徒然に色々な日々

日々の色々を徒然と

茶子さんの葬儀と火葬

2020年02月21日 19時34分00秒 | 茶子のこと
※こちらにも茶子の遺体の写真が出てきます。
キレイに飾って眠ってるようではありますが、見たくない方は見ない方がいいですよ。



お寺に着いてほしくない気持ちを抱えながら、ナビに従って走れば走るほどお寺は近づくわけで、、。

ペット霊園ソウルメイト(長福寺)さんは、田舎の街の少し高台にあった。
軽がやっと通れるくらいの細い短い道を登ると、その先にあった。
適当なところに駐車して、ここに停めていいか聞きに行くと、和尚様が対応してくれた。
(停める場所はオッケーだった)

「猫ちゃんをお連れになってお入り下さい」
とのことで、車に茶子を取りに行き、中へ入る。

本堂へ通され「こちらに置いて頂けますか」とのことで、絨毯の上に茶子を置く。
もう置いた時から涙が止まらない。



私は茶子の頭の方に座るよう言われ、正座して座ったら「お経は長いですし、お家で茶子ちゃんを撫でる時と同じように、足を崩してリラックスした体制で大丈夫ですよ」と言われた。
すぐ足がしびれそうだから良かった、、お家で、撫でるときのように。。

後ろには木魚や鐘など、お坊さんがお経を上げる時のセットがある。
お経が始まると、後ろからお経が聞こえてくる。
べそべそ泣いて心が張り裂けそうだったかど、なんていうか、木魚を叩くどっしりした定期的なリズムを聞いて感じてると、不思議と心が落ち着いてくる。

お経を聞きつつ、茶子の顔を覗き込んだり、撫でたり、、もう最後だからと、ブランケットをはだけて、背中やお腹、手足、尻尾と、万遍なく撫でて、毛の柔らかさに癒されつつもボタボタと涙が止まらない。

途中で、和尚様が茶子の手に数珠をつけてくれた、、、小さくて可愛い数珠。
似合ってるよ、可愛いよ、茶子。
良かったね、安心してあの世に行けるね。



何度見ても、本当に「ただ寝てるだけ」のように見えて、むくっと起きて私を見てニャーと鳴いてくれないかと、何度も思った。
可愛くて可愛くて、離したくない、側にいてほしい、涙が止まらない。

和尚様が、合間合間に茶子を愛おしそうに撫でてくれたり、言葉をかけてくれたりするので、有り難いやら嬉しいやらで、また号泣。


お経が終わると「もし毛を取っておきたいようでしたら、あちらに道具があるのでお使いください」と言って、和尚様は火葬準備で本堂を出て行った。

見ると、このようなセットが。
はさみを借りて、丸いケースに胸の毛と背中の毛、お髭を2本、カットして入れた。



火葬の準備が整ったので、茶子を連れて外の焼き場へと向かう。
いよいよか、、、ああ、この身体とお別れなんだ。。

マットを敷いた台の上に茶子を寝かせた。
フードは燃えないかも?持ち帰ろうと手に取ったら、「ちゃんと燃えるので大丈夫ですよ、口元に置いてあげて下さい」と言われた。
お花は、、と思ったら、短くカットしてくれて「茶子ちゃんを可愛く飾ってあげて下さい」とのことで、茶子の周りにお花を可愛く置いてみた。


ヤバイ、、どうしよう、、凄く可愛い。
ますます離したくなくなるではないか、、。
よく見たいのに涙が次々に出てきてボヤけてよく見えない。

和尚様が「よければ写真を撮っても大丈夫ですよ」と言ってくれたので、2枚、撮ることができた。

これでお別れ、見納め、と思うと、ああ辛い、、いやだ、離したくない、焼いちゃうの?嘘でしょ、、、あたしの毛が、肉が、、茶子が、、。
でも、、、このままに出来ないのも分かっている。
ちゃんとしなきゃ。

しかし辛い。
手も耳、尻尾の先も、可愛すぎて見納めなんて、、。


もう本当に最後、、頭を撫でてボロボロ泣きながら「またね」と言った。

「よろしいですか?」
「はい、お願いします」

焼き場の無機質なグレーの色の中に、色とりどりのカラフルで可愛い茶子が入って行く。
とても丁寧に事を進めてくれる和尚様、、それをじっと見守る私。
茶子が入り、蓋を閉め、合掌。
火葬のスイッチが押された。


