最低の投票率と結果

 昨日の総選挙の投票率(小選挙区)は、59.32%であり、戦後最低だった1996年の59.65%を下回ったとのこと。
 政権選択選挙として関心を集めて民主党が大勝した前回09年は69.28%で、今回は10ポイント近く下落して、03年以来の60%割れとなったという。
 
 前回、民主党に期待して投票した人たちが、今回は棄権したといえるのではないだろうか。結局は、あの選挙で勝利した民主党はこの3年間どういうことで有権者の期待に応えたのか、ただ「落胆」した現れだったのではないか。
 
 朝日新聞は、この3回の総選挙はすべて「政権党」にノーを突きつけた結果を表していると評していた。前回の少数党を勝たせたというより、今の多数党を拒否したに過ぎないのか。有権者の積極的な姿勢としてこの党を不信任したということ意見も間違いではないのだろう。

 これでは日本国民の政治的な成長が現れているということは必ずしも言えないのか。それとも有権者が、いろいろな党へのテストをしていると言えるのかも知れない。さまざまな試行錯誤を繰り返しながら日本の民主主義が成長していくと考えたいのだが、どうだろか。

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