劉連仁(りゅう・りえんれん)のこと-4

東京で受けた一番すばらしい贈物それは妻の趙玉蘭(チャオユイラン)と息子とが生きているという知らせしかも妻は東洋風に二夫にまみえずりゅうりえんれんだけを抱きしめて生きていてくれた息子は十四。何時の日か父にあい会うことのあるようにと尋児(シュンアル)と名づけられていた尋児 尋児りゅうりえんれんは誰よりも息子に会いたかった三十三年四月(1958年4月)白山丸は一路故国に向かって進んだ …長 . . . 本文を読む
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