終わるまで、こちらの部屋で待つ。



部屋に来て嗚咽が止まらない。
和尚様は、後で茶子ちゃんのお話聞かせて下さい、また来ます、と出て行ったので、思う存分泣いた。

持参したティッシュとゴミ袋、タオル。
絶対必要、涙と一緒に鼻水もとめどなく出るから。



ひとしきり泣いて、少し落ち着いた。
あたしの毛皮、お肉、、燃えちゃった。
あ、さっき切り取った毛があったんだ、と、取り出して眺めてまた泣いて。

胸と背中の毛が混じりそうなので、ティッシュで仕切りを作ったりした。
上の太い白いのはヒゲ。



かなり経ってから和尚様が来て、茶子が我が家に来た経緯や、その後のこと、病気が分かって看病し、最後は薬・給餌・点滴を止めて自然死に近く看取ったから、とても穏やかな最後だった、という話をした。

「辛かったでしょうがよく決断されましたね」と言ってもらえて心が和らいだり、和尚様が動物に関わることとなったお話や、この世あの世のことなど、多方面に渡っての本当に色々な話をしたし、聞いた。

お茶を出してもらったので、2人で飲みながら雑談するような時間だったけど、普通はこんな風にお話しする時間を、しかもゆっくり取るなんて、してもらえないよね。
ソウルメイトさん、ならでは、なのかな。
すごく特別な時間だった。
貴重で、もったいないくらい、心に贅沢なくらい素敵な時間だった。
話しながら、疑問に思っていたことに答えが出たり、モヤモヤしてたことが納得できたり、お互いの動物の死に関することで似た考えを共有できたり。

あっという間に時間は過ぎ、火葬が終わり、骨壺に納骨する儀式。
本堂に呼ばれたので行くと、銀色の大きなバットの上に茶子の骨がキレイに並べられていた。(写真はない)

頭、顎、肩甲骨、腰骨、背骨から尻尾まで、手足、指、爪。
生きていた時を想像しやすい配置で並んでる。
それ以外の骨も、欠けたり割れたりした小さなものまで、別の小さなバットにまとめられていた。

バットの上の骨を挟むように、和尚様と私で向かい合って座る。

「心臓のあたりに何か疾患があったような跡がありますね」と言われ、見てみると背骨のその辺りが少し黒く変色していた。
リンパ腫から、腎臓、肝臓と悪かったから、それのどれかかな。

そして、喉仏の説明を受けた。
本当だ、装束をまとった仏様が合掌してるような形。
どの動物も大きさの違いはあれど、みな同じ形をしてる、と聞いてビックリ!
これと同じ形の、おそらく少し大きい喉仏が私にもあるのか、、。
思わず喉を撫でて、喉仏を確認した。

骨は多少のひび割れはあるものの、かなりしっかり残っているそうだ。
焼いた後の骨を見ると、どんな生活だったか、どんな最後だったか、また患っていた疾患が分かる場合もあるらしい。

和尚様いわく。
「骨が全てを語っているんです」

小さいバットの細かい骨から、骨壺に入れていった。
一番上が頭になるよう、逆の順番から骨壺に納められるよう、足の指、足、、と、入れていく。

足の指の細かな骨を何粒かつまんでいたら、おや?青白く色が着いた骨がほんの少し混じってる👀
和尚様に聞くと、薬などの成分や、食べたものの添加物などが化学反応を起こしてこのような色になるとのこと。

「病気になって薬を飲んでたから」
「でも、かなり少ないですよ。
もっと全身に色がつく子もいるんです。
もっと骨が割れたり折れたり、ボロボロになる子もいます。
最後にされた辛い決断のお陰かもしれませんね。
多少のひび割れはあっても、かなりしっかり骨が残っていて、生前の生活がこれを見てるとわかりますよ。
このように亡くなってからも、動物は骨で語ってくれるものなのです」

もちろん、和尚様のように熟知し、キチンと説明してくれる方がいてこそ、だよね。
骨を目の前にして、詳しい説明、質問にも答えてくれて、なんて有難いんだろう。

もちろん、骨がしっかりが良い、ボロボロはダメ、なんてことはない。
骨髄まで使い果たすと骨がストローのようになる子もいるらしいけど、きっとそんな子は、命を使い果たすほどギリギリまで飼い主さんの側に留まった大往生な子、という見方だって出来るんじゃないかしら。


