来し方、行く末に思いを続けて…
日記 … Kametarou Blog
成人の日と「20周年」
全国の新成人は約121万人。前年比で約1万人減。北海道は4万9千人で約2千人減。だから北海道の減少が際立っている。このままいくと…などは言うまい。暗くなるばかりだ。
成人は20歳になること。私が成人式を迎えたのは、1958年だったか。札幌の大学に在学していたから札幌での成人式に参加したのはもちろんだったが、まだ和寒に実家があったから、お正月休みに和寒でも成人式をしてもらった記憶がある。2回も成人をお祝いしてもらった。今から思えばはるか半世紀以上前のことだった。
20年間というのはことさら思いが募る。私たちが切り開いてきたフリースクールも昨年11月創立20周年を迎えている。だから20歳になったのだ。いわば「大人」として自他共に認知される立場を確保してことになる。
成人したということは、もちろん一人前の仕事と責任を負うことだが、さらに自分と人生と社会の進歩にも責任を負うことだ。「責任を負う」とは、プラスになると正当に評価されるような存在になることだろう。プラスの中身はまちまちだろうが、いてもいなくとも、あってもなくともどうでもいいような存在であり続けることは責任を果たしていることには成らない。未成人はまだ発展途上であるから、客観的に未評価であってもいいかも知れない。
フリースクールにしても、20年間のキャリアを踏まえてこの存在と役割は社会的に不可欠であることを実証していくこと、これは人間の場合と同じことだ。
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