今日で、9月が終わる。
10月になると、キンモクセイが匂いだして、秋模様に変わっていく。
9月は、完全に消化不良の月になった。
月の始めに台風が来て、月の半ばには秋雨前線が出来てと、時化が続いた。

正確には、時化は今も続いている。
毎日のように、北東や北の風が強く吹いて、沖に出られない。
大自然の力の前には、人間の力なんて何する事も出来ない。
ただ「悔しいな…」「早く収まれ…」と、見ている以外に出来る事は無い。
去年も、一昨年も9月は、台風に悩んでいる。
台風も来ないと秋にならないし、自分の船と自宅と実家を守ることに専念するだけかな。
9月が終わって振り返れば、期待していたタチウオがイマイチ伸びない。
アタリが散発で、殆ど連発が無いと、言って良いかも知れない。

沖合でも、時々はタチウオが、ヒットしていた。
ただ、仲間達からの連絡では、沖合のタチウオは型がイマイチと言っていた。
これからの、季節の移り変わりに、期待かも…。
もう一つの期待が、秋になってアタリが出始めるカンパチやハガツオ等々。
サワラも回り始めると、思っているのだが…。
昨日の釣りでは、沖合や大島内場で、チョットしたナブラがたった。
スマカツオのナブラは、確認できたのだが、沖合のナブラは正体が確認できなかった。
余所では、台風でマグロが逃げたとか、ハマチが逃げたとか話は聞く。
日南には、そういった施設が無いだけに、羨ましく思ったりもするのだが…。
漁師さんが、頑張って養殖されているのを知っているだけに、悩ましくも思う。
また、秋になると真鯛も体力回復してくると、期待している。
甘鯛なども、産卵期に入って、良型がヒットしてるはず。
もっと大物になれば、アラなども浅場に寄ってくる季節でもある。
開進丸記録の、14キロを更新して欲しい。
今日は、朝からの雨で、出船は中止した。
明日からは、暫くは晴れの予報が続きそうだ。
風が落ち着いて、西風に変われば、沖合の色々なポイントを攻められる。
初秋から晩秋になれば、今度は北西の風と付き合うことになる。
一年中、風との付き合いは続く。
明日は、風が落ち着きますように。