私は、東京タワーが完成した昭和33年に生まれた・・・・
改めて言うまでもないが、ALWAYS三丁目の夕日は、 昭和30年代を舞台にしている。
昭和30年代は、物質面では豊かでは無かったかもしれない、
しかし、がむしゃらに頑張れば豊かになれるという希望があった。
生きるためには、お金が必要だけれども、人にとって大切なもの、
人を幸せにするものは、お金では手に入らない。
人を幸せにするものは、人を愛する気持ちであり、
自分を、そして愛する人を信じる希望であり、
困難に挑戦する勇気なのだと思う。
――
「まるで祭りの後みたいね・・・」 預かっていた美加を見送った後
薬師丸ひろ子さんが演じるトモエさんのセリフ・・・
このセリフを聞いて、私は思った。
日常ってのは、実は祭りのようにドラマチックであり、 祭りのように、
興奮して過ごさなければいけないのではないかと・・・
シンデレラコンプレックスではないけれど、
私たちは、訪れるか訪れないかわからないようなチャンスに焦がれ、
ありふれた日常を粗末にしてしまっているのではないでしょうか?
ありふれた日常の一見瑣末な事と思える出来事に、
実は私たちが生きることの意味が隠されているのではないかと・・・
そしてその一つひとつを疎かにすることなく、 全力を傾けていかなければいけないのではないかと・・・
そうすることで、ありふれた日常は輝くのではないかと・・・
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