そうそう、「お骨はこのまま入れますか?分骨なさいますか?」と聞かれたので、尻尾の先の小さな骨をペンダントに入れてもらった。
これで、いつでも一緒だ、嬉しい。
あとは爪とキバを一つずつ、毛を入れたケースにおさめた。

分骨すると、あの世で欠けた部分ができて不自由をする、というのは間違いらしい。
この世の姿は仮の姿、亡くなった時から魂は完全な姿で別な場所にいる。
骨を分けても何の支障もない。

骨壺に尻尾の骨を入れようとしたら、和尚様が「おや?、、お尻から尻尾の途中にかけて鬱血した後がありますね?何か疾患があったのかな?」と言って、あっ!となった。
「最後に酷い便秘になって、3回も摘便してもらったんです、、そのせいかも、、」
やっぱり摘便は身体に負担だったんだね、、ほんとだ腰骨や尻尾の骨をひっくり返すと、内側が所々、黒く変色してる。。

頭以外の骨を全て骨壺に入れ終わると、頭と顎、喉仏の骨は和尚様が形も位置も正面を向くように丁寧に入れてくれた。

骨壺のカバーを選び、セットしてもらって、これで全てが終わり。
桜模様のピンクのカバーにした。
茶子らしくて可愛い。

お会計をして、また少しだけ雑談をし、丁重にお礼を言って、お寺を後にする。
玄関の外までは見送られなくてホッとした。
骨壺を助手席に乗せたり、ナビをセットしたり、すぐ出発できないから。

まだ冬なのに、春のように暖かい。
日差しも明るく柔らかで、豪雪地帯とは思えない。
出発前に、高台にあるお寺から街並みを見下ろし、春のような空気を味わった。
胸いっぱいに吸い込むと、心が軽くなるような美味しくて優しい空気だった。


助手席に茶子さん鎮座。
これから2人で宿に行くよ。



・真冬の新潟なのに雪が全くなく運転が楽だった。
・晴れて暖かく気持ちの良いお天気。
・あと半日遅れていたら、和尚様は東京に3日間も出張で不在だった。

和尚様いわく
「茶子ちゃんが導いてくれたのかもしれませんね」

親しい方に話したら
「茶子パワーだよ。
お天気も、穏やかな顔してたから春みたいな陽気になったんだよ」

本当に、そうかもしれない。
私もそう思う。

様々な偶然とタイミングで、ペット霊園ソウルメイトさんへ来れた。
この方しかいない!と、ずっと思ってた和尚様に茶子のためだけにお経をあげてもらえた。
丁寧な火葬、納骨の説明、たくさんのお話し、、全てが、偶然?いや茶子パワーの必然だったのかもしれない。
茶子に必要だった、、というよりも「私に必要だった」からこそ、茶子が私を和尚様の元へ導いてくれたのかもしれない。

ありがとう、茶子。
大好きだよ、ずっとずっと大好き。
可愛くて、愛嬌があって、マイペースな甘えん坊さん。
姿は無くなっても、ずーっと「私の茶子」だよ。
魂は繋がってると信じてる。



さて、出発の準備が整ったので、春うららのなか茶子を連れてイザ!少しお高めの宿へ!

涙はまだ出る。
いないのが悲しい。
撫でたい、触りたい。
でも、今は、すこぶる悲しんでいい時。
無理に涙を引っ込めたり、頑張ったりしなくていい。
思いっきり思い出に浸って、心を痛めてたくさん泣こう。
きりがなくても、泣ける限り泣きまくってやる。

命のお別れより。
肉体のお別れ。
それが、こんなにも辛いことを知った。
父や弟の時は、ここまで感じなかった。

本当に想定外で、生きてると色んな経験をするものだな、と。


読んで下さって、ありがとうございました。

次は、少しお高めの宿に茶子と泊まったよ、を、お送りいたします。


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仕事をお休みしてイザ!隣隣県へ!

