釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

3月27~28日 時化の合間に

2022年03月29日 | 日記





夜明け前の、船着き場。

風の方向を気にしながら「出るか、どうするか」と、自問自答。

お客様の高妻さんとも話をして、出てみる事に決着する。

「出てみて、駄目なら諦めましょう」

赤灯台を回り、沖合に出る。


天気予報では、風が北東に変わる予報になっている分、船の向かう先が限定される。

沖合に出てみると、ウネリは波長が長く、今ならやれると言う気になる。

風も、北西が吹いている。


船を走らせていると、大きなベイト反応が出てきた。

高妻さん、安永さんに竿出しを勧める。


大きなベイト反応だが、鰺や鯖では無い様子。

最初にヒットしてきたのは、ガンゾウヒラメ。





安永さんにヒットしてきたのは、ウッカリカサゴ。




「可愛いカサゴです」と、笑顔になる。


ベイト反応の形が、色々変わるようになってきた。

「何かが付いていないかな」

高妻さんに、アタリが続く。


最初のアタリは、真鰺。




次のアタリは、白甘鯛。





良型のアタリが、続いた。


安永さんに、強いアタリが来た。





ドラグ音が鳴り、ラインが走る。

「多分、青物です」

大きなブリを期待するが…、針が伸びた。

「口惜しいな…。まさか、針が伸びるとは思わなかった」


流すコースを、変えてみる。

ここも、ベイト反応はある。


高妻さんに、アタリが来た。




アヤメカサゴが、ヒットしてきた。


この後に、鰺もヒットしてきた。


すると、安永さんに、又しても強いアタリが来た。




「新しい針に変えてあるので、今度は獲るぞ」

慎重に、ゆっくりと巻き上げていく。

海中に、銀白色に光る魚体が見えてきた。

「ブリです」




丸々と、太ったブリが上がってきた。

「やりましたね」

先の、針が伸びた口惜しさが、晴れた。


気持ちが晴れると、次のアタリも直ぐに来た。





今度は、白甘鯛が上がってきた。

しかし、この頃になると、風が北東に変わり始めた。

海響丸の森船長からも「ウネリが大きくなってきましたね」と、連絡が入る。

風に注意して、もう少し頑張ってみる。


真鰺やカサゴが、ポツポツとヒットしてくる。

真鰺は、30センチを超す。


高妻さんに、アタリが来た。

上がってきたのは、ホウボウ。




「美味しいホウボウが来ました」

ホウボウは、美味しい魚。

自然と、笑顔が出てくる。


しかし、昼過ぎになると、風が真東に変わって、ウネリが大きくなってきた。

「引き上げましょうか」

ウネリが、三角波に成る場合も見られる。


安全第一で、帰港した。


3月26日 夕方の海

2022年03月27日 | 日記
午前中は、雨が激しく降り、風も強く吹いていた。

海を見に行きたいと思いながら、自宅で待機していた。

海響丸の森船長から、インスタで海の時化ている写真が送られてきた。

「やっぱり、大時化だな…」

そんな事を思いながら、送られてきた写真を眺めていた。


「オフショア ルアーフィッシングコンテスト2022」は、海の状況回復が見られない事から、4月24日(日)に延期。


コロナも心配だが、天候悪化が何時まで続くのかも、気になって居る。


夕方に、海を見に行ってみた。








丁度、干潮の時間と重なっていた。

風は、西寄りの風に変わっていたが…。


海上のウネリは、高いままだった。

沖合では、白波も確認できている。

明日の朝も、強い風が残る予報。

海上強風警報に、海上濃霧警報も出ている。


長引く時化が、恨めしい気持ちになる。

3月23~25日  料金改定について 釣り大会の延期について

2022年03月25日 | 日記
釣船 開進丸料金表 (鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)


