釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

8月29日 早上がり

2021年08月30日 | 日記
今日は、私の用事があって、早上がりの予定。

朝の出発を早くして、タチウオが入る。

周囲は真っ暗で、他の船は、まだ来ていない。


釣り始めて直ぐに、堀部さんにアタリが来た。

浅場だけに、引きは強い。

タチウオが、船のライトに輝いて見える。

少しずつ、船が集まり始めた。


清水さんに来た、タチウオのアタリは強烈だった。

テンヤ仕掛け事、切られてしまった。

「引きが強烈」

清水さんも、驚きの表情。

その後、アタリはポツポツと来る。




堀部さんが、タチウオを釣り上げたところで、移動する。


浅場の、瀬回りから攻めてみた。

小さなベイト反応が、出ている。

沈み瀬自体は大きく、起伏がある。


堀部さんにアタリが来た。






上がってきたのは、ヒラメ。

「嬉しい釣果ですね」と、笑顔。


清水さんにも、アタリが来た。






ネリゴが、上がってきた。

「カンパチの走りは、面白いですね」と、笑顔が輝く。


今日は、早上がり。

「ロックフィッシュに行きますか」

直ぐに移動する。


水深は10メートル前後と浅い岩場。

海底の岩が、丸見えになっている。

その岩の間を攻めていく。

瀬掛かり覚悟の釣りだ。


最初のアタリは、堀部さん。



良型のアカハタが、上がってきた。

「楽しいですね」と、船上が賑やかになる。


清水さんに、アタリが来た。



「引きが楽しいですね」と、出足が良い。


しかし、今日の潮は下り潮が緩い。

潮切れが、イマイチ良くないような感覚だ。


それでも、何とかアタリを捕らえていく。









清水さん、堀部さんがアカハタを釣り上げていく。

ニジハタも、ヒットしてきた。


時間の過ぎるのは、早い。

釣りになると、楽しく感じているだけに、時間経過が早い。

「帰りましょうか」

「了解です」

早上がりで、帰港した。

8月28日 凪ぎの海は気持ち良い

2021年08月29日 | 日記
風も穏やか、波もなく静かな海。

朝間詰めは西風が吹いて、気持ちの良い凪の海だった。

「最近、行けなかったポイントに行ってみようかな」

「沖目に行きますか」

Sさんと話して、ポイントを移動する。

Oさん、蔵屋さんにも「移動します」と、お知らせする。


ポイントに近くなる頃から、魚探でベイト反応を探す。

「なかなか、良い感じの反応がない」と、感じた。

それでも、どこかにベイト反応は有る筈と、探して回る。


小さいベイトボールが出てきた。

潮上から、流してみる。

潮は、0.7ノット前後と、釣りやすい下り潮。

着底も取りやすいのだが、アタリが出ない。

ベイト反応を探して、魚探と睨めっこ。

又しても、小さいベイト反応が出てきた。


「来た」と、Sさんの声がした。

ドラグ音が鳴り、気持ちが高鳴る。

「青物だと思います」

ゆっくりと巻き上げていく。

「見えた。ブリです」




丸々と、太ったブリが上がってきた。


この時に、Oさんにもアタリが来ていたが、巻き上げ途中で針が外れた。

一気に活気が出てきた。


次の流しで、Oさんに2度目のアタリ。




竿が海面に突き刺さるように、真下に引っ張られている。

「これも、ブリや」と、慎重なやり取り。




上がってきたのは、85センチのブリ。

「やりました」と、Oさんの笑顔が輝く。


3流し目で、蔵屋さんにもアタリが来た。

「来た、来ました」

しかし、相手も力強く逃げる。

2度、3度と強烈な突っ込みに、リーダーが切れた。

「あー…、切られた」と、口惜しそう。

仕掛けを作り直して、次に備える。


ポイントを移動する。

移動した先で、最初のアタリはOさんに来た。




レンコダイが上がってきた。


Sさんにも、アタリが来た。