2020年02月21日 17時32分00秒 | 茶子のこと
2/20→2/21
※最後に茶子の遺体写真出てきます。
苦手な方は見ないでね。


仕事は終わらず。
9:00から、定時の18:00になり、夜になり、夜中になり、やっと(というか無理矢理)目処を立てて帰ったのが夜中の2:00だった。。。

疲れはない。
これから茶子ちゃんと、隣隣県へドライブだから!!

家に帰って、身支度、泊まりの準備をして、茶子の支度もして車に乗せてレッツゴー!!

家に猫がいます。
今後もずっといるから貼りっぱにするんだ🎵



サービスエリアって明け方でも開いてるんだね👀



お腹減って食べた豚骨ラーメン。
麺がニチャニチャしてて美味しくなかった〜(T . T)残念💦スープは美味しかった。
フードコート誰もいない。



助手席の茶子を撫でたり、ずーっと話しかけながら5時間運転してペット霊園へ。
新潟県に「動物にお経を上げるために出家したお坊様」が開いてる霊園・お寺があるのでふ。
(もちろん人間のお坊様でもあります)

そのような方がいるというのを知って、何としてもこの方にお経を上げて頂きたい!と、介護が始まったかなり初期の頃から切望していたのですよ〜

ペット霊園ソウルメイト


行きの前半、福島県くらいまでは寝てない為か、かなりハイテンション。
ご機嫌で茶子さんに、ずーっと話しかけて喉が痛くなるくらい。

行きの後半、新潟県に入ってからは、白々と夜も明けてきて、テンションも戻り、ひたすら左手で茶子を撫でながら2時間大号泣。

なにが悲しいって、この毛やお肉とお別れしなきゃならないのが、もう。。
火葬したら、私が生きてる時に撫でることも触ることも出来なくなっちゃう。

茶子の死より、身体とのお別れが私を打ちのめして、小学生の子供のように、うえーん、うえーん、と、運転しながら声上げて泣いて、とめどなく流れる涙。

あたしのなのに!
この毛皮も!
このお肉も!
まんまるい可愛いおめめも、ちいちゃな可愛いお鼻も、ぷくぷくの髭袋も、大きくてピンと立ったお耳も、ふわふわの胸の毛も、硬いけどキューティクルきらきらの背中の毛も、可愛いお手ても、しましまの手足や体の毛けも、感情表現豊かなよく動く尻尾も、にゃーんと鳴く声も、たくさん撫で撫でしたダルダルのお腹も、、、

全部!全部!
あたしのなのに!!

でも、霊園に着いたらお別れしなきゃならない。
二度とフワフワの毛を撫でられない。
お腹をつまんでお腹撫で撫で出来ない。

あたしのなのに、、あたしの茶子ちゃんなのに、、なんでよ〜、やだよ〜、やだやだ〜、うえ〜ん

焼かれちゃう。
無くなっちゃう。
あたしのなのに、あたしの茶子なのに。


涙が止まらんね。
火葬が、こんなに心を痛めつけるとは想定外だった。。

死後硬直して固いけど。
保冷剤で冷たいけど。
毛は相変わらずフワフワで、撫でると私を癒してくれる。

それが、もう、切なくて切なくて。。
無くなっちゃうのが、嫌で嫌で。

死んじゃう前「どんな姿でも生きててほしいとは思わない」と前に書いたけど、今は「どんな姿でもいいから、この世に存在してて欲しい」と強く思う自分に驚いた。
死んでる今の状態でもいい、この世から無くなって欲しくない、と。

なんだろね。
自分の愛したペットを剥製にする人の気持ちが、ほんの少しだけわかる気がした。
いや、やらないし、それは茶子や私にとって良くないのは分かってて書いてるんだけどね。
でも、ちょっとだけ、ほんのちょっとだけ、気持ち分かるなぁ、って。

こんな状態で「その時」が来たら、わたしは大丈夫なんだろうか?
途端に不安になった。
昨日は、たくさん泣いたけど、ここまで酷くなかった。
これからどんな心労が私を襲うのか。
不安というか恐怖に近い感覚に襲われて、怖気ずく自分に心底驚いた。

耐えられるのか??
でも、行かなきゃならない。
泣きながら運転して、ドラッグストアで茶子が好きだったウェットフードを買って、お花屋さんでオレンジとピンクのお花も買った。