2022年4月1日より、以下の通り、料金を改定いたします。

これまで、半日料金6,000円、一日料金9,000円で、操業して参りました。

これにプラスする形で、時間サービスも実施して参りました。

今般のガソリン価格の上昇、諸物価の上昇等に対して、如何にして料金を上げずに済むか考慮して参りました。

しかし、船の維持等に対して、あまりに負担が大きくなってきました。

個人で、この世相に対応するには限度があると、苦痛の判断をするに至りました。

料金を値上げすると同時に、お客様への還元も考慮して参ります。

還元につきましても、以下に掲載してあります様に、実施していきたいと思っております。

皆様のご理解とご協力を、よろしくお願いいたします。


① 定員 船長 1人  釣り客 4人


② 釣時間及び料金(基本時間 8時間) 
  
  8時間  お一人様料金 8,000円(1時間 1,000円計算)


時間別料金(釣りの時間を希望される場合 1時間 1,000円計算))

4時間 4,000円  5時間 5,000円  6時間 6,000円  7時間 7,000円等々


  一日釣りの場合(釣りの時間 10時間)

  10時間 お一人様料金 10,000円


  チャーターについては、時間に応じて4名分の料金となります。

  (例)基本時間8時間の場合  4名分×8,000円=32,000円



 出港時間、釣り時間につきましては、夏場、冬場で朝の時間が変わります。
 また、お客様のご要望に応じて対応いたします。
 お一人で釣行の場合も、お気軽にご相談ください。
 お一人の場合も、料金は変わりません。


③ 釣り竿、リールのレンタル
   竿 + リール  1,000円


お客様への還元について


スタンプ制の導入

  これまで、考えてはいましたが、実施していませんでした。
  以下の通り、実施したいと思います。

  1回の釣行に対しまして、スタンプを1つ押します。
  スタンプが、5個貯まった時点の釣行は、料金半額といたします。
  以下、5個貯まる毎に、その日の料金は半額といたします。

  5回  10回  15回  20回等々と5回毎に料金半額を実施

  スタンプの有効期間は、発行日から2年間といたします。



釣果による還元

 「真鯛で頑張りま賞」

 その日の一匹の真鯛が対象 
    75センチ~80センチの真鯛  料金 2,000円引き
    80センチ~85センチの真鯛  料金 4,000円引き
    85センチ~以上   の真鯛  料金 無料