白甘鯛が上がってきた。

「久し振りに白甘鯛が来た」と、嬉しそうだ。


蔵屋さんに、強いアタリが来た。




獲物が力強く走る。

「青物かな」




期待を込めて、ゆっくりと巻き上げる。

「見えました。ブリです」




最初のアタリで、取り逃がしていただけに、嬉しい気持ちが伝わってくる。

「やっと、皆さんに追いついた」と、笑顔が満開。

午前便は、青物の釣果で賑やかになった。

昼前になって、下潮が速くなって、南東の風も出てきた。

「引き上げますか」

午後便と交代するため、船着き場に引き上げる。



午後便のお客様が、丁度、到着された。

お客様同士、午前便の釣果の話で盛り上がる。


午後からは、南東の風を気にしながら、浅場のポイントに入る。

南東の風が強く、白波が出ている。

波飛沫を上げながら、ポイントに入る。


直ぐに釣り開始。

ベイト反応は小さいが、出ている。


Oさんが、最初のアタリを捕らえた。



ホウボウが、上がってきた。

続けて、ガンゾウヒラメもヒットしてきた。



チダイもヒットしてきて、3連続ヒット。


しかし、強いアタリを求めて、ポイントを移動する。


「ここは、青物がヒットするかも知れません」と、期待を込めてOさん、Yさんに説明する。

すると、予想が当たった。

Yさんに、強烈なアタリが来た。

Oさんにも、ダブルヒットで、強烈なアタリが来た。


どちらも、走りが強烈で止まらない。

起伏の激しい瀬の上で当たっただけに、瀬ずれが気になる。

「あっ、切られた」

どちらも、瀬ずれで切られてしまった。

「口惜しいですね」

暫くは、この口惜しさに、言葉が出てこない。


気を取り直して、仕掛けを作り直す。


すると、Oさんにアタリが来た。





上がってきたのは、オオモンハタ。

「何とか、ジグで釣りました」と、口惜しさと嬉しさが入り交じった感じ。


Yさんにも、アタリが来た。

慎重に、巻き上げる。




上がってきたのは、オオモンハタ。

「初めて、オオモンハタを釣りました」と、嬉しさと口惜しさが半分ずつ。


しかし、この後は、アタリが出なくなってきた。

「帰りますか」

夕闇迫る中、帰港した。


8月27日 天気の変化

2021年08月28日 | 日記
午前中は、海上は波も無く、穏やかだった。

一転、午後になると、南東の風が強く吹き始め、白波が立ち始めた。

しかし、釣りが出来ないような風では無かったのが、ホッとした。



朝間詰めのタチウオは、明日変わらず、船が沢山来ている。

船が集まっているところから、少し離れたところに入る。

小さいベイトを狙って、釣りを開始。

早永さんが、アタリを捕らえた。





良型のタチウオに、ホッとする。

次の流しでも、早永さんにアタリが来た。





これも、良型のタチウオ。

「良い型ですね」と、早永さんに笑顔が出る。




野崎さんにも、アタリが来るのだが、針が外れる。

「口惜しいな…」と、野崎さん。


お日様が昇ると、アタリが出なくなってくる。

直ぐに、沖合のポイントに移動する。


ここでも、最初にアタリを捕らえたのはも早永さん。





チョット肉厚の、ガンゾウヒラメだった。


野崎さんにも、アタリが来る。




竿先を小刻みに叩くアタリ。

「真鯛かな」

予想通り、姿を見せたのは真鯛だった。




その後も、何らかのアタリが続く。

久し振りに、丸々とした鯖がヒット。


アヤメカサゴも、ヒットしてきた。




野崎さんには、ウッカリカサゴ。





しかし、時間経過と共に、べた凪の海になってきた。

風も止まり、暑さが増してくる。

アタリも、出にくくなってきた。

潮も、流れが緩くなり、0.4ノット前後になった。

時折、やや大きめの鯖はヒットしてくるが…。


アタリが出なくなると、暑さが増してくる。

「風よ、少しだけ吹いて」

いままでの思いと逆の事を、思ってしまう。


