔く。
「竿も、僕が持つよ」
「そうだね。頑張って」
お父さんが、後ろから優しく支える。
今度も、ニベが上がってきた。
釣果写真は、お父さんにお任せ。
それまで吹いていた、西風が徐々に南西の風に変わってきた。
「余り、長くは出来ないかな」
そんな時、春口さんに大きなアタリが来た。
青物と思われる、力強い走りを見せている。
「僕にも、握らせて」
息子さんにせがまれるが、その引きの強さに竿を渡せない。
「ちょっと、待ってね」
お父さんの周りで、來生くんも応援。
少しずつ浮き始めても、直ぐに海底めがけて走り出す。
それを繰り返していたとき「あっ…」
ラインが切れた。
「瀬に当たったかな」
「逃げたね」
お父さんの横で、來生くんが海中を眺めていた。
この後は、南西から南東に風が変わった。
波も出始めた事もあり、帰港した。