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日記 … Kametarou Blog
札幌市のFS支援策について
札幌市は、第3次まちづくり計画案を10月に発表し、いわゆるパブリックコメントを求めた。この中の主として同案の不登校とFS支援策について私たちはいくつかの点で意見と要望を述べたのだが、これについて今日札幌市のこども未来局と市教委の両者から共同する形の「回答」があった。これについての概要を記しておこう。
大筋において、今後とも関係する人たちと意見を交換して具体化を図りたい、という基本線をもって、
(1)「学びの環境づくり」について、財政支援をとおして保護者の負担軽減につながるようにしたい。市長への来年度概算要求額は1,600万円(査定の結果減額もあり得る)とするが、FSサポートの子どもを100人とした場合1人当たり16万円になる。NPO法人立のFSを対象とすることになる。
(2)「心のサポーター配置モデル事業」は、「教職経験者の他、子育ての経験のある方、福祉や相談業務に携わっていた方など、不登校の子どもにしっかりと寄り添い、学校と協力しながら関係機関とも連燐を進めることができる地域人材等を任用していきたい」。FS関係者を排除するものではないが、今すぐということにはならない。
(3)「教育支援センター設置」について。このセンターというのは端的にいえば「適応指導教室」といってよい。「センター」としてFSに業務委託することは将来的にはあり得る。
FS支援の制度をつくることは今年度末までには行いたい。主として未来局がこの責を果たす。
これらについて私たちも早急に今後の活動のきめ細かな対応を進めていくことにしている。
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