南とかちで遠隔ドーム、家でゴロゴロ天体撮像!!(笑)

えっちゃんが冷却CCDで深宇宙を撮像しています。

南十勝に遠隔操作で動くドーム2つを作り運営中!!

遠隔ドーム、極寒期と大雪を体験した感想は?!

2018-04-11 22:33:19 | みなみとかちドーム関...

南とかち天文村の今年の冬は、いつものように超寒い、のほかに

大雪まで体験してしまいました。(笑)

積雪は130cmを超え(@@)、ドームの回転部分まであと30cm

くらいまで迫りました。

厳しすぎる自然環境です。

ドームに入る際の除雪が大変でした、、、。(まだ100cmくらいでしたが)

しかし、ドームの運営に支障はありませんでした。

 

マイナス25度でもドームは回転し、スリットの開閉はできました。

また、融雪時、ものすごい勢いで雪が減っていきましたので、

ドアの隙間からの水の侵入を心配していましたが、全く問題は無かったです。

 

太陽光発電ですので、日照時間の短い冬はやはり特に電力不足でした。

ただ、来月下旬までには商用電力を引くことにしましたので

これも解決するでしょう。

 

結論としてはあまり問題なくドームを運営出来ました。

ほっとしました、、、。


遠隔ドーム、問題点をアナログ的手法で解決する!!(大笑)

2018-04-10 22:37:46 | リモート撮像

遠隔ドーム、どうしてもデジタル的手法では解決できない

ことがありました。

まずはウェザーステーションです。

確か、ヤフオクで25000円程度で落札しました。

ところが、何度やってもアプリを入れたスマホが認識されません。

仕方がないので、情報が載ったディスプレイをそのままカメラで

写して見ています。超アナログです。(笑)

それでも実用的に役に立っています。

 

また、スリットの一部が筒先にかかってしまう、ということが時々あります。

ソフトへの設定時、赤緯軸と赤経軸が交わる点(不動点)を東西、南北で測り、

入力、また、ドームを半球と見立てた場合の差を入力、さらに不動点と

光軸中心との距離を測り入力を何度も測り直して入力しているのですが、

スリットがかかってしまうことがあります。

筒の上下にスリット監視用のカメラを2台取り付けて、スリットの写り具合で

判断しています。その具合でスリットと干渉していないかわかるようになりました。

(熟練、超アナログ(笑))

 

また、撮像し、ドーム内の照明をつけて、画像が白っぽくなると、スリットが被っている、

白っぽくならないとスリットと筒先の関係は良好、などと判断しています。

 

確かに遠隔ドームの運営は”アナログ的熟練”も身に着けるととても便利です。

 

感覚が研ぎ澄まされます。(笑)

 


赤道儀換装で疲れ果てました、、、。(南とかち天文村はようやく春!!)

2018-04-09 17:10:29 | みなみとかちドーム関...

遠隔ドームの赤道儀を換装してきました。

前回行ったときは、ドーム回転部分まで雪で埋もれそうでしたが、

相当融けていました。ようやく春ですね、、、。

ただ行くだけならいいのですが、すべてが重く、疲れ果てました、、、、。

黒い四つの箱が見えますが、これはディープサイクルバッテリーで、一個25kも

あります。商用電源の開通時に業者さんにすべて捨ててもらいますが、あと中に8個あります。(汗)

全身筋肉痛です。(笑)

でも、薄曇りながら少し星も見えましたので、極軸も合わせることができ、

また、ちょっと試写をしましたが、きわめて安定したガイドの確認が出来てとても満足しています。(^^)

 

 


遠隔ドーム、エアーコンプレッサーの常備を考える

2018-04-08 08:18:04 | みなみとかちドーム関...

エアーコンプレッサーは、レンズなどの清掃にとても便利です。

エアーダスターなどはかなりに冷気が出るため、不安ですが、

エアーコンプレッサーで作った圧搾空気は単に空気が勢いよく

出てくるだけですので安全と思います。

ブロアですと、手が疲れますが、余りほこりを払えません。

私は仕事柄、巨大なエアーコンプレッサーを持っています。

ものすごい風圧です。(笑)

レンズの清掃に、ヤフオクの出品準備(笑)にとても重宝しています。

 

そこで、遠隔ドームにも一つ常備するといいのでは?と思い始めました。

主鏡外して、水洗い、またつけて光軸調整は勘弁してほしいです。(笑)

 

ただ、仕事用クラスは巨大なうえ、重さ100Kを超えます。

ホビー用に1万円ちょっとで売ってますが、あまり勢いよく空気が出ないのでは?

と危惧しています。

 

筒もトラスなので清掃しやすいのですが、、、、。


楽しみだけどつらい作業が待っています、、、。

2018-04-08 00:17:28 | みなみとかちドーム関...

もうすぐ、遠隔ドームの赤道儀換装作業が待っています。

冷却CCDを外し、ウエイトを五個外し、リッチクレチアンの30cmを外し、

赤道儀を降ろし、地震に備えてねじ止めしているピラーを下ろします。

(段階式折り畳み椅子で筒をなるべく楽に赤道儀から脱着できるようにします。)

 

そして、新ピラーを組み立て、赤道儀の架台を載せ、そして赤道儀本体を載せます。

赤道儀をメモしている極に向け、また、角度を角度計で合わせます。

ここでやたら牛蒡のうまいスープカレーを食べに行き休憩です。(笑)

 

夜を待ち、赤道儀の極軸望遠鏡の視野に北極星を入れます。

多段階椅子で筒を付けてからウエイトを必要分付けます。

冷却CCDを再び取り付けますが、電源ケーブルが断線気味ですので、

取り換えます。

 

赤道儀とドームの回転などを連動させているソフトがそのまま動くかどうか実験します。

その際、赤道儀不動点位置などこまごま計測しなければ、うまく連動しません。

 

筒をうごかしたので、フラットは取り直しでしょう。

 

赤道儀が軽ければ大した作業ではありませんが、25kgくらいあるパーツもあり、

たいへんです。筒も重いし、ウエイトも重い、、、。