反民主で覇権国家である中国に対して

これまで世界史的には、国民(人民)を高圧的に支配し他国への支配・侵略を企図する国家は長続きしてこなかった。20世紀でいえば、帝政ロシア、ナチドイツ、軍国主義国家の日本、ファシズムイタリア、などいい例であろう。

最近の中国共産党が支配する中国は、世界史上まさに世界の中心を自負する「中国」「中華」思想丸出しの動きを示しているのではないだろうか。
日本との関係でいえば尖閣列島はオレの領土だ、これを貫くためには武力行使も辞さないという意図丸出しの行動をしている。日本政府はこれに対して明確に世界に向かって中国の政策を告発しこれに抗議する政策は不十分ではないか。

これまで国内的には反民主、国際的には他国領土を侵略しようとした国家は、繰り返しだが長続きしなかった。これらの国々が他国を侵略する戦争政策を強行したためにいわば墓穴を掘ったという側面が強かったのではないだろうか。

中国が明確に他国の領土を奪うために戦争政策を明確にとるということはないだろう。じわじわと既成事実をつみあげながら(それには武器使用をはっきりと示しながらがはいる)やってくるだろうから、日本はどういう対抗手段をとらなければならないか、政権担当者なら当然のことだろう、まさに国際的に断固たる姿勢を示すことだ。今の日本政府はどうなんだろう。

今の状況の延長上でいえば、遅かれ早かれ中国は尖閣を自国領土ということで、占拠する動きをするのではないか、「自国領地をどうしようと文句あるか」という趣旨のことを国際的に強弁するだろう。そういう既成事実ができたとき日本政府はどういう対抗手段があるのか。問題は今だ、今の段階で明確な態度を断固として訴えていかなければならないと、私は思うのだがどうだろうか。

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