 「大ニベで楽しみま賞」   
  宮崎はニベが有名なところもありますので、設定しました。

  その日の一匹のニベが対象   
  10キロ以上のニベ        料金 2,000円引き


真鯛とニベの減額の重複は、有りません。
その他の大物魚種についても、その時点で判断する事も有ります。


お願い事項

① 完全予約制となります。前日の午後8時までにご予約ください。

② 天候により、釣り場を変更する場合がございます。

③ 海の状況(風、波の変化)判断は、全てにおいて、安全最優先といたします。
  安全に対する船長の判断は、厳守とします。

④ 燃料高騰時には、料金が変動することがあります。

⑤ お子様(18歳以下)は、保護者同伴でお願いいたします。

⑥ 基本2名からの出港となりますが、お一人の場合でも御気軽にご相談ください。

⑦ その他、各種ご相談に応じます。
  場合によっては、お受けできないこともありますので、予め、ご了承の程よろしくお願いいたします。

⑧ 釣り保険、加入済み






「釣り大会について」

3月27日に予定しておりました、釣り大会は天候悪化が予想されますので、延期する事になりました。




海響丸(森船長)遊英丸(濱名船長)シースラッグ(牛衛船長)開進丸(細田)の4名の船長ミーティグを開催しました。

定例的に、又は、随時に開催して、色々な事を話し合っています。

その中で「安全第一」「お客様にどうやったら楽しんでいただけるか」等々を意見を出し合って、話し合いをしました。

その意見交換の中で、一番重要視したのは「安全第一」でした。

コロナの蔓延再発も、意見が出ました。

コロナが何処で、どの様にして拡散していくか、分からない不安もあります。

一日も早く、釣り大会を開催して、客様に楽しんで頂きたいとの思いは、船長全員の同じ気持ちです。

延期日は「4月24日の日曜日」と、致しました。

どうぞ、ご理解とご協力を宜しくお願いいたします。


コロナが、お客様に感染しません様に、心から祈念いたしております。

3月21~22日 3度目のコロナワクチン

2022年03月23日 | 日記
風が強く、海は大時化の状態。

天気予報では、海上の風は10メートル以上の北東の風になっている。




雨の後は、風が吹いてくる。

その通りに、なっているようだ。

春になると、海が時化てくる事が気掛かり。



今日は、掛かり付けの病院で、3度目のコロナワクチン注射を打った。

今のところ、熱も出ていないし、腕も痛くない。

明日になると、様子は変わるのだろうか。


今日は、県内の感染者は100人を下回った。

久し振りの100人以下になったのは、嬉しい事だが…。

日南市も、感染者は出ている。


安心して、お客様を案内するためにも、感染対策はしっかりしておきたい。


天気が回復したら、今度は、船の消毒。




今日は、県からも一通の文書が届いた。

釣船の火災が増えている、との文書だった。


エンジンの整備、異常音の確認、燃料の安全確認等々。

海上で、事故が発生したら、逃げ場がない。

仲間達に連絡しても、有る程度の時間は掛かる。

気を引き締めて、安全第一としなければならない。


コロナの早い終息を、願いたい。

3月20日 時合い

2022年03月21日 | 日記



釣りには、アタリが集中する時合いが有る。

今日の釣りは、正にそれだった。


上り潮が、ゆっくりと北東に流れている。

その速さは、0.6ノット前後とゆっくりしている。

ポイントのベイト反応は、高さが15メートルほど有り、蛇行している。

「何かが居ると思うんだけど…」

そう思いたくなる程の、ベイト反応だ。


そのベイト反応の中で、ヒットしてきたのは、アオハタやウッカリカサゴだった。





「何も付いていないのかな…」

半分以上は、諦め掛けていた。


石川さんの竿に、アタリが来た。

ポイントになる処から、可成り船が流されている。

ベイト反応は、出ていない場所だった。





竿の曲がり、獲物の走り具合、引きの強さ等々から「青物だ」と、確信する。

一気に、そのやり取りに、注目が集まる。

姿を見せたのは、元気の良いブリ。





船中が、一気にに盛り上がった。

渡辺さん、Bさんの竿にもアタリが来た。






竿が綺麗な弧を、描いている。

「青物です」

「こっちは、真鯛だと思います」

慎重に、ゆっくりとやり取りをする。

やがて、その姿が見えてきた。






92センチのブリと、68センチの真鯛があがってきた。


その間に、石川さんにアタリが来ていた。




良型のタチウオだ。

「これが、ブリの餌やろうか」

タチウオが群れて、青物が寄っているのかも知れない。

タチウオの群は、魚探には映りにくい。

ベイト反応が映らないのも、それが理由かも知れない。


次のアタリも、直ぐに来た。

Bさんが、竿を曲げる。




渡辺さんも、続いて竿を曲げる。




アタリが連続する。

「行け行け!」と、思わず嬉しい声が出る。

上がってくるブリ、ハマチは元気が良い。

ジグのシャクリに、色々な変化を付けている。

上がってきたブリ、ハマチは船上でバタバタと暴れる元気良さ。






手にするブリは、お腹が膨らんで丸々としている。

この時期、虫の心配もあるが、今は、アタリを楽しむ。


強烈なアタリに、腰を落として耐える。

竿は、海面に突き刺さる。

「頑張って!」

声に出して、応援するが…。

「あっ、外れた…」

中には、針ハズレもある。


時間にして、1時間くらいの時合いだった気がする。


それが過ぎると、潮が速くなってきた。

ジグが冷たく、感じ始めた。

風が真東に変わって、ウネリも大きく立ち始めてきた。





イトヨリダイを追加したところで、納竿とした。