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日記 … Kametarou Blog
少子化対策
少子化担当大臣の名称の(国務)大臣は2007年の第一次安部内閣の時が初代だった。これ以来、今の有村さんで15人誕生している。
今の有村治子大臣は神社関係の出のようだ。だからかも知れないが、夫婦別姓や人工中絶に反対。
そして「日本はいつから、『子供ができた・できない、作った・作らない、堕す・堕さない』などの言葉を使う国になってしまったのか。
その頃から、子が親を殺し、親が子を殺す世相になってしまったのではないか。
これからは、『神様から、仏様から、天から、ご先祖から、子供が授かった』という言葉を使いたい」と言っているらしい。
そもそもこの大臣ポストは何をするのか、は誰でも分かる。
近年少子化がすすんでいる、これが続くと日本の人口減がどんどん進む、だから少子化を脱却して人口増加の方向に国全体で舵をきる、そのための手立てを考え政策化することだろう。
ところがこれを進める直接の担当者である少子化担当大臣はこれまで何を提起してきたのか、少し調べたがさっぱり分からない。
たしかに平成15年(2003)「少子化社会対策基本法」が制定された。
この法律はなかなか面白い。興味のある方はネットで調べるといい。
いろいろ心構えを説いている。しかし子どもがたくさん増えるようにするための政策はそんなに難しいことではないだろう。たとえば
子どもを一人産むと、「奨励金」を、たとえば毎月20万円程度を20歳になるまで親に支給する、といった政治を進めればいいのではないか。
前記の法律にある
1.若者の自立とたくましい子供の育ち
2.仕事と家庭の両立支援と働き方の見直し
3.生命の大切さ、家庭の役割等についての理解 以下略
などを具体化するための政策はやはり経済的な問題ではないだろうか。一番大変なことは子どもを産む経済事情が弱いということだ。それを抜きにして心構えを説いても何の役にも立たないのではないか。
有村大臣のように言葉遣いを変えてもほとんど意味がないと思う。
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