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余命1・2ヶ月は確定

2020年01月12日 00時11分00秒 | 茶子のこと

1/11夜

動物病院に茶子を迎えに来た。
今日は患者さん多めのようで、たぶん先生の手が空く一番最後に診察になると思う。
18:30の約束ではあったけど、駐車場から待合室が見えるので、空いてきたら入ろうと車の中で待機。


人が少なくなってきて、入ったのが19:00くらいだったかな?
やはり患者さん多いんだね。
呼ばれたのは19:15だった。
 
キャリーケースに入れられて診察台の上にいる茶子。
やたらニャーニャー大きな声で鳴いてる(元気?)
 
先生が茶子にシリンジでご飯をあげてる動画を見せてくれた。
カリカリは少し食べて、あとはペースト状のフードをこうしてあげると食べるし、その後、吐いたりもしていない、とのこと。
 
続いてエコーを見せてもらった。
横からの映像で、腸の位置や細さ、腫瘍の位置と大きさを見ながら説明してくれた。
何も入ってない腸管が3mmほどなのに対して、腸の途中にドドンとある腫瘍は約16mmとのこと。
腸管を圧迫して塞いでしまっているのが分かる。


先生は色々説明してくれた。
リンパというのは血液と同じで全身を巡ってて、リンパに腫瘍ができると、今この腫瘍を取っても、また次、取ってもまた次と、腫瘍の塊りがあちこちにボコボコとでてくる、と。
 
思わず口を挟んで、、
いたちごっこというか、、キリがないんですね、、そして高齢だから手術するごとに体力が衰えていくから、手術はなるべくしない方がいい、と。
先生、人間でいうところの末期癌で、緩和ケアに入った、ということなんですよね。
 
先生は、そうそう、そうですね、そう認識してもらって間違いないです。
 
分かりました、、、
と言ったところで突然目の前が赤くなって、嗚咽して泣いていました。
 
そこからはエグエグと泣きながら説明を聞き、質問し、といった感じ。
キャリーケースでは茶子がガリガリ、ニャーニャーと賑やかに騒いでる。
 
お礼を言って、明日もまた来ることになったので、またお世話になりますと言い、病院を出た。
 
家に帰り、茶子を部屋に入れてカラーを一時はずしてあげた。
お腹撫で撫でタイムです!
ソファに座ると、いつものように撫で撫で要求してきたので、ハイハイと膝に乗せ、ひっくり返して仰向けにして撫で撫で。
夜の22:00過ぎまで、撫で撫で。


 
いつもと違って気持ち良さそうにはするけど、どこか気持ち悪さもあるのか、何度も起き上がっては、また要求、撫で撫でするとまたすぐ起き上がり、また要求、、の繰り返し。
いつもと同じにしてるのに、どうしたのかな。
具合悪い?痛いところある?
右手が点滴バンドで曲がらないから、顔を洗えないから気持ち悪いのかな?
と、顔やら頭、首の後ろ、喉を撫で撫で。
お腹と並行して施術すると、うっとりして夢見るくらい眠る場合もあれば、「なんか違うわ!」と言わんばかりにすぐ起き上がる時もありで、なんだか気を遣ってとても疲れてしまった。
 
ほんと今日は朝から、考えて、頭も使って、ストレスフルで、泣いて、、何だか目と頭が熱っぽいしジンジン痛い、、とても疲れた。。
 
明日も早くに病院だ。
布団に入ると茶子も来たので、布団でいつものお腹撫で撫でをした。
ここでも居心地悪そうに、すぐ起き上がってしまう。
何度か繰り返してる内に、茶子には本当に申し訳ないんだけど疲れがマックスになってしまい、目をつぶってしばしじっとしてると、諦めたのか茶子はコタツへ歩いていった。
 
しばらくすると、ざり、、、ざり、、
パッと飛び起き、カラーを持ってコタツへ。
目が行き届かない時はカラーしないと、やっぱダメだ。
点滴のバンドをザリザリ舐める音がした。
気が付いたら食いちぎってはずして、点滴の針やチューブまで抜いてしまったら、、、明日の茶子はまたもや腕に針を刺すという地獄の苦しみを味わうことになってしまう!!
そうなった時の方が可哀想だから、点滴バンドは死守せねば!
カラー無事装着。
 
で、、やっと2人とも寝床へ。
ふへー、、参った、疲れた、眠い。
 
 
施す手はない。
腫瘍と共存できるとこまでしていくしかない、痛みや苦しみを取りつつの緩和ケアで。
 
幸い人間の腫瘍と違って、猫の腫瘍は痛みがあまりない場合が多いらしい。
人間は腫瘍の痛みを緩和するのに、大量の痛み止めを打ち死んでゆく。
 
しかし猫の場合はちょっと違う。
ようは食べられない、水分も取れない、ということで衰弱して死に至るか、茶子の場合だと腫瘍が肥大して圧迫していた腸がやぶれてショックで死に至るか。
もしくは他に転移した場所が悪くて、そちらが原因で死に至るか(これはでも、茶子の場合そこまで生きるのは難しそうだから可能性は薄い)
 
腸が破けて中身が腹腔内に出てショック死、というのがかなりアレですね。
その時の痛みや苦しみはどうなのか、対処法はあるのか、そんな爆弾を抱えて強制給餌をしてもいいのか、など、聞きたいことが出てくる。
明日、病院に行ったら先生に聞いてみよう。
他にも聞きたいことがたくさんある。
 
まずは寝よう。
食べて寝て、運動もして、私が倒れたら元も子もないのだから。

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