昼前になると、南東の風が強くなり始めた。

場所を変えて、ロックフィッシュにトライする。




野崎さんに、鬼カサゴがヒット。

「美味しいですよね。棘に注意して調理します」と、クーラーへ。




早永さんには、良型のアカハタが来た。

「良かった」と、ホッとする。


このアカハタを午前便の締めとして、帰港。

午後便と、交代する。



午後便を出す頃は、沖合には白波か沢山出ていた。

ウネリは、そんなに高くない。

渡辺さんと、ポイントを目指す。

上潮は0.8っと前後で流れているが、下潮が速い下りになっているようだ。

仕掛けの流れが速く、着底に苦労する。


ジグを交換しながら、竿を出していく。

午後5時を回り、夕方のゴールデンタイム。




渡辺さんが、アタリを捕らえた。

「良い感じで、突っ込みますよ」

「ハマチかな、ハガツオなら、嬉しいですけどね」

楽しく会話しながら、巻き上げていく。




上がって来たのは、良型のハマチ。

「良い型ですね」と、笑顔になる。


潮も緩み、釣りやすくなってきた。

しかし、下潮が動かない感覚になってきた。

「中アタリで、重みを感じますが、下はスカスカした感覚です」と、変化してきた。

日が落ちるまで頑張ってみたが、潮が渋く変化したまま。

少し残念だったが、切り上げる事にした。

8月26日 凪になった

2021年08月27日 | 日記
昼からは、今日も南東の風が吹く予報。

「午前中だけでも、海が凪なら嬉しい」

船を、深場のポイント目指して、走らせる。


昨日ほどではないが、今日の潮は1.5ノット前後で上っている。

下潮が、二枚潮の様な感じもあるが、潮目の中に竿を出していく。


脇坂さんが、アタリを捕らえた。




ヒットと同時に、良い走りを見せている。

「青物かな」

「根魚だと良いんだけどね」

本日最初のアタリだけに、慎重にやり取りを楽しむ。

姿を見せたのは、真鯛だった。




71センチの、良型の真鯛。

ベイトの正体は、鰯や小鯖。

それらに真鯛が付いていた。


上野(慧)さんが、大きなアタリを捕らえた。




「根掛かりかな」

最初のアワセにも、獲物が走らない。

ゆっくり竿を起こすと、浮いてくる感じがある。

お父さんの上野(英)さんも、上野(慧)さんに変わって、針掛かりの様子を確認。

「魚に間違いない。大きいよ」

と、息子さんに竿を返す。




「アラかも知れない」

ゆっくりと、少しずつだが確実にラインを巻き上げていく。

海底から可成り巻き上げた所から、獲物の反撃が始まった。

音を立てて、ラインが引き出される。

それに耐えて、獲物との差を縮めて行くが…。

「あっ…、切られた…」


巻き上げると、針が伸びていた。




また、針先には何者かの鱗が付いていた。




少しずつ上がり始めていただけに、残念で堪らない。

「ここは、切り替えるしかない」


気持ちを切り替えて、竿を出していく。


ベイト反応に仕掛けが入ると、鰯や小鯖が針に掛かってくる。

チャンスは、まだ有る。

しかし、嫌な魚が出始めた。

ジグに、フグが付いて来始めた。


早め早めに、ポイントを移動していく。


脇坂さんが、アタリを捕らえた。





上がってきたのは、大きなレンコダイ。

しかし、このポイントにもフグが出始める。


「ちょっと、休憩しようか」

この熱い時期の、恒例に成りつつある「かき氷」で一休み。




お日様の熱で、熱くなった体を冷やす。

冷たいかき氷で、頭がキーンとしてくる。


一休みが終わると、上野(英)さんにアタリが来た。

上がってきたのは、良型の真鰺。




また、昼前になって、風が南東に変わってきた。

段々と、風の勢いが強くなっている。


海中には、移動する先々で、フグが邪魔をするようになってきた。

昼過ぎに「引き上げましょうか」と、午後便と交代する事にした。



船着き場に帰ると「海が涼しいね」と、思わず声が出る。