ゴージャス茶子ちゃん。
よくお似合いで、すごく可愛いよ。



毛はフワフワだし、寝てるみたいだし。
このままでいいから、私の側にいてくれないかなぁ。



長くなったので分けます。

次は、いよいよ火葬と葬儀。
結論から言うと、、、。
とても良かった。
来て良かった。
なので安心して読んでね。

ほとんど寝てないから眠い。
今夜は、少し贅沢な宿をとって茶子と2人で泊まるのです。
まずは仮眠とって、お風呂に入って、ご飯を食べながら投稿しようかな。

次の更新は、20:00以降になるかと思います。


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茶子ちゃんの待つ我が家に帰りたい、、

2020年02月20日 23時08分00秒 | 茶子のこと

残業ナウ。

明日休みをもらったから、業務に支障がないようにと、出勤して仕事してた。
けど、客先からのデータがダメダメで、やり直し多発!
自分でやったことじゃない尻拭い。。
 
かーえりたーい🎵
かーえりたーい🎵
可愛い茶子ちゃんが待っている🎵
かーえりたーい🎵
かーえりたーい🎵
茶子ちゃんが一人で待っている🎵
 
 
頭の中をエンドレスループ。
 
 
早く帰りたいよ〜(T . T)
茶子に会いたいよ〜(T . T)
小学生みたいに、うえーん、て、泣きたくなるほど、帰りたいよ。。
 
 
 
今日はね。
色んな方に、お悔やみもらいました。
ありがとうございます。
 
会社の人にもチラッと話した。
2人だけにね。
1人は昨年、よく一緒に現場を回った男子。
1人は、飼い猫ちゃんを腎不全で亡くしたことのある女子。
 
男子は。
「そうでしたかぁ、、淋しいっすね」
と、一通り話を聞いてくれて、
「海にでも行ったらいいんです(笑)」
「ええっ(笑)海で波の音聞きながら黄昏れる?( ̄▽ ̄)」
「いーじゃないですか、いーんです!そうしましょう!」
「あはは、いいかもしれないですね」
「そうですよ!」
「ふふっ、ありがとう」
「うーん、でも、そっかぁ、、残念でしたね」
「うん、18年以上だからね、淋しいね」
 
女子は、経験者だけあって、もっと病状の具体的なことまで話したり、気遣ってくれりした。
 
 
メッセンジャーや、LINEでも。
温かい言葉がたくさんで。
ほんと、一つ一つが大切で貴重な癒しの種だなぁと。
心が温かく癒される種をもらったから、温かく大事に育てていきたい。
心から、本当に、ありがとうございます。
 
 
優しくされると泣いちゃうね。
トイレで号泣、2回した(笑)
さすがにデスクでは泣けない。

、、あ、3回かな?
病院に電話して報告して声が詰まって、電話切ってからトイレに駆け込みブワー!

優しい言葉でブワー!

優しいメッセージでブワー!


しばらくは情緒不安定ですな。


 
残業のオヤツ、別な男子にもらった。
美味しいプリン、女子力高し!!


 
私のオヤツ、、、かりんとう(⌒-⌒; )
女子力?なにそれ美味しいのかな?(笑)


 
 
会社に来たら、コレクションの鳥の羽を入れてた、手作りの箱が壊れてた。
机の上に散らばる羽たち。
 
 
会社に入った時に作ったの。
段ボールと麻の紐で。



もー限界みたい。



長年ありがとう、ぽーい。



新しい子ちゃん。
サイズピッタリ、灯台モトクラシ。。



 
茶子からの何かのメッセージかな。
過去に囚われてないで、手放すことも大事だよ。
手放さないと、次の新しい出会いも指からすり抜けていくよ、、ってね。
 
立ち止まって、見回して。
自分の身辺を改めて確認する、良い機会なのかも。
 
 
さて、仕事がんばろ。
茶子ちゃん、待っててね!!
かーちゃん、もうひと頑張り!!

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穏やかな看取りで参考になったサイト

2020年02月20日 12時03分20秒 | 茶子のこと

最初は看取り前の「皮下点滴」はいつまですればいいの?
という疑問だったのです。
薬と強制給餌は「やめよう」とスンナリ思えたけど、水分はどうしたらいいんだろう?と。
与えた方がラクになるなら続けたいけど、逆に苦しい最後になるなら止めたい、知識ない、どうしたらいい???

