新撰組と維新の会

江戸時代末期、日本の政治戦場にいたのは、江戸幕府派(佐幕派)と勤王倒幕派だった。そして数年間の闘いの結果、いうまでもなく後者が勝って明治維新が実現した。

この佐幕派として後世よく言われるのは近藤勇がこのトップだった新撰組だった。このグループもその構成員はかなりいいかげんな人が多かったようだが、幕藩体制の用心棒だった。歴史激動の中で潰え去って行った。

今の「れいわ新選組」は、自公体制を打破することを政策の基本においている。政治位置からすれば昔の新撰組とは正反対だ。選と撰のちがいは重要な意味なのだろう。

今「維新の会」は自公の補強勢力。明治期の勤王倒幕派とは正反対。何を新しくしたいのかよく分からない。こちらも政治の方向からは正反対といえるだろう。

明治維新の歴史書を読んでいて新撰組と維新運動について気になったメモ。

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