午後便の出船は、2時過ぎ。

南東の風が強く、白波が立っている中、ポイントを目指す。

流石に、他の船は見当たらない。


魚探には、良い感じのベイト反応が出ている。

「ここには、フグが居ません様に」

と、念じながら竿を出す。


直ぐに真鰺が、ヒットしてきた。

ベイトの正体は、真鰺のようだ。

東原さんの竿が、大きく曲がった。



「何か来ました」

重量感のある強い引きに、慎重なやり取りが始まる。

やがて、獲物が見えてきた。

「ハマチです。オオモンハタも付いている」

ハマチとオオモンハタのダブルヒット。




珍しい組み合わせの、ダブルヒットだ。

「潮が良い感じ」と、笑顔が出る。


今度は、赤木さんにヒット。




「結構、走るかな」

海面に姿を見せたのは、ハガツオだった。




「今年初のハガツオや」

赤木さんの、嬉しそうな声。

「良いな。俺もハガツオが釣りたい」と、東原さんの声に船上が賑やかになる。


仕掛けをチェックして、海中のベイトの中に落としていく。

「来ました。落ちていく途中でヒットしてきた」

赤木さんに連続ヒット。




1.4ノット前後で流れる潮。

ゆっくりと、ラインを巻き上げていく。

「ハマチです」




今度は、ハマチが上がってきた。

「今日は、お土産が揃ったね」と、笑顔が満開。




この直後には、タチウオもヒットしてきた。


夕方便の短時間の中で、嬉しいヒットが続いた。


帰港途中に、港内のタチウオを探ってみた。




海面に姿を見せたのは、小さいウミヘビだった。

ウミヘビを見たところで、帰港した。

8月25日 3ノット近い激流

2021年08月26日 | 日記
夜明け前のタチウオは、型が良かった。

ベイト反応は小さく、アタリも渋い。

なかなか針に、掛からない。

萬徳さんにヒットしたタチウオも、アワセのタイミングを図り、しっかりと合わせた。





指5本クラスの良型だ。

海面近くに姿を見せる、タチウオも居た。

その姿も、可成りの良型に見えた。

竿が大きく曲がる引きが来るのだが、途中での針はずれは、食いの渋さを表している様に感じた。



沖合の潮の流れは「釣りにならない…」と、思わず言葉が出る3ノット近い上りの激流。

かめや釣り具都城店の津中さんの指導の元、深場での生き餌釣りの予定だった。

生き餌の鯖や鰯等は、現地で調達する。

魚探に出てくる反応を見て、サビキ仕掛けを入れる。

手頃な鯖や、鰯が、複数で針掛かりしてくる。

生き餌の準備までは予定通り、上手くいっていたのだが…。

何とも、3ノット近い激流にビックリ。






生き餌を弱らせず、針付けする要領。

仕掛け作りから、棚取り、錘の調整等々、初生き餌釣りの前に、その要領を教えて貰う。

指導を受ける高瀬さん達も、真剣に聞き入る。


しかし、遺憾ともし難い激流に大苦戦を強いられる事になるのは、予想外だった。

流れが速いといけないと思い、大潮は外したつもりだった。


南東の風も強くなり、ウネリも出てきた。





仕方なく、場所を大島の内場に移動する。


内場の流れは、この時点では1ノット前後と、緩い流れになっていた。

南東の風に押されて、ウネリも出ていた。

水深50メートル近辺に、ベイト柱が出ていた。

そこから、船を流していく。





棚取りに気を付けながら、流していく。




船首で、萬徳さんがジギングで、ベイトの中を攻めていく。


津中さんの竿に、アタリが来た。

内場に入り込んだ処で、ドラッグ音が鳴った。






獲物が船底に入り、なかなか出てこない。

「鮫か…」

予想通り、大きなハンマーヘッドだった。


この後、内場でも流れが2ノットになった。

潮の速さが、急変する。


「今回は、諦めましょうか」

3ノット近い流れに翻弄され、口惜しい思いが残る。

「次回の機会に、リベンジしましょう」

生き餌を弱らせずにセットする要領は、教えて貰った。

次の機会に、期待したい。