◆猫の最期に点滴や水は必要なの?延命が苦しむ原因になる【正しい猫知識】
https://yuruttomirai.com/do-i-need-infusion-or-water-at-the-end-of-a-cat/

◆高齢猫(老猫)の最後のサインは見逃さないで!看取るということ
https://yuruttomirai.com/cat-36/

◆Yahoo!知恵袋(ベストアンサーが秀逸です)
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13180061643?ccode=ofv&pos=11


死を迎える時、食事も水分も自力で摂れなくなったら、体の反応に素直に摂取を止める、のが一番良いらしいね。
身体は飢えて脱水するけど、そのお陰で、
「意識がもうろうとして薄れていく」=「意識が薄いから死に際の辛さが激減する」
ということらしい。
飢えと脱水が極限に達すると、脳内モルヒネが分泌され、痛みを鎮静・緩和し、心穏やかに眠るような最後が迎えられると。

人間でも動物でも同じらしい。
飢えてやせ細るのを見るのは辛いけど、それは「こちら側」の見解だよね。
「相手の側」に立ったら、いくらやせ細ろうが穏やかな最後の方がいいに決まってる(と、私個人的には思う)



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茶子さん永眠しました

2020年02月20日 01時49分00秒 | 茶子のこと
2/19

22:00
飼い主、コタツでうたた寝、何度もカックンカックンと舟漕ぎしてた。
今日は一日、色んなことがあって精神的に大変だった、、疲れてるんだろう。
明日に備えて、早いけど寝るか。

茶子さんは意識も朦朧として、寝てる時は小さな痙攣(しゃっくりの小さいのみたいな?)を定期的に繰り返し、たまに目覚めると私を探し見つけると手招きする、を繰り返してた。
その度に、頭や身体を撫でたり、手を握ったり、話しかけたり。

昨日辺りから、息がアンモニアの匂いがしてて、顔に鼻を近づけるとオシッコの匂いがしてた。
栄養と水分を絶って飢餓と脱水で脳内モルヒネが出て穏やかに死に至るか。
尿毒症の症状(場合によっては酷い痙攣発作で苦しむ)のが先か。
ああ、神様お願い、尿毒症の発作より飢餓と脱水での死が先に来ますように。
穏やかに最後を迎えさせてあげて下さい。
切実な願いだ。
これだけ頑張った茶子さん、最後はどうか穏やかに。。




今夜は一緒に寝ようか。

猫ベッドごと布団に移動して、ベッドに添い寝するように横になる。
床擦れしないようにと、2時間後にタイマー設定。
動けないから定期的に向きを変えてやると、ホッとしたように眠りが深くなるようだから。

あっという間に就寝。



23:50
ヒャック!

ヒャック!!


ん??
なんだ?いまの?


ヒャック!

ヒャック!!


しゃっくりのような。。。

目を覚ますと、茶子から発せられている音だった。
撫でようと手をかけそうになって、尿毒症の痙攣?だったら触っちゃいけない、と引っ込めて様子を見る。

時間を計ると、、、違う、、、呼吸が止まりかけてるんだ。


ヒャック!
5秒おき

ヒャック!
9秒おき

ヒャック!
26秒おき

1分


徐々に間隔が長くなって、呼吸が止まった。
茶子さん最後は正に眠るように息を引き取りました。


23:58 
茶子 18歳8ヶ月 永眠



苦しんだ様子もなく、恐らく尿毒症の酷い痙攣もなかったんじゃないかな。
顔がとても穏やかだったから。
暴れた形跡もない。

よかった、、、。
苦しまなくて、本当によかった、、。
そして、死に目に逢えて、よかった。
見届けられた。

呼吸1分止まって、ああ、旅立った。
とは思ったけど、下手に触ってまた蘇生して苦しみが続いたら、、と思うと、ここまで頑張ったのに報われなくて、そんなのあまりに可哀想で、、念のため更に2分ほど息を殺して見ていた。

