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日記 … Kametarou Blog
映画「リチャード・ジュエル」
今日この映画を見た。えん罪事件をテーマとした映画。1996年7月26日にアメリカ・アトランタで起こった事件がこの映画のテーマになっている。
警備員だったリチャード・ジュエルはアトランタ五輪の会場近くで爆発物を発見した。彼の通報のおかげで市民たちは避難した。しかしそれでも死者2名とたくさんの負傷者が出た。
警備員だったリチャード・ジュエルはアトランタ五輪の会場近くで爆発物を発見した。彼の通報のおかげで市民たちは避難した。しかしそれでも死者2名とたくさんの負傷者が出た。
リチャードはマスコミからこの事件の犯人ではないかと扱われる。多くの人たちから非難され警察からも疑われる。しかし最後に「オレが犯人であることを示す証拠を示せ」と強行に訴えるリチャードに警察はこれを示すことができず、また真犯人が分かる。
この映画の監督は話題作を提供するクリント・イーストウッドという人。
マスコミが無実の人を犯人に追い込む今の世の怖さ、そして最後まで息子を信ずる母親の愛、などを訴えている。
見終わって、ある種の証拠がなければ嫌疑をかけることはないのではないか、そういう初歩的なこともなしに今の世にアメリカがこんな事件が問題になったのか、と妙な感想をもったのだが、ネットなどを利用して誰かが誰かを陥れるという行動をとることはあり得ると思うとき決して人ごとではない。
監督のクリント・イーストウッドはこのようなあり得る危機への警鐘としてこの映画を作ったのではないか、と感じ取った。
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