呼吸が戻ることはなかった。
死んで欲しくなんかない、でも、今はキチンと呼吸が止まってくれたことに心底ホッとする自分がいた。

そっと触れて、撫でて。
まだ温かい。
顔にキスして。

「お疲れさま、茶子、、大変だったね、ゆっくり休んでね」

と、声をかけて労った。


長くて壮絶で、怒涛のような闘病・看病・看護がおわった、、。
とはいっても、エンジェルケアをしなくてはならない。
死後硬直が始まる前に。

・目を閉じる
・身体を拭いてキレイにする
・ブラッシング
・ベッドに寝かせて手足を整える
・保冷剤をお腹付近に置く


力が抜けてクタッとした茶子さん。
尿毒症の子の特徴なのか、最後は寝てても両目が開いてたから、今もそのまま開きっぱなし。
上下のまぶたをくっつけるようにして、両目ともおさえる。
1分ほどそうしてると上手く閉じてくれた。

寝てるみたいだ。


口元から胸元まで、ヨダレと水で濡れてガビガビだったから、洗い流さないシャンプーで丁寧に拭いて、ドライヤーでブラッシングしながら乾かすと、元のフワフワの毛に戻った。
特に胸元の毛は、柔らかく盛り上がって、ほんと健康体の頃のように触り心地が良くなった。

お尻の摘便した際のワセリンは、油(オリーブオイルとか)で乳化すれば落ちるんだけど、その後、石鹸で洗ったりしなくてはならないので、こちらも洗い流さないシャンプーでワシワシ拭いてヨシとした。

合間に、何度も撫でてキスして。
でも、なんでだろ、涙がそれほど出ない。。
やり切ったから?
実感が湧かないだけ?


使わなかった猫トイレ、大きさが丁度良いから、棺の代わりにと思ってたけど、寝かせてみたらピッタリだった。

お腹撫で撫での時に使ってた、赤ちゃん用ブランケットを敷いて、ペットシーツも敷いて(死後、鼻やお尻から体液が出ちゃう子もいるらしいから念のため、、ちなみに茶子は何も出なかった)、茶子を寝かせて、手足やシッポを整えて、お腹の内臓のあたりに水滴を吸うようペットシーツで包んだ保冷剤を置いた。

これでエンジェルケア終了。
後は荼毘に伏すだけ。
場所もやり方も、既に決めている。


ふぅ、、、。
終わった、、、。


茶子、、、お疲れ。
あたしも、、、お疲れ。

なんか気が抜けちゃったね。


辛い身体を脱いで、いま茶子は自由になってるのかと思うと、私は嬉しいよ。
ガリガリで、歩けなくなって、色んな病気が次々現れて、身体ほんとに、しんどかっただろうから。

今は痛くないね。
歩けるね。
走れるね。
少ししたら、虹の橋のたもとに行くから、美味しいお水に、美味しいご飯もあるから、何日振りかな、ご飯がっつり沢山食べるんだよ。
そして、他の動物たちと楽しく走り回って遊んでね。

んで、ついでに。
もしそこで、あたしのお父さんや、弟に会ったら、ちょっと挨拶してあげて。
どっちも動物好きだし、茶子は可愛いから、気に入られると思うよ。

みんなで待ってて。
あたしも必ずそこに行くから。
私も生き物、いつか死ぬ。
そしたらさ、また会おうよ。
かくれんぼして遊んだり、お腹撫で撫でしたり、、、。
すごく楽しみにしてるよ。



私を無条件で愛してくれる存在が、また一つ、この世からいなくなってしまった。

一人は父。
私が何をしても変わらぬ愛で包む人。
一人は茶子。
私がどんなでも愛してくれた。

そう世の中にいない存在。
無条件で私を愛してくれる人、存在。
みんなあの世へ行っちゃった。
淋しいけど、でも逆に言うと自分が死ぬのが怖くなくなるね。
だって、大事なあの人たちに会えるんだもの。


明日も仕事。
どうしても外せない仕事。
もう寝なくては。

また思うとこがあったら書きます。

あと、最後に茶子の今の写真を載せるけど、見たくない人はここまでにして下さい。
なぜ載せるかって、、いま看取りを目前にしてる方達のため、、かな。
どうなるのか知りたくて、私もたくさん検索して、亡くなった猫ちゃんをたくさん見て心の準備が出来たから。

あとは、お世話になった方たちで、見てもいいよ、という人へ向けて。
きちんと看取りました、ありがとうございました、の気持ちを込めて。

この先です、寝てる写真と変わらない。











































やっぱり可愛い。
エンジェルケアしながら、まじまじと見て(なんて可愛いんだろう)と。

あたしの自慢の茶子ちゃんだからね。

また会おうね、茶子(*´